名画の中の人喰い蛇

美術館にある名画には蛇の隠し絵がある。その蛇は人間を喰っている。

ターナー 「トラファルガーの海戦」 戦争は魂の大量喪失

モネは普仏戦争を避けてイギリスに滞在し、そこでターナーの絵から色々と吸収していたらしい。モヤっとした曖昧な表現の中に、隠し絵をはめ込む大先輩の描き方はイギリスで覚えたらしい。

ターナーの、つかみどころのない水蒸気のような物を絵にすると言う特技は他の誰にも真似が出来ない。モネはそれを水と光の表現においてやった。

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ウィリアム・ターナー 「トラファルガーの海戦」 1822年 ロンドン国立海事博物館

大英帝国が大英帝国になる為の戦いの一つ、「トラファルガーの海戦」。フランス・スペインの連合軍に数において劣るイギリス軍は、この戦いに勝利する事でナポレオンの本土進攻を阻止することが出来た。戦い半ばで戦死したネルソン提督は、日本の東郷平八郎提督同様にイギリス国民が誇る英雄である。

歴史的勝利を有名画家が描くののには何の不思議はない。ただよく分からないのは、この絵の下方部分、陸地に人が大勢上陸しているのはどういう状況か。イギリスの船がスペイン・フランスの船を撃沈している図だとは思うが、どうも判然としない。大砲を撃っている様子もない。

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手前に上陸しているのは、その旗からイギリスの船員だろう。史実ではイギリス側は沈んだ船は1隻も無かったはずなのに・・・・。転覆した船底の上に将兵が乗っているのか。いやどうしても陸地に見える。

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真ん中の一番存在感のある船は、ユニオンジャックらしき旗(上図丸印)が見えるのでイギリス船だろう。向かって右にある、傾いた船ははっきりとは分からないが、フランスかスペインの船だろう(連合軍側は19隻の船を失っている)。

海戦の様子を見た人に分かり易く説明しようとする意図は全く感じられない。

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画面右半分。ここに巨大な蛇神の顔が隠れていた。右上方から降りて来て、船体の形、帆の形を擬した隠し絵の人間を口に入れている。もしくは戦争中の人間たちその物を喰っている。

戦争によって失われた命(魂)は、こうした異次元の生命体によって吸い取られているらしい。それは秘密であるはずなのだが、ここではこんなにはっきりと見えている。

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画面左半分。もう一匹の蛇神がやはり人間を襲っている。こいつはカエルに似た顔をしている。手前の陸地には人間の身体が幾つも横たわっているようだ。

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全体図にしてみた。二匹の巨大な蛇が生贄台の上の人間を奪い合うようにして喰っている図である。

左側の空に見えるのは円盤型UFOか。ターナーの絵には時々宇宙船らしき形が見える。巨大蛇の乗り物なのか。

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二匹の蛇はより巨大な一匹の蛇の顔にもなっている。