名画の隠し絵

美術館にある名画には隠し絵がある。それは巨大な蛇の形をしており、人間を喰う姿が絵になっている。

ドガ 「髪を梳く女」 残酷で気持ち悪い絵

あまりに暑いので車のエアコンが壊れた。走行中にボンッと音がして驚いて停車してみると、後輪の前あたりに白煙が出ていた。治すお金が乏しいので修理は再来年の車検時にしておこう。悪い事は続けざまに起こるものだ。

エドガー・ドガ 「髪を梳く女」 1888~90年 メトロポリタン美術館(アメリカ)

この絵の女、入浴後だろうか、素っ裸でバスタオルの上に乗り、髪を梳っているらしい。左奥に見えるのはソファーか。

右手に持っているのは櫛(蛇にも見える)か。左手は長い髪を束ねているのか(指が全く見えない)。女の顔がはっきりと見えてないのは何故か(うなじから背中、尻を美しく見せたかった?)。女の左足は折りたたまれて腹の前に足裏を見せているのか。それとも腹の前に見えているのは女の右足の膝辺りなのか。・・・・とすると、右腰の横に見えるのは何だ(人の生首にも見えるのだが)。

長い時間見続けているとますます疑問点・気味の悪い点が増える。

右手は髪を掴んでいるのか、櫛を髪に潜り込ませているのか。右手の上に蛇の頭が見える。女の耳はどうなっているのか、ドガはこれほど絵が下手なのか。頭の左上に見える黄色いとんがりはソファーの肘かけ?その割には陰影が飛んでいておかしい。

コントラストを強めると、右上の巨大爬虫類や、地面に敷かれた複数の人間の身体がそれとなく見えて来る。ソファーには尻を向けた人間が並んでいるようだ。

白黒にして画面を小さくしてみると、こんな風に見えた。地面の餌(人間)を喰うウシかネコに似た怪物の絵だ。

全体図。この女の身体は手・足・首が全てバラバラである。イラストに描いたように、と殺場の家畜のように解体されている。右腰の横にあるのは女の左足の先(足裏を見せている)ではないか。白いバスタオルの所にも人間はいる。その下にも赤い血にまみれた人間が横たわっている。ソファーの所に四つん這いの人間が二人ほどいて、女の髪の後ろには立ち上がった後ろ姿の人間がいる。ソファーの肘かけに見えた部分はこの立ち上がった人間の肩から背中の部分であろう。

右上から巨大な爬虫類が女を上から襲っているし、女の身体に(左手の所、右手の上にも)大蛇が這いまわっている。

喰われる側から見ると残酷で気持ち悪い絵だ。しかし家畜肉を喰う者にとってはどうってこともない。日常の光景なのかもしれない。