名画の隠し絵

美術館にある名画には隠し絵がある。それは巨大な蛇の形をしており、人間を喰う姿が絵になっている。

ドガ 「バレエ(ラ・ムース)におけるムレ・フィオクルの肖像」 召使いの視線の先の物はこの世の悲惨な真実

世の中の真実が一つ見えたからと言って、気持ちよくなるわけではない。幸せになるわけでもない。その真実が受け入れがたい悲惨な真実であってみれば、そればかりに目が行ってもっと大きな、本来目指すべき所が見えなくなってしまう。絵画の中に隠されていたこの化け物のような、人間の支配者の上にさらに大いなる存在がいるはずで、そんな宇宙生命体が人間やこの爬虫類生命体を見ているはずだ。彼らに直接接触したいならば目の前にいる化け物たちの向こう側を見なければならない。奴らは冷血動物らしいから、その辺から攻めて行くのが良いか。すなわち哺乳類と言う暖かい血の通った生物である人間には「心」とか「愛」とか言う物があり、奴らには無い。

エドガー・ドガ 「バレエ(ラ・ムース)におけるムレ・フィオクルの肖像」 1867~68年 ブルックリン美術館(アメリカ)

ドガの33歳から34歳の時の作品。バレエ劇を絵にしているが、その舞台装置の精巧さに観客が驚いたと言う。小川も本物が再現され、馬も本物だと言う。東洋の王女とその召使いたちがリハーサルの中で休憩する瞬間を絵にしていると言う。

物思いにふける王女はともかく、召使い二人の視線の先に何かがあるらしい。

王女は右ひじを付いているが、岩の上に置いてあるのは馬の鞍か。よく分からない。後ろに召使が楽器を持って立っている。

この女の顔が暗い。視線の先に見えているのは‥‥舞台装置とは思えないほどリアルな岩。そこに人間(尻を見せている)を咥える大きな爬虫類の顔が見えるような気がする。

さらに先の方でも岩の中に巨大爬虫類がいて人間を口の中に入れているのではないか。

王女の肘の下、ここにあるのは結局何だか分からなかった。

画面右下の赤い服の召使。靴を脱ぎ右手を付いて座り、小川を(?)眺めている。この女、立てた足の形がどうもおかしい。左足が胴体と繋がっているとは見えない。右足もどこでどうなっているのか明確でない。そもそも右足はあるのか。

イラスト化しながらよく見てみると、女の足は膝から下くらいしかない。右足のあるべき所に赤い(血だらけの)人間が突っ伏している。手は両方とも、上から降りて来た大蛇に咥えられて吊り下げられた形になっている。

この女、身体がバラバラで、パーツを寄せ合ってそれらしく見せてあるだけだ。

全体図。分かりにくいが、こんな形が見えて来た。

画面いっぱいに描かれた巨大爬虫類の顔。その口先に転がっている切れた人間の足。より時間を掛ければもっと隠された物が見えて来るかも知れない。たとえば今見えて来だしたのは、小川に見える横たわった人間の姿。

またこんな風にも見えた。

この地球上の人間家畜に繁殖を促す。すなわち食糧増産。

 

真実を突き詰めて行けばその先が見えて来るはず。

胸を熱くして期待し続けていれば事態は好転する。