名画の隠し絵

美術館にある名画には隠し絵がある。それは巨大な蛇の形をしており、人間を喰う姿が絵になっている。

国宝 釈迦金棺出現図 「神」に従う家畜たち

自分の目にはこう映る。こんな隠し絵が見えてしまう。名画の主題とは関係なく、常識では考えられない様な内容がそこにある。いくら見えると言っても信じてくれる人は少ないようだ。大抵の人は素直に解説者の言う主題通りに読み解こうとするから、それ以外の図像が目に入っても認識できない。目はそれを見ていても脳が認識しないのだ。

何十年か前の映画に「They Live」と言うジョン・カーペンター監督の作品があったが、その中では主人公が特殊なメガネを掛ける事で、世の中に人間以外の生命体が存在しているのが見える。世界を支配している宇宙生命体で、電波を持って人間には普通の人間に見えるようにしている。ビルの上の看板も、雑誌の表紙も全て「従え!」「眠っていよ!」とかの隠れた命令が眼鏡によって暴かれる。この映画は世の中の真実を一面において表していた。

人間は生まれた時から洗脳され、教育によって見当違いの事を教えられ、毒入りの食事や薬の摂取をさせられ、知能がある程度の所で止まるようになっている。真実に気付かせず、奴隷のように働き、「神」に素直に従って、子孫の繁栄だけを楽しみに生き、死んで行くように仕向けられている。家畜だからだ。

国宝 「釈迦金棺出現図」 11世紀(平安時代) 京都国立博物館 

縦160cm×横229.5cm

「キリストの復活」ではない。しかし同一のテーマだ。

解説(e国宝)によると・・・・釈迦は入滅時に遅れて来た釈迦の母「摩耶夫人」の為に棺桶から起き上がって姿を見せたそうだ。

キリスト教と仏教とは同じ物の別解釈だと、素直に認めたい。釈迦はイエス、摩耶夫人は聖母マリアだ。

損傷が激しいのでよく分からない部分が多いが、起き上がった釈迦の目線の先に、母親の姿がある。釈迦の親孝行の一面を表していると解説される。

摩耶夫人。身体も顔もふっくらとしている。平安時代の女性としては相当官位の高い、理想的な形なのかもしれない。ただ左手に抱えているのは、大きな男性器(?)にも見えるが、人間の子供かもしれない(よく分からない)。現代人である自分から見て、あまり魅力的な夫人には見えない。

全体を見て隠し絵を探る。例によって上方から降りて来る巨大な爬虫類の頭。その口先に人間の形をしたものがたくさん見える。巨大爬虫類は少なくとも三匹いて、重なり合って互いに透けて見える。一番大きな爬虫類の頭の真ん中に釈迦が位置している。

摩耶夫人は画面下端の喰われる人間たちと同列にいて、この画像は釈迦の母親と言うのではなく、単に「神」への生贄の人間たちと変わらない存在。

元絵をコントラストを強めたり、明るくしたりして、隠し絵を探るのだが、それでも見えて来ない人もいるだろう。目を細めてわざとぼやかして全体的に見ると見えると言っても、一般常識に引きずられて、画題に引きずられて隠し絵を受け付けない人も大勢いる。それはよほど強い洗脳を施されてると思わなければならない。自分の目に映る物を素直に正直に把握しなければいけない。たとえそれが一般常識から考えて信じがたい内容であったとしても・・・・。