名画の中に、巨大な爬虫類が隠れていてそれが人間を喰っている・・・などといきなり言っても人は信じないだろう。その巨大爬虫類が「神」として存在し、人間を食糧として創造した・・・・と言うのも、あまりに荒唐無稽でオカルト的で、この世界でまともな教育を受けて来た人々には到底受け入れられないだろう。
僕はそれが真実であると思っているのだが、真っ正直にこの事を発表するのは良くないのかもしれない。物事には時期が必要であり、その時が来れば皆が受け入れやすくなるタイミングがきっとやってくる。その時期まではもう少しオブラートに包み、最終段階に至る前の段階くらいの発表で押さえとくのが良いらしい。例えば地球を支配する爬虫類遺伝子を多分に持った種族がいるとか。血を好んで飲む種族が今でもいるとか。
この絵では血の赤色が画面全体に飛び散っている。
エドガー・ドガ 「風呂の後身体を拭く女」 １８９５年頃 コートールド美術研究所（ロンドン）
明るくしてみた。
奥に風呂桶があり、女は黄色い長椅子に座ってタオルで身体を拭いているらしい。右側にソファーらしい赤い物がある。女が尻の下に敷いているクリーム色の物は何だろう。
左手を虚空に上げて右手でタオルを持って拭いているのか。画面右上に見えるのはカーテン？
女の顔が全く描かれてない。その口の下あたりに見えているのは右手かと思ったらどうも違うようだ。左手と色が違う。女が口に入れている小さな人間ではないか。右手に見えるのは蛇の頭かもしれない。または女のの頭は既に無く、そこに喰い付く大蛇の顔が見えているのかもしれない。
白いタオルは小さな人間で組み立てられている。
全体図。女の座っているクリーム色の物は別の人間の足らしい。赤いソファーの背は人間の尻らしい。皮を剥がされた真っ赤な肉が見えている。白いタオルはここではひとまとまりの人間の身体に見えるようになっている。奥の壁には爬虫類に喰われる人間たちの様子がたくさん描かれている。ここの人間たちもまるで霜降り肉のような色模様で描かれる。
右上から、女を含めて大きく全体を呑み込む爬虫類の顔が見える。女自身も小さな人間を喰うが、その腰に置いた人間（タオル）・尻の下の人間たちはこの巨大な爬虫類の為に用意した生贄なのだろう。
画面全体で表される巨大爬虫類の顔は、これかもしれない。左上から降りて来ている。女は目と目の間に座って「神」の食事を手伝っている。
