名画の中の人喰い蛇

美術館にある名画には蛇の隠し絵がある。その蛇は人間を喰っている。

ミケランジェロ 「大洪水」 神による人口削減策の一つ

 

この絵は「ノアの箱舟(方舟)」を描いた物だとばかり思っていた。システィーナ礼拝堂天井画の「ノアの燔祭」と「ノアの泥酔」の間にあるから誰しもがそう思うのではないか。しかし画題は「大洪水」である。箱舟は描かれていない。

ノアの箱舟に乗れなかった人々が描かれている。「原罪と楽園追放」の時と同じように、一画面の中に時間の異なる出来事が同時に描かれている。

①画面中央上、洪水の為ほとんど沈んだ建物の天辺で取り残された人々が争って逃げようとしている。右端のひとは斧のような物を振りかざして、殺し合いをしているのだろうか。

②画面中央、小さな丸い船の乗ろうとこれも争っている。船はもう沈みかけている。

③画面向かって右、岩山の頂上だろうか木と布でテントを作って避難した人々。他人を抱き上げて運び込む人がいて、それを迎える男女もいる。テントの奥は暗く、将来の無い事を物語っているかのようだ。

④画面中央下、わずかに残った陸地に登ってくる人々。子供やら家財道具やら友人やらを運び込んでいる。

⑤画面左下、人物が一番大きく描かれた部分。乾いた陸地にはまだ木が残されている。そこにやっとの思いでたどり着いた老若男女のほっとした様子が描かれている。ただ、着の身着のまま逃げて来ただけなので希望は無い。

ここにいる人々は「ノアの箱舟」に乗れなかった人々=神によって滅ぼされる人々らしい。

一見して中央上の木製の箱型建物が「箱舟」の上部と勘違いしてしまうが、そうでは無い。ノアの家族が中心になって描かれた絵では無いし、「箱舟」からひとつがいずつ選ばれた動物たちが降りて来る様子も無い。建物の上部に白い鳩のような物やカラスのような物がぼんやり見えるようでもあるが「箱舟」では無い。

この絵の左右にはこんな三角枠の絵がある。

そこだけ拡大して並べてみるとこうである。どちらの絵も人間の子供を何処からかさらって来て食べている図にも見えるが、暗い雰囲気の物で、病気の子供を看取る父母の様子にも見える。

世紀末には、異常気象による洪水や戦争・病気による災害が重ねて起こると言うがそれを思ってしまう。

命からがら逃げ延びた人々。子供たちは笑っているが大人たちは真剣である。神に選ばれずに滅びるべき事を知っているのか。左端のロバに似た生き物も虚ろな目をしている。

残されたわずかな陸地に這い上る人々。

逃げ延びた人々も結局は上から迫る巨大な蛇神に喰われる運命にある。

岩山の傍らで他人を助けると言う善行をしても、友を助けても結局は巨大蛇の餌となる。

沈みかけた小舟で争っても、狭くなった建物の頂上で殺し合っても救われない。神によって滅ぼされるのだ。

巨大蛇神が見えて来にくい絵だった。手前の陸地に生贄の人体が転がっているようだがよく見えない。一部剝落しているし、修復が正しくないせいかもしれない。

画面のあちこちに不可思議な、現在には存在してない様な異形の生物がいるように思える。「大洪水」で選別され、生き残れなかった生物がここにはいるのではないか。

「洪水」は「ノアの洪水」だけではない。何回もあったはずである。その度に異形の生物(実験的に創られた、エジプト壁画に有るようなワニ人間やイヌ人間等)が滅んで来たのではないか。

あちこちに布に包まれた物が見える。白い布・青い布に包まれているのは生贄の小さい人間かもしれない。神の怒りをこれで鎮めようとしたのかもしれない。

神は人間を増やすようにいつも命じている。しかし増えすぎて制御できないくらいになると「人口の削減」を試みるようだ。方法はこんな「大洪水」等の天災の他に、病気・戦争がある。今現在は「人口削減」期に入っているのかもしれない。

