名画の隠し絵

美術館にある名画には隠し絵がある。それは巨大な蛇の形をしており、人間を喰う姿が絵になっている。

ダヴィッド 「サン・ヴェルナール峠を越えるボナパルト」 悪魔に背中を押された英雄

この絵では隠し絵を見つけ難かった。

幅2730センチ×縦2710cmと、大きな作品であり、隠し絵が丁寧に隠されているように思えた。

 

ジャック・ルイ・ダヴィッド 「サン・ヴェルナール峠を越えるボナパルト」 19世紀 ヴェルサイユ宮殿 

ナポレオン・ボナパルトは、イギリス海軍にトラファルガーにおいて大敗を喫したが、陸軍は連戦連勝で、アルプス越えでイタリアにいる敵オーストリア軍に奇襲をかけて勝っていたりする。軍事的天才でフランスの英雄。後に皇帝にまでなっている。

同じテーマの絵が5枚ほど描かれている。

ナポレオンは小男だったと言われているが、英雄として描かれたこの肖像では実物よりかなり大きく描かれている。サラブレッドに乗った競馬の騎手の写真を並べてみたがどうだろう。実際のナポレオンはこんなに足が長くなく、馬の胴も絞められなかったのではないか。彼は馬を嫌い、普段は騾馬に乗っていたとも聞いている。

右は同じ作者の別のナポレオンの肖像画。比較になる物が近くに無いが、それとなく小男で足も短いのがよく分かる。

随分美化された顔。それは仕方ないが、この口がおかしい。真一文字に引き締められた凛々しい口元を拡大してみると、口から赤い物が出ているようだ。

例によって彼も人間を食い物にする巨人族の一人なのか。

馬の乗り方は良く知らないが、手綱がこんなに緩んでいて良いのだろうか。それにナポレオンは左手で手綱を絞ってないのにどうやって自身の姿勢を保っているのだろうか。たてがみを鷲掴みしている? または追い風に煽られてうまく姿勢を保っている?

背後の雲の中に巨大な爬虫類の頭が見える。同じくらいの大きさのそれがほぼ二重に重なっている。ナポレオンが肩に掛けた赤いマントは人間であり、ナポレオンが乗る馬自体も別の人間の身体で組み立てられている。それらがすべて空の「神」(爬虫類型生命体)に捧げられた生贄である。見れば峠の地面にも人間が敷き詰められている。やはりここも生贄の祭壇なのだろう。

全体図。右上の雲の中に何か別の物が見え出した。

右上に見えるのは恐らくUFO。「神」の乗り物らしく、その一機から大蛇が飛び出して人型の物を口に入れているようだ。

ナポレオンはこんなUFOに乗った「神」に押されてアルプス越えその他の行動をし、連戦連勝をしたに違いない。「神」への感謝の表現として人間の生肉を身に纏って捧げている。「神」は「悪魔」と違わない。「悪魔」との契約をして「英雄」になったと言う事である。