名画の隠し絵

美術館にある名画には隠し絵がある。それは巨大な蛇の形をしており、人間を喰う姿が絵になっている。

ロレンツォ・ロット 「受胎告知」 神が遺伝子操作をして人間を創る

増税・物価の高騰・それに加えて自身の健康が思わしくなく、長時間働けないのが辛い。膝も肩も痛み出した。貯金が増える事が無くなってきた。父が亡くなった歳を超えているのでもう先が長くなさそうだから、金を残さず使ってお終いにするのも良い。しかし死期は何時なのか、それに悩む。やり残した事もある。全く生きにくい世の中だ。

「受胎告知」の絵には人間の創造の秘密が隠されている。

ロレンツォ・ロット 「受胎告知」 1528年 レカナーティ市立美術館(イタリア)

聖母マリアが書見台で読書をしていると、いきなり天使が来て「何時は神の子を身ごもる」と訳の分からない事を言い、空には神自身も表れて手を差し伸べている。こんな状況なら驚いて逃げ出すのも無理はない。猫も驚いている。

16世紀の絵とは思えないほど現代的な顔をした聖母。ただ姿勢が尋常ではない。こちらに向かって逃げる姿勢であることは分かるが、上半身が異様に短いし、首が左にずれている。手・首・胴体がバラバラで、繋がってない。

手が驚きを表して広げているのだが、顔には驚きはない。むしろ冷静で冷たすぎるくらいだ。特に左目が怖い。口や首に赤い陰がある。頬がやや膨らんでいて口の間には赤い血の色がある。

下半身もよく分からない。足はどうなっているのか。右足の膝は地面に着いているのか、左足はどこにあるのか。

この聖母、上半身の周りに菱形あるいは葉っぱ型が見え、そこから抜け出て来るような形で描かれている。女性器から産まれ出ている様子を表しているのではないか。

左手で抱えているのは、外套ではなく青い人間だろう。

天使はお告げをしているのだが、表情がそれらしくない。驚いた様な、背中にナイフを刺された時のような表情をしている。口から血があふれ出そうではないか。

この天使は大蛇二匹と人の首、手、足で組み立てられている。下半身を作る大蛇が足を咥え、上半身を作る大蛇が首を咥えて支えている。両腕は少し小さな蛇はそれぞれ支えているようだ。

「神」はミケランジェロのそれに似ているが、良く見るとUFOから飛び出した大蛇の口に爺さんの手や首が咥えられているのが見えて来る。

爺さんの揃えた両手の間から、何か黄色い物が流れ出ている。UFOに乗った蛇型生命体の精子か。

画面中央にあるこの砂時計が、この絵の核心を物語るものだろう。

砂時計の上と下に小さな人間が座っているようだ。上の人間から下の人間に精子と卵子の受け渡しが為されていると思える。その際途中で小さな蛇の輪っかの形の部分を通り過ぎる。途中で蛇型生命体の遺伝子が加えられている事の説明だろう。

人間は地球に元々いた類人猿のような人間もどきに、宇宙から来た蛇型生命体の遺伝子を混ぜ合わせて創造されたようだ。猿から自然に進化したわけではない。爬虫類遺伝子が加えられたから人間の肌には猿よりも体毛が少ない。脳の根幹的位置に爬虫類脳がある。この遺伝子混交は人間に知恵が与えられたと言う事でもあるのではないか。

砂時計の置いてある薄暗い物置小屋の、上方の壁に性交する人間の男女が見える。その下に垂れているのは多分精子。その下の方に聖母を包み込む女性器が位置している(少し位置がずれているが)。

全体図。性交・精子・卵子・授精・(遺伝子を加える)・出産と言った事が象徴的に画面のあちこちに散らばっている。

右側の神と天使は人間の身体のパーツで出来ており、人間が神に喰われるために創られた事を表している。

全体図で、こんな「神」の姿が見えて来る。マリアの上半身はこの「神」の鼻先に乗っているが、下半身は「神」の口に咥えられた人間の姿として分けられる。猫も、天使の影も「神」の口の中に呑み込まれる。