名画の隠し絵

美術館にある名画には隠し絵がある。それは巨大な蛇の形をしており、人間を喰う姿が絵になっている。

ムンク 地獄の自画像

地獄と言う所はどんな所だろうか。絵画芸術においての表現を見てみたい。

エドゥヴァルド・ムンク「地獄の自画像」1903年 オスロムンク美術館

地獄の業火があり、岩の陰にムンク自身が裸で立っている。

一見そう見えるが違う。自身の後ろには巨大な化け物の顔がある。犬かパンダのように片目の周りだけ黒い牛のような顔。口を開けてムンクを後ろから襲おうとしている。

国宝「地獄草紙」平安時代12世紀 東京国立博物館 八大地獄の内の「雲火霧地獄の図」

地獄の獄卒が人々を業火の中に追いやっている。

その業火は巨視的に見ればこんなイラストのように見える。鬼よりもはるかに巨大な化け物で、上から降りて来ているのを顔の部分だけで表されている。

国宝「檜図屏風」狩野永徳筆 安土桃山時代・16世紀 東京国立博物館 

老檜の描かれた屏風絵だが、左下隅を見ていただきたい。

池の中に岩の島があると思ったらそうではなく、これは人間が積み重ねられ山になっているのだ。死体なのか意識のある状態なのか分からない。手前の隅で髪の長い女がそれを呆然と見ている。池の中にはカエルか蛇のようなものが数匹泳いでいる。正に地獄のような光景である。現世は地獄だと言っているのか。

「地獄草子」奈良国立博物館 八大地獄のひとつ「糞尿泥地獄」

糞尿の池に転生し、ウジと共に浮かぶのは何とも耐えられない。

この地獄の絵にも隠し絵があって、上から巨大な爬虫類っぽい頭が降りて来ている。浮かんでいる人間を喰っているのか。

オーギュスト・ルノワール 「2人の姉妹(テラスにて)」1881年 シカゴ美術館

左手前の「花かご」。これはただかごに花が盛られているのではないようだ。女の子の手のそばに小さな白くて丸い物がある。その横には輪切りにされたボンレスハムのような物がある。その他切断された人体のパーツのような物が積み重ねられている。

女の子の手のそばにあるのは人間の頭蓋骨と切断された手ではないか。

花園の絵のように見えてこれも地獄絵図だろう。

エドゥアール・マネ 「草上の昼食」 1862~63年 オルセー美術館(パリ)

有名な絵だから見た事がある人も多いだろう。

左下に食べ散らかした昼食の残りがある。酒の瓶らしき物も転がっている。裸の女は娼婦だろう。紳士たちの乱痴気パーティーか。

左下の散乱したバスケット等を良く見ると、ルノワールの「花かご」と同様な、人体のパーツの積み重ねが見える(上図右側)。左の麦わら帽子に見えるのは人の足(多分裸の女の片足)で、右の酒の瓶の上にあるのは人の足首(右の男の右足?)であろう。酒足首の断面が瓶の蓋に見えるように描いてある。

画面全体に巨大な爬虫類の顔が見え(上図左側)、こいつがここの男女四人をバラバラにして喰おうとしているのが分かる。

人々によく知れ渡った絵でもこんなに残酷だ。この世こそが地獄だ。天国の絵、地獄の絵を観て来たがどちらでも描いてあることは変わらない。巨大な化け物爬虫類が人間を喰う図であった。

グスタフ・クリムト 「死と生」 1915年 レオポルド美術館(オーストリア

人間の男女が愛情を持って抱き合っている。その横で死神が立っている。男女の「愛」の為に死神は近寄れない。冷血動物である爬虫類生命体は人間の「愛」が理解できないので混乱している。

この絵も良く見てイラスト化するとこんなになった。左側の「死」の象徴としての死神も、右側の「生」の象徴としての愛する男女も、結局巨大な蛇に喰われてしまう。

天国も地獄も現世も無い。どれも宗教上の理由で創作された架空の世界で、奴らは結局家畜としての人間を摂取する事だけしか考えてない。だから人間に見せる絵画にも食人の隠し絵しか描かれて無いらしい。