名画の隠し絵

美術館にある名画には隠し絵がある。それは巨大な蛇の形をしており、人間を喰う姿が絵になっている。

ルーベンス 人間狩り

人間は狩りの獲物にすぎない。狩られて神への生贄の祭壇上に置かれ、喰われる。

狩りをするのは神話の神々、あるいは普通の巨人。

ここに槍や弓で巨人に狩られる人間たちを描いた絵がある。

ピーテル・パウルルーベンス 「カリュドーンの猪」 1611~12年頃 ザ・ジェイポールゲッティ美術館(ロサンジェルス

神々が寄ってたかって大猪を狩っている図に見えるが実はそうではない。

良く見ると大猪の身体は小さな人間で組み立てられている。狩りをしている神々が身に纏っているのは、既に狩られた人間たち。肩に担いで、腰に巻いて、また別の人間を狩っている。まるで日本の戦国時代、打ち取った敵の首を腰にぶら下げて戦う武者のようだ。

太古の時代、こんな光景が至る所で見られたのだろうか。そして今でもこれほど開けっぴろげではなく、秘密裏に狩りが行われているに違いない。何故なら「神」が摂取させるために有機生物を集めなければならないからである。

ラファエロ・サンティ 「火に向かって恐れずに進む女神とライオン」 1510~20年 メトロポリタン美術館

勇敢な女神がライオンを連れて火に向かって進んでいる・・・・何事も恐れずに勇気をもって突き進むことが大事・・・・と言っているのか。

ライオンを良く見ると、前後を逆にした人間ではないか。その尻の上に別の小さな人間が二人ほど乗っているように見える。また女神の身体にも人間が数体まとわりついている。

背後に(画面いっぱいに)巨大な蛇神の頭が見られるので、人間たちはこの「神」への貢物なのだろう。女神はどこかで人間を狩り、紐で引き連れ、あるいは身に纏っている。

一山一寧賛 「松下達磨図」 14世紀 東京国立博物館 重要文化財

石の上に座って修行をする達磨太子。身に纏った布は全て小さな人間だろう。

石の上に三年間じっと座っていたと言うのは本当だろうか。そうではなく膝の前に横たわった人間、その他衣の皺で表された小さな人間たちをどこかで狩って来たのに違いない。

座る石は生贄の祭壇である。背後にいる「神」に捧げるために今はじっと待っている図。

ピエール・オーギュスト・ルノワール 「Seated Bather(座る水浴者)」 1883~84年 ハーバード美術館(アメリカ・ケンブリッジ)

女性が、変に皺の多い布を身に纏って岩の上に座っている。この布の作る皺が怪しい。

ここにも背後の「神」に捧げる人間たちが数人いる。何処で狩って来たのだろうか。

ポール・セザンヌ 「水浴する人々」 1890年頃 グラン・パレ (パリ)

水浴する男たち?・・・・ではない。

中央の男の持つタオルの形がおかしい。どう見ても逆さ吊りにした人間だろう。

右のパンツを履いた男の右手の下に別の男がいる。この男はパンツの男に掴まれているらしい。捕まれた男、中央の逆さづ吊りの人間、どちらも頭部が変だ。無いのかもしれない。右の掴まれた男の頭部はそれっぽいのが描かれているがどこかおかしい。

絵の下部、地面に人間の頭部が転がっているが、この二人の頭部ではないのか。

直立する二人の男はいずれも左手を上に上げている。上空の「神」に手に持った人肉を捧げようと言う合図ではないか。肉の少ない頭部を切って喰いやすくして・・・・。

この絵での捧げものとしての人間は、捧げる人間と同じ大きさで、つまり仲間をも犠牲にすると言う事らしい。爬虫類遺伝子を多く持っている巨人たちは仲間の命も大事にしない。血も涙もない冷血な生物らしい。爬虫類は共食いもすると聞く。