名画の中の人喰い蛇

美術館にある名画には蛇の隠し絵がある。その蛇は人間を喰っている。

ドガ 「バレーシーン」 人々の恐怖心をあおる

印象派の絵にはひどく残酷な表現の絵が多い。この絵なども酷い。

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エドガー・ドガ 「バレーシーン」 1880年 ディクソン・ギャラリー・アンド・ガーデン(アメリカ・メンフィス)

画面が暗すぎてよく見えないので明るくしてみる。

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踊り子が岸辺で練習をしているのだろうか。足元に岩がごつごつと出っ張った波打ち際で一人で舞台衣装を着て練習? 不思議な光景である。ドガの「踊り子」の絵の背景は大抵雑に描かれ、「踊り子」の早い動きを連想させるがこれはどうだろう。それに「踊り子」自身のポーズもまるで幽霊かゾンビのようだ。指導監督に叱られて浜辺に自殺しに来た「踊り子」か。画題が「バレーシーン」とあるが、舞台上の特定の場面には見えない。

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一目でこんな風に見えた(上右イラスト)。「踊り子」が巨大な蛇に咥えられてまさに喰われようとしている場面である。

以下細かく見て行く事にする。

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ドガの「踊り子」は皆不細工だがこれは何だ。顔は半分陰になっており、口の周りは真っ赤で、手は両方とも肘から先が不鮮明になっている。背中には何があるのか醜い表現である。若い「踊り子」の華奢な身体・綺麗な肌を描き表わすつもりは無いらしい。

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口から血反吐を吐いたのか。目も死んでいる。

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バレー衣装を何故こんな毒々しい色で表現するのか。何の意味が込められているのか。

手先に何か持っているような・・・・。

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上体を部分図にしてじっくりとイラスト化しながら見て行くとこんな風に見えた。身体が小さめの人体で組み立てられている。人体は時に重なって性交する男女になっている。上の方からその人間たちを口にする大蛇が降りて来ている。「踊り子」の背中のギザギザは背後から噛みつく赤い巨大蛇の歯である。

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右手の上を蛇が伝っている。右手で押さえているのは小さな人間であり、性交したままであると見える。

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左足のつま先があり得ない方向に向いている。この足は恐らく上体と繋がってない。

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「踊り子」の部分だけを精査するとこんなイラストになった。「踊り子」の下半身・スカートの中に後ろ向きの人間がいて、右足が膝の所で切れている。画面左から来た巨大蛇によって喰い千切られたらしい。「踊り子」の上半身はこの人間とは別の身体で、上から来た赤い巨大蛇に半身を呑み込まれている。つまり上には上半身だけを見せている人間がいて、下に後ろ向きの人間がいる。二人の人間が別の蛇に喰われながらたまたま一つに繋がって見えているだけである。

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下半身の人間は大きなワニのような顔をした蛇に足を喰い千切られながら捕まっている。上半身の人間は赤い芋虫のような巨大蛇にほとんど全身を呑まれながら瀕死の姿である。両腕も肘から先は血だらけでほとんど形を成してない。

画面最下端の赤い丸い物は何かと思ったが、どうやら血だらけになった複数の人間の塊であるようだ。

 

この絵を閉館後の美術館で観たりする学芸員の人は気が付かないのだろうか。こんなにはっきりと人間を喰う巨大蛇の姿が見えているのに・・・・。

 

この他にも印象派の絵には残酷な表現の物がある。

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エドガー・ドガ 「After the Bath (風呂の後)」部分 1895年 フィリップスコレクション(アメリカ)

同じ作者の15年後の作品。大蛇が人間を喰っている最中の絵である。人間は解体され血を流している。牛・豚の解体現場のようである。奴らは新鮮な生肉だけを食べるらしい。

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エデゥアール・マネ 「草上の昼食(水浴)」部分 1863年 パリ・オルセー美術館

有名な絵の左下隅、バスケットやら酒瓶やらが散乱している部分である。ここに人間の手足がバラバラになって隠れている。

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ピエール・オーギュスト・ルノワール 「アルジェ風のパリの女たち(ハーレム)」 部分 1872年 東京国立西洋美術館

画面上方の暗い部分である。巨大な犬のような横顔の蛇が台に腰掛ける女に噛みついている。

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ヨハネス・フェルメール 「取り持ち女」部分 1656年 ドイツ・ドレスデン アルテ・マイスター絵画館

印象派よりも少し時代を遡るがフェルメールの絵もなかなか残酷である。テーブルに掛けられた分厚い布の下に人間の身体のパーツが隠れている。それを上から来た巨大蛇が喰う。

 

人間は恐怖を与えられると体内にある特定の物質(アドレナリンだったかドーパミンだったか)が発生するようだ。人肉を食べる彼らにはその物質が独特の味付けになってうまいのだとか聞いたことがある(デービット・アイクの本で読んだのだと思う)。人間を支配するのにも恐怖を与えるのが一番だろう。だから奴らは絶えず人間に恐怖心を抱かせる。

「新型ウィルス」・「地球温暖化」・「環境問題」・「核戦争」・「人類滅亡」等あらゆる事で危機感を持たせて人々を怖がらせる。こうして美術館の絵にもテレビ・ラジオ(特にコマーシャルの中で顕著)の中で恐怖心をあおる。客観的に、冷静に社会を見なければ惑わされる。