名画の中の人喰い蛇

美術館にある名画には蛇の隠し絵がある。その蛇は人間を喰っている。

ルノワール 「読書する二人の少女」 人間は喰われる者

前回のルノワールの小品と同じような観点で描かれたと思われる絵を見つけた。

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ピエール・オーギュスト・ルノワール 「読書する二人の少女」 1890~91年  ロサンゼルス・カウンティ美術館 (縦56.52×横48.26cm)

「ピアノに寄る少女たち」(オルセー美術館)とほぼ同年代で、モデルも同じ二人の様だ。

このも全体で寄せ絵が隠れていると思える。人間を食する化け物蛇の隠し絵である。

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全体図を白黒にしてぼかしを入れ小さくしてみた。すると少女二人の絵では無く、全く別の化け物が現れる。

まず最初は「カッパ」。向かって右側の少女の帽子がカッパの皿であり、左腕の白い部分がカッパの鼻となる。少女の下半身は大きなキュウリでもあろうか。

ただフランス人のルノワールは「カッパ」を知らないだろうから、これは僕の勘違い。

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左の少女の頬杖をする右手が異常に短い。右手に触れるように横たえた左手の表現が稚拙だ。首に巻き付けている少女らしくない色の物は髪の毛? 茶色い服? 何か特攻隊の飛行服の様だ。

右側の少女の手もおかしい。左手上腕が異様に長く、右手は右手で、その手首以外はどうなっているのか分からない。両手とも手指の描き方が素人の様だ。こんな変な形にはならないだろうと言うような形をしている。下半身もどうなっているのか分からない。

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ルノワールっぽいゆらゆらとした筆致の、柔らかそうな肌を持った少女たちだが、二人とも口の中に何かが入っている。頬も若干膨らんでいるようだ。

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二人の視線が落ちるのは本のあるこの部分だが、特に不可思議な部分である。手の形も服の色形も服の皺の形も皆どこかおかしな具合に変形している。

恐らくこの巨人族の少女二人が口に入れている、小さな人間がここらあたりに捕まっているのだろうが、どうもうまく見定められない。

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全体図。別の見方をすれば上のイラストのようになる。画面右下から巨大な蛇型の化け物が立ち上がって来ており、大口を開けて少女二人を丸ごと呑み込もうとしている。二人の少女は、身体のパーツがバラバラにされており、手・足・頭・胴体と解体されて呑まれようとしている。左の少女の茶色い服のギザギザは、この化け物の下歯である。

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また別の見方をするとこうである。左上から巨大な蛇型生命体が降りて来る。画面下端の生贄の人間に喰い付いている。こう見た場合、少女二人は既にこいつの体内に取り込まれてしまっている。