名画の中の人喰い蛇

美術館にある名画には蛇の隠し絵がある。その蛇は人間を喰っている。

ドガ まとめ と殺場で殺される人間たち

エドガー・ドガの作品について、今まで見て来た所をまとめてみた。

ドガの描く絵に出て来る人物には恐怖・苦痛の表情が見て取れる。絵の中は人間の断末魔の叫びであふれ、阿鼻叫喚の地獄絵図が展開されている。制作年代順に調べて行きたい。

まずこの踊り子の表情を見ていただきたい。

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「舞台上のリハーサル」 1874年 パリ・オルセー美術館

舞台上で間違いを犯し嘆いているのではない。あくびや伸びをしているのでもない。ひも状の物を首に巻き付けられ、死にそうになっている少女の顔である。もしくは頭を背後の化け物に噛み付かれ、苦しんでいる顔である。

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全体図はこれ。今見た少女は真ん中の少し左寄りにいる。

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さらに左に目を移すと、こんな部分がある。踊り子三人が顔を並べている。しかし真ん中の少女の首は変にこちら側に飛び出ていて、不自然ではないか。生首だけが空中に浮いているようにも見える。

背後の巨大な化け物の口が見えるので、それに咥えられているのではないか。何とも不気味な雰囲気の描写である。

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「舞台上の二人の踊り子」 1874年 コートールド・ギャラリー(ロンドン)

先日見た絵。巨大な蛇が踊り子の下半分を呑み込んでしまっている。スカートの下側に見えている二本の足は別の人間の物か、あるいは切断されたこの少女の物であるようだ。

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「パリオペラ座でのバレエ」 1877年 シカゴ美術研究所(アメリカ)

これも先日見た絵。少女たちをまとめてごっそり口に入れる巨大蛇の図。左上が全体図。

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「舞台の花形(エトワールまたは舞台の踊り子)」 1878年頃 オルセー美術館

有名な絵だからだれでも一度は見た事があるだろう。左上に全体図、その下に中央付近の踊り子の右手を中心とした部分図を掲げた。右手を横ぐわえにする大蛇は結構写実的に描写されている。牙が手先に喰い込んでいるようだ。

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「バレーシーン」 1880年 ディクソン・ギャラリー・アンド・ガーデン(アメリカ・メンフィス)

この踊り子はもう瀕死の状態である。身体のあちこちを噛まれ、喰い千切られ、血を口から吐いている。

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これが全体図。波打ち際でバレエの練習をしているわけではない。海から上がって来たトカゲのような顔をした怪物に噛まれ、身体を千切られているらしい。怪物が咥えているのは一人の人間ではなく、複数の人間と見える。ドガの描く踊り子は上半身と下半身がうまく繋がってない。

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「水浴する人々(Bathers)」1890~1895年 ダラス美術館

左上が全体図。その右下が部分図。そこをイラスト化した。上半身を大蛇にすっぽり呑み込まれた女が描かれている。

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「After the Bath (風呂の後)」 1895年 フィリップスコレクション(アメリカ)

左上全体図。右部分図。その部分図をイラスト化。

人間の上半身を残して喰いまくっている怪物は何だろう。まるで恐竜が現代でも生きていて人間を襲って喰っている光景のようだ。片足も手前に転がっている。画面右側の、タオルが置いてある所は、小さめの人間が数体積み重ねられている。ドガの描く絵の隠し絵はこんな風に、千切れた四肢や喰いかけの断面を見せる肉塊があって残酷この上ない。作者の性格が普通では無いからだろうか。

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「Breakfast After The Bath(風呂の後の朝食)」1895~1898年 スイス バイエラー財団 

似た構図の絵だが、こちらにはコーヒーのようなものを持つメイドが描き加えられている。この絵の中にも怪物に喰われる人間が多く隠れている。一番見つけやすいのは床に四つん這いになって尻を見せている少女だろう。風呂桶から出る女は手に人間を捕まえており、上から降りて来ている巨大な蛇神(壁全体が蛇の頭の形になっている)の生贄として捧げている。四つん這いの娘も頭を口の中に入れられている。

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この絵で気になるのが右端の黄色いカーテンである。全体図をゆがめて縦方向に縮めると不思議なものが見えて来る。ホルマリン漬けの動物標本のような色であり、人間の女の前面であるようでもある。下に手先が転がってないか。

これを見て思い出すのがこれ。

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ヨハネス・フェルメール 「窓辺で手紙を読む女」 1659年頃 ドレスデン・アルテ・マイスター絵画館

最近話題になっているフェルメールのこの絵である。修復したら白い壁の中に天使の像が出て来たとか言っているが僕にはどうでも良い。それより手前の黄色っぽいカーテンの描写が問題である。カーテン部分だけをトリミングして盾を縮めると上図真ん中の写真になる。それをイラスト化すると‥‥逆さに吊るされた裸の人間が何体もあるではないか。250年後のドガもこれを真似している、と言うよりもこの人間を吊るして干すような形が実際になされている、もしくはなされていたのではないか。

デービット・アイクの本だったかYouTube動画だったか、地下の人肉貯蔵施設の様子が語られていた。やはりYouTube動画で「Midnight Meet Train」とか言う映画にも人肉を吊るして保管するシーンがあったと思う。牛のと殺解体場のような光景が肉を人肉に変えて存在しているのかもしれない。

天才と呼ばれる画家たちは一瞬のうちに、蛇神(悪魔)の脳内データをダウンロードして、人肉を解体して喰う現場をも見ることが出来るのだろう。