この絵では災害にあって他人を殺す人も他人を助ける人も、区別なく滅ぼしている。彼らから見れば人間など所詮そんなちっぽけな、価値の無い存在なのだ。

ミケランジェロ 「アダムの創造」 人間の脳を支配し思う通りに喰われるようにコントロール

「アダムの創造」 この絵を知らない人はいないだろう。キリスト教において神が地球上に「人」を創った瞬間を描いた物としてあまりにも有名である。

しかし神の手で創られたアダムに何故へそがあるのか、神を覆う布状の物の形が何故人の「脳」の断面図にそっくりなのか、とかくに議論がなされる点が多い。研究者は色々な解釈を試みているが、僕は僕なりに解釈をしてみた。もちろん結論は「神」は食糧として人間を創ったと言う物である。

「大地と水の分離」・「エヴァの創造」の間に描かれている。周りにはたくましい肉体の青年像が4体ある。

この絵の左右には、三角形の枠の中に不思議な絵が描かれている。三角形の頂点に描かれたヤギの骸骨や赤っぽい人物も悪魔っぽくて不気味だが、三角形の中も相当不気味である。

アダムの側に描かれたこの婦人と幼児の絵。幼児の顔に生気が無く、婦人が幼児の後頭部に口を当てて、まるで齧り付いている様ではないか。婦人の後ろの灰色の男の顔も薄気味悪い。

イラスト化しながらより細かく見てみると、こんなになった。幼児の身体、婦人の下半身は全て他の人間の身体が積み重なった物である。大小さまざまある。地面は血のように赤くなっている。人間を喰う光景だろう。

神の側の三角枠の中には、こんな絵がある。女が尻の下に敷いているのは何だ。切断された片足を包帯で包んであるのか、子供の遺体を白布で包んであるのか。

背後の灰色の群像も気持ち悪い。

良く見るとこの女、口元を隠しながら小さな人間を喰っていないか。背後にいる幼児の手先を喰っているのか。自分の左手は切断されて下に落ちている。

女の後ろから、覗き込むようにして顔を寄せている灰色の男が気持ち悪い。

女の右足は切断され、白い布に包まれて転がっている。右足があるべき所には別の人間の身体がそれらしく形作っている。左足も長すぎるので恐らく切断されている。

「アダムの創造」に戻って、アダムの顔。長年見て来て違和感を感じた事が無かったが、今回詳しく見ると下唇がおかしい事に気付いた。下唇だけ分離している。何か肉片を咥えているようにも見える。そして唇の右端から血が流れ出ているように見える。口の周りも血だらけである。血は肩まで滴っている。

右手の下に赤い何かがある。小さな人間を握っているようにも見えるが、単に血だまりがあるようにも見える。この右手、上腕と下碗で色がまるで違う。肘の所で切れていて、そこから出た血が見えるのではないか。

アダムのへそ。宇宙から来た「神」は地球の元々いた猿のような物のメスと交配し、自分たちの食糧としたと考える。有機生命体は有機物を摂取して生命を維持してゆく以外に無い。自分の血肉を分け与えてそれを食い物にするのも考え方としてはあり得る。

肘だけでなく、足の付け根も切断線が見える。

このアダムは手・足・首がバラバラであり、それをただくっつけてあるだけの肉の塊にすぎない。豚をさばいてまた仮にそれらをくっつけて見せたような違和感がある。普通このたくましい筋肉に見惚れて、神を見つめる真摯な眼差しに同調して、それに気付かない。

背後の岩山の中にも、なにやら人間の身体っぽい物がいくつも転がっているようだ。蛇もその中にいる。この岩は生贄の祭壇である。

映画「E.T」でも有名になった、異星人と人間の手が接触しようと言う合う場面。アダムの手。何度も見て来たはずなのに、今回違和感が感じられた。三本指の手の中に小さい人間が挟まれているように見えて来た。爬虫類遺伝子が半分入ったアダムはトカゲのように三本指であり、ここでは黒っぽく見える小さな人間を捕まえている。二人ほどかもしれない。この手は「神」から生命の息吹を吹き込められることを象徴して手先の接触を見せていると解釈されるようだが、どうやら本当は「神」に生贄の人間を捧げている場面を表しているのではないか。

「神」の顔。映画や何かでこの顔が「神」の顔として浸透しているようだ。しかしよく見るとこの「神」、白目をむいている。遠目には黒目が見えるが、拡大して見るとそれが無い。この目はアダムの方を見ているのではなく、自らの傷みに耐えているようでもある。それとこの赤い唇。特に下唇の形は、別の生物のようである。神聖であるべき「神」の唇がこんな下卑た物であるはずが無い。白髭や下唇を模した有機物(人間の肉片だと思うが)を喰っているのだろう。

