モネの「昼食」、もう少し頑張って検討してみた。
人物以外の所も蛇だらけだった。
後ろの壁・扉等には上から大きな蛇が降りて来ている。床にも大蛇が這っている。テーブルクロスも何もすべての場所に蛇がいる。
何処もかしこも蛇神が存在しているという事か。人間の目に映る全ての物には蛇神の意思が存在しているのか。
そしてこの蛇神は蛇で形作られたレプティリアンに指示して人間の子供を食糧として供出させている。世界中で行方不明になっている子供たちは彼らにこうして食べられているらしい。
画質調整してイラスト化して行く過程で、また不可解な部分が出て来た。画面向かって左下、椅子の座面の上下に何かが見える。
背もたれに帽子のかかった椅子の座面上に、とぐろを巻いたグレーの蛇がいる(前の全体図イラストに描き込んだ)。背もたれに尻尾を乗せた蛇が座面で何か白い物を巻き込んで頭は右に見せている。または右で体をくねらせて画面左下隅にまで向かっている。さらに人形の右下にある毬にまで繋がった大きな蛇かもしれない。巻き付けているのは白いネズミか?
椅子の足の間、人形の後ろにに見えるのは何か。僕には一瞬ドクロに見えた(前の全体図イラストに黄色で描き込んだ)。上から垂れて来て人形の頭にに噛み付いている蛇の胴体の後ろにある丸っこい物は大きな蛇の頭かと思ったが違うようである。
床に転がった人形と毬、女の子の遊び道具だと思う。この椅子はもしかして蛇に食べられて骸骨となった女の子の為の物だったのではないか。・・・・とすると座面の上のとぐろに巻かれた白い物はその子の身体の一部分?
はっきりと描かれているわけではないので推測でしかないが、どうなんだろう。「睡蓮」であんな残酷な場面を描いているモネだったらこの推測もあり得ない事ではないだろう。