名画の中の人喰い蛇

美術館にある名画には蛇の隠し絵がある。その蛇は人間を喰っている。

フェルメールまとめ 目を覆いたくなるような残酷な表現

フェルメール30歳以降の作と思われる物を引き続き見て行く。

前回見たように、フェルメールの作品には非常に残酷な表現が隠されている。人間をバラバラに解体して喰う生き物がそこにいる、しかも生で喰う。人間も家畜に対して同じような仕打ちをしているが、人間は肉を切り刻んだ後煮たり焼いたりの調理をし、臼歯で砕き、強力な胃酸で溶かして摂取する。蛇型生命体は牙は持つが砕くための歯が無いので獲物を生で丸呑みにする。長い胴体に入れたら長い時間を掛けてゆっくりと消化する。フェルメールの絵に隠れている、喰われる人間のありさまは蛇型生命体に呑まれる時のそれである。

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1662~63年頃 「リュート調弦する女」 メトロポリタン美術館

フェルメールの絵には必ずと言ってよいほどテーブルの上に厚手の布が置かれている。しかもぐしゃぐしゃにしてなっていて、何故かそこだけ暗い陰を作っていてよく見えない。鑑賞者は窓から入る明るい光の表現に気を取られているから、このぐしゃぐしゃの布に目が行かない。同じオランダのレンブラントもそうだが、この暗い部分に絵の秘密が隠れているのである。

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この絵の場合、テーブルの辺りを画像処理ソフトで明るくしてみると、手前に椅子があるのが分かる。その椅子の座面にごわごわとした生地の青い布が置かれていて、何やら得体のしれない形を作っている。この辺りを長い時間見続けると次第に見えて来る。

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椅子の脚の下に人間の身体が何体も積み重なって置かれている。一部損壊している物もあるようだ。

僕にはイラストのように見えるのだが、また別の見方をする人もいるだろう。しかし何にしろ人体のパーツがそこに転がっているらしいのは認めていただけるだろうか。

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リュートを調弦する女の、このおびえ切った表情。自分もバラバラに解体され、喰われる運命にあるからその事への恐れが顔に出ている。単に調弦している顔ではない。

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1664年頃 「真珠の首飾りの女」 ベルリン国立美術館

テーブルの上の厚手の布、ぐしゃぐしゃにして置かれている。この暗い部分は明るい部分(若い女性の華やいだ表情。黄いろい服・窓から差し込む光)との対比の為にわざと暗くしてあるわけではない。人間たちに知られたくない真実がここに隠れているのだ。

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暗い部分を明るくすると見えて来る。布の中に、生贄の人間たちの身体が積み重ねられている。右の女性の数時間後の姿がそこに見えているのかもしれない。

女性のスカートの下の方がやけに赤い。画像を明るくしてコントラストを強めただけなのに血のような赤色が出て来た。

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布の所に人間の身体が数体見つけられた。一番左の尻のきれいな後ろ姿が、首飾りを付けた女性の数時間後の姿ではないだろうか。下肢が切れて血が流れているように見えるが、右の女性のスカートの下の方が血の色になっているのと共通する。

画面全体に巨大な蛇神が隠れているのだが、この布の中の人間は奴らの口先に位置し、喰われるべき存在となっている。

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1664年 「天秤を持つ女」 ワシントン国立美術館(アメリカ)

この女は腹が出ているのがよく分かる。背後の絵は「最後の審判」か。この女は机の上に置かれた宝石と自分の妊娠の事実を天秤にかけて、損得を図っているのだろうか。自分は果たして天国行きか、はたまた地獄行きか。

表向きの画題を探るのも面白いが、さらにその奥の真実の隠し絵の方を見て行きたい。

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テーブルの上の青い布の中には・・・・。この絵は損傷が激しく、よく見えない。

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イラスト化するとこんなだろうか。少し自信が無い所があるが、裸の人間が積み重ねられているらしいのは分かる。生贄たちである。

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1665年頃 「真珠の耳飾りの少女マウリッツハイス美術館(オランダ・ハーグ)

この絵のターバン部分を縦に縮めると蛇に喰われる人間の姿が出て来るが、今日はその他の部分に注目した。特に暗い背景の中に隠されている物を探った。

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元絵を明るくし、コントラストを強めると、背景の中にも微妙な明暗があるのが見えて来る。単純な黒塗りではない。

僕には上のイラストのような形が見えて来た。真正面を向いた巨大蛇の顔、そいつが口に咥えているのが人間の下半身(向かって左端に見える尻はおそらくこの少女の物であろう)。どうだろう? 微妙すぎて僕と同じように見える人は少ないかもしれない。

ご自分で確かめたい方は、Google Arts & Cultureのフェルメールの絵をスクリーンショットでコピーして、画像処理ソフト(Photo Shop等)で明度を上げたり、コントラストを強めたりの調整をして見ていただきたい。時間を掛けて見続ける事が肝要である。また時間を開けて何度も見直すとまた別の見方が出来る。