「神」は周りにたくさんの裸の人間をくっつけて空を飛んでいる。なぜか赤い布に包まって。布の上の端にUFOのような形が見える。と言う事はこの赤い布は宇宙船であり、中に食糧としての生きた人間を積み込んでいると言う事なのだろうか。

この袋が人間の脳の断面図になっていると主張する人がいる。ネットから拾った脳の断面図を並べてみた。間違いなくそっくりだ。「神」の腰辺りが爬虫類脳であり、ここから「神」が出ている。「神」の差し出す手は前頭葉から出ており、額に「第三の目」があるとすればこの辺りかもしれない。

「神」の下にいて、「神」を支えるような格好の青年。髪型が不思議で、頭頂部だけ髪がカールしていない。髪を剃って頭蓋骨を切り、手術途中で脳が露出している状態にも見える。頭頂部のしわが脳のしわに似ている。この頭は位置的に脳下垂体に当たる。成長ホルモンや性ホルモン等を司る器官である。「神」はこのむき出しの脳から出るホルモンをアダムに向けて放出している?

「神」の尻の後ろにいる幼児は明るい色で描かれているが、ちょうど小脳の位置にいる。この幼児、手足がバラバラになっているのを無理やり組み立てられているような感じだし、表情も何者かに操られている表情に見える。

大きく見ると「神」の部分がこう見えた。人の形をした「神」は実は「神」で無く、「神」の本体は実はこんな姿の巨大な蛇であった。生贄の祭壇に供えられた人間を喰いに宇宙船で地上に降りて来た。

蛇型生命体である「神」は、自らの遺伝子を加えて人間を創り、人間の脳を制御し、生贄の祭壇を作らせている。時々地上にUFOに乗ってやって来てその生贄を喰う。人間たちは脳を痴呆化されているので気が付かない。

 

ミケランジェロ 「原罪と楽園追放」 知恵の実をくれた悪魔は天使?

僕が主張している「名画の中に人間を喰う蛇が隠されていて、その蛇は人間を喰い、人間を今でも支配している存在(人間には「神」と思わせている存在)だ。」などを信じてくれる人は少ないらしい。ふざけたオカルト説だと鼻で笑われているのかもしれない。僕は自分の目を信じて訴え続けるしかないのだが、手段が悪いのかなかなか伝わらない。試行錯誤しながら続けて行こうと思う。

ミケランジェロのシスティーナ礼拝堂天井画、今回は「原罪と楽園追放」

真ん中の「イヴの創造」、隣に「アダムの創造」、反対側にこの「原罪と楽園追放」が描かれている。この絵自体は中央に蛇の絡みつく「知恵の実の樹」があり、左側が楽園の中のアダムとイヴが悪魔の蛇に「知恵の実」を与えられている場面、右側に天使によって追放される二人が描かれている。時間的ずれを同時に一画面の中に描いている。

悪魔は上半身が人で、下半身が蛇になっている。

この絵で特に感じる事は、イヴが男っぽい筋肉質な身体を取っている事である。若々しく、健康的なイヴに見惚れて他の物があまり目に入らない。

前々から疑問に思っていたのだが、このイヴ、アダムの股間の物を目の前にして、悪魔に「知恵の実」をもらうために振り向く前は何をしていたのか。どうもエロい想像をしてしまう。

イラスト化してみた。細部までよく見える高画質の画像が手に入らないのでよく分からない。ただ顔がやたら赤いのが気になる。それに首が異様に長い。

アダムの方は顔がよく見えない。口から何かが出ているように見えるし、髪の毛が大蛇の頭に見える。

「知恵の実」はここではイチジクのようだ。しかし実も葉も全て灰色で生彩が無い。食べてはいけない実だから灰色で描いたのか、人物たちを目立たせるために色を取ったのか。

ネットで拾ったイチジクの写真。左から葉・主枝・実。絵は確かにイチジクだが、幹が非常に太い。人が乗っても平気なほど育った自然木なのだろうか。

悪魔の蛇は実を片手でまとめて三個くらい手渡しているが、どうだろう。こんな渡し方は出来ないと思う。イチジクの実は枝に直接生っているから取ってこんな風にまとめて持とうとすると下に落ちてしまう。前に育てた事があるので知っているが、イチジクはまとめて持つことは(手の平を上にするのでなければ)出来ない。

これはイヴが悪魔に生贄の小さな人間を与えている様子だと見れば納得できる。

イヴの右手が変だ。真ん中の指だけ色が違う。まるで「葉巻」を持っているようだ。手首と腕の境界もはっきりしすぎている。これはイラストのように、小さな人間が折り重なって形を作っているのではないか。だとするとイヴの右手はここには無い。

画面左側はエデンの園であり、緑豊かな、食べ物も豊富にある南の国の楽園のような所かと思いきや、この絵では岩と枯れ木の荒涼とした無味乾燥地帯である。唯一緑っぽい物はイチジクの樹なのだがそれも暗い灰色で描かれている。聖書の記述とはずいぶん違うではないか。この辺は誰も疑問に思わないのか。

・・・・後ろの枯れ木は人間の足(切断された)である。イチジクの樹の根元の蛇の尻尾は人間の腕である。よーく見ていただければわかると思う。

樹の根元の赤っぽい部分も人間の身体のパーツであろう。他にもあちこちに人間が転がっているようだ。

下半身が蛇になっている悪魔。とは言いながら表情が死んでいる。下半身を大蛇に呑まれた人間ではないのか。

右の天使、足先が不明確だが、この赤い足はどうやら大蛇の胴体であるらしい。大蛇に巻き付かれて下半身を呑まれた人間だろう。苦しそうな顔をしている。

悪魔も天使も同じように大蛇に繋がっていて、同じように樹に絡みついている。悪魔も天使も同じ物の裏表と言う事なのだろう。

楽園を追い出された二人に、既に若々しさは無い。特にイヴの身体の肌の艶は失せ、老婆のようだ。楽園を追放され、二人は老い・病気・死に悩まされ、男は戦いによる痛みに耐え、女は子を産む苦しさを耐え、ありとあらゆる艱難困苦に見舞われるのだろう。

楽園のアダムとイヴ。隠れている部分は全て切断されて地面に転がっていたり、突き刺さっていたりする。この二人は神の食糧として創造された事がこういう形で説明される。「知恵の実」を食べる前の二人には恐怖も悩みも何も無い。ただ黙々と生き、食べられるだけである。

画面左の二人に覆いかぶさる巨大な「蛇神」が見えて来た。画面右側の二人の背後に性行為をしている人間の隠し絵が見えて来た。追放された二人の背後が平たんな地平線で穏やかな様子を見せているのが面白い。

「知恵の実」を食べる事が原罪とされるのはどうしてなのだろう。「知恵の実」を食べて気楽な楽園生活をやめ、生老病死の苦しみに向かい合う事は、同時にそれを克服した暁にそれなりの喜びを知る事になるのではないか。餌を無条件で与えられる家畜小屋にいるよりも、自ら苦労して食物を生産し、自らの意思で繁殖する方が喜ばしい。「知恵の実」を与えてくれた悪魔は天使であるかもしれない。

 

ミケランジェロ 「ノアの燔祭」 人肉食のエロジジイ

システィーナ礼拝堂天井画のメイン画題創世記の9場面のうち、「ノアの燔祭」に注目した。

この写真では右から順に、「光と闇の分離」・「太陽・月・植物の創造」・「大地と水の分離」・「アダムの創造」・「エヴァの創造」・「楽園追放」・「ノアの燔祭」・「ノアの大洪水」・「ノアの泥酔」の順番で描かれている。左から数えれば三つ目。「ノアの燔祭」は洪水の後、水が乾いた地上で神に感謝して生贄を捧げたのだが、この天井画では何故か洪水より先に位置している。

逞しい青年裸像に囲まれて小さめに描かれている。人物はノアとその妻、三人の息子たちとその妻たちだろう。ノアが竈(かまど)のような物の前で火で何かをあぶっているらしい。息子たちが薪を用意し、かまどの火を見、生贄の羊を切り裂いて内臓を取り出して妻に渡している所らしい。ノアはそれを焼いているのか。窓の外には箱舟に乗って生き延びた善良な牛・馬たちがその光景を覗いている。

生贄の祭壇にしては火力が弱すぎる。炊き初めか。五徳も何もなく、不思議な竈である。

向かって左側にいる、恐らく息子の若い嫁がノア爺さんの股間の物を握っているように見える。ノアはこの時601歳。

この爺さんは950歳まで生きたというからまだまだ元気だ。気持ちよさそうな顔をしている。横の(おそらく)妻の表情が面白い。「ねえ、あんた。若い女に握ってもらって気持ちいいかい。」とでも言っていそうだ。

竈の手前で息子が羊をさばいている。何故か素っ裸である。羊の喉を切り裂いて内臓を取り出したのだろうか。だとするとおかしい事がある。ナイフのような刃物をこの青年は持ってないし、羊の首あたりの形が変だ。頭の毛がノアの祭壇の火と重なって見える。ひょっとしてノアはこの青年の頭に手を突っ込んで肉として喰っているのではないか。青年の左足は切れていて、足先が羊の顔になっている。

青年の腹に横に二重線が有り、青年はそこから内臓を取り出し、横の婦人に渡しているのか。レオナルド・ダ・ヴィンチの「荒野の聖ヒエロニムス」は自身の心臓を取り出して血を絞って桶に入れて捧げていたがそれと似ている。

女に渡しているのは羊の内臓と言うよりも、ヒトの腸ではないか。ずいぶんと赤い。

火加減を見る息子は顔を近づけすぎてやけどしそうだが、この頭、蛇の正面から見た顔に見える。生贄台の窓から顔を覗かせて青年の頭にぱっくりと喰い付いた蛇ではないか。

イラスト化するとこう。己の腸を持つ青年の右手も既に切断されており黒ずんでいる。

生贄台の手前にいる三人。皆足を切られており、なおかつ性行為の途中である。

奥の婦人の腹には大きな一物があり、手前の青年を背後から犯そうとしている。羊の跨った青年は物を自分でしごいている。「楽園追放」のアダムのようにエヴァの顔の真ん前で一物をさらしている。この羊の顔も右の青年の足元の羊と同様に、青年の足であろう。右足が切断され、逆さになって足先が上になって羊の顔に見えていると思う。

全体図。羊に跨る青年も腹に二重の切り傷があり、四つん這いの青年も荒の辺りが不自然である。裸の青年三人は皆腹から内臓を取り出してノア爺さんに喰わせているらしい。

また皆片足が切断されている。向かって右の青年も片足が切れているが、手に束ねて持っているのも人間の足であるようだ。

つまり生贄に捧げているのは、羊の肉ではなく、人間の肉である。ここでは生贄自身が自らの肉を切って捧げている。

もう少し分かり易くイラストを描き加えてみた。青年たちは皆腹を掻っ捌いた跡がある。また左の青年の頭は鉈のような、刃物のような物を当てられているし、婦人に見えた服を着た男の頭も、背後の若い女が何かして血が出ているように見える。右の薪を持つ青年の頭には大蛇が喰い付いている。

こうして詳しく見て来ると、また違って見えて来た。

ノアは真っ赤な血の色の服を着ている。上に上げた右手には何か持っている。左の若い女が手に掴んでいるのはヒトの腸ではないか。

ノアの右手。人差し指の位置と大きさがおかしい。何かを握っているのが分かる。ノアは爬虫類遺伝子が強い三本指(トカゲやトリのような)だとするとこれは人差し指・親指ではなく、指以外の何かと言う事になる。Y 字型またはU字型の刃物を持っているか、腸その物を持っていると考えられる。

ノアのやっているのは神に感謝の気持ちを表す「燔祭」なのだろうか。ただの「人肉パーティ」・「カーニバル」・「カニバリズム」ではないか。

この絵でははっきりとは見えないが、確かに画面上半分位を占める範囲で、「蛇神」の頭の形が見て採れる。ノアがその額の上にいる形になるようだ。

ミケランジェロ 「エヴァの創造」 クローン培養技術

ミケランジェロのシスティーナ礼拝堂天井画の内、「アダムの創造」があまりにも有名である。神とアダムの指先が触れそうになっている部分は誰でもが見知っている所だろう。世界中の人々が「人間の創造」の様子をこの絵で思い浮かべると思う。

今回その隣にある絵、「エヴァの創造」を調べてみた。システィーナ礼拝堂の天井画の中心は創世記の話題9作だが、この9作のど真ん中にあるのが「エヴァの創造」だからである。

ミケランジェロ・ブオナローティ 「システィーナ礼拝堂天井画」 1508年~1512年 (バチカン市国・バチカン宮殿内)

高さ20メートルの天井に、創世記に取材した9画題が並んでいる。神による光と闇の分離からノアの洪水・泥酔まで。この写真ではこの右側に同じ作者による「最後の審判」があるはずである。

創世記の絵の9作品のど真ん中にこの絵がある。ここではこの下に「アダムの創造」が位置し、上に「楽園追放」が位置する。

聖書では「神は先にアダムを泥をこねて創り、後にアダムのあばら骨からエヴァ(イヴ)を創ったとしている。この絵でもエヴァはアダムの脇腹辺りから出現しているかのように描かれている。

男の伴侶として女を新たに創った・・・・のだから、初めは男だけで、繁殖はどうしていたのだろう。雌雄同体の単為生殖だったのか。その辺の疑問をこの絵が説いてくれるのではないか。

この二人のポーズは何を表しているのか。神は大きな手を突き出し、広げている。エヴァは前のめりの姿勢で、両手を合わせて、何かを受け取るような格好になっている。神の手からエヴァの手に何かが落ちているような、いないような、どうも絵にひび割れが多くてよく分からない。

神の大きな体の下に、足が一本しか見えてない。右足は赤い布で包まれているのか、不思議な描き方である。足元の岩場も何か意味ありげなおかしな形状をしている。

神のこの異様に大きな体は、大蛇が巻き付いているようだ。髭の所もそうだが、肩や下半身にも人間が張り付いている。(もしくは大蛇に呑まれた人間が透けて見えているのかもしれない。)頭・右手・左足をそれぞれ大蛇の口が咥えていて、神の姿らしく見せているだけだと言うのが分かってくる。この「神」の正体は大きな蛇である。

エヴァは必ずしもアダムのあばら骨その物から飛び出て来ている訳ではない。アダムの背後の灰色の何かから出ているらしい。

アダムの右手は、肩から背後の岩に呑み込まれている。胸の辺りは背後の岩と同化してしまっている。色と言い、ひび割れの仕方と言い、岩と区別がしにくい。

アダムの右手が地面に転がっている。肩から繋がる長さではない。切断されているか、別人の手だろう。

アダムの肩を呑み込む大蛇が見える。大蛇が背後の岩の中にいるのだが、それと接触した辺りからアダムのうろこ状のひび割れがひどくなっている。色も岩と同じになっている。あたかも、アダムの右手を元にした「クローン」がそこで製造されているかのようである。

アダムの男性器は小さい。小学生の物のようであり、機能を果たせるとは思えない。やはり初期段階の人間は「クローン」細胞を用いた人工的(蛇神による)繁殖では無かったのか。

アダムの左手首の所にある白くて丸い形の物が分からない。太い骨の断面にも見えるし、白蛇の顔が覗いているようにも見える。

背後の岩の形が意味ありげである。

アダムの後ろに出来かけの人間らしき物がいる。枝を切られた木ではない。上に上げられた右手はまだ未完成であり、皮膚が出来上がってない。アダムの右手と見せた手を持った人間も、逆さになってそこに存在するのか。

エヴァの後ろにある岩は尻をこちらに向けた人間であるらしい。その尻の間辺りからエヴァの左足が出て来ている。エヴァもこのひび割れの多い、蛇のうろこ模様の岩から出て来ているように見せたいのではないか。エヴァはまだ産まれたてで、左足に蛇のうろこが色濃く残っている。

全体図。

アダムの右足の下にも、尻をこちらに向けた人間がいる。右足がそこから産まれ出て来ているようにも見える。

分かり易く、説明的にイラストを補筆してみた。

エヴァもアダムも、背後のうろこ状のひび割れだらけの「泥人形」の尻から産まれ出ているようだ。

遠景が水平線だから、ここは遺伝子培養液の中の出来事を描いてあるのではないか。(神の右足と見える赤い足は、蛇神の生殖器かもしれない。)神が手からこぼす精液をエヴァが手に取るようにして下にこぼし、下の「クローン」人間に蛇神の遺伝子を加えている、そんな図ではないか。

分析がしにくいが、この絵から見て採れることは、アダムもエヴァも蛇神の遺伝子を受け継いで創造されていると言う事である。

人間はなぜ体毛が少ないのか。猿やゴリラのように体毛で覆われてなければ氷河期等で生き延びて来たのが不思議である。暖かい環境の時に生まれたから他の哺乳類と違ってツルツルの身体になっているとの説明するのも説得力が無い。・・・・爬虫類の遺伝子が混ぜ合わされて創られたから体毛が少ない猿人になった・・・・と言われれば納得できる。人間の脳の中心に「爬虫類脳」があるのにも納得が出来る。