名画の隠し絵

美術館にある名画には隠し絵がある。それは巨大な蛇の形をしており、人間を喰う姿が絵になっている。

手塚治虫 「火の鳥」表紙絵 蛇神から人間を守る存在? 

今日は趣向を変えて日本のマンガ作品を見る。マンガの神様と呼ばれる手塚治虫の作品である。現代では美術館の絵画よりもマンガやアニメの方が人間に与える影響は大きいだろう。特に子供たちを洗脳するにはこれらとゲームが一番だとも言える。手塚治虫も人間を家畜化する為の蛇神の協力者だったのだろうか。

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手塚治虫 「火の鳥」表紙絵 手塚プロダクション 

マンガ本「火の鳥(黎明編)」は、僕が小学生の時友達の家で見せてもらった記憶が有るので、1966年前後に出版されたのだろう。単行本の表紙になった絵の原画をGoogle Arts&Cultureで見つけた。

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以前本の表紙写真を元に検討したことがある。黄色い火の鳥の背後に巨大な蛇が見つかり、それが火の鳥に齧り付いているのが見えて驚いたものである。

今回表題その他を除いた原画を見る事でさらに詳しく調べたい。

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Google Arts&Cultureではここまで拡大することが出来るので、火の鳥の頭の周りに赤い点々が散らばっているのまで見えた。巨大蛇によって傷つけられて血が飛んでいるのを表しているのだろうか。鳥の目は上方の巨大蛇の方を見上げている。

また頭の周りは青い煙状の物で覆われているのも見える。

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背後のモザイク模様の中に蛇神の顔が見える。画像のコントラストを強め、目を細めて見ると上から襲い掛かる蛇の頭が見えて来る。翼の輪郭線に沿った大きく捉えた蛇の頭だけでなく、その内側に少し小さな蛇の頭が見え、その小さな蛇の頭で見ると翼に沿って蛇の胴体がうねっているように見える。つまりとぐろを巻くように頭から胴体が表されている。

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蛇の胴体は画面右に回り、画面下端・左方向に流れている。そこは鱗っぽい模様で描かれている。火の鳥の全身を胴体で締めるように囲っている。

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火の鳥の足先の背後の模様は何を表しているのか。三本の爪先の後ろは三本の尾が有るが爪先の後ろだけ描き方が違っている。爪先で何か白い物を掴んでいるように見える。

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全体図を画質を変えて時間を掛けて見続けると、僕にはこんな隠し絵が見えた。背景のモザイク模様の線の変化を追って行く事で人間の姿がいくつも見つかる。火の鳥の頭の上に尻から火の鳥を産む人間・頭の後ろやその右側で重なり合う人間、画面下端の方でも人間の姿が見える。彼らの中には交接して繁殖しようとしている者もいる。

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これら人間たちは巨大蛇の頭や胴体の中に全て呑み込まれている。

火の鳥は上から来る巨大蛇の鼻先におり、生贄の人間たちを蛇神に喰わせているのだろうか。いやどちらかと言うと翼を広げて人間が喰われるのを妨げているようにも見える。

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鳥の頭の後ろに交接する二組ほどの人間が見える。

鳥の口下・背後のモザイク模様の中に、鳥に喰われる小さな人間も見えるのは見間違いだろうか。

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火の鳥は全身が青白い霞で覆われており、まるで巨大蛇の攻撃から身を守るバリアを張っているかのようだ。

 

 この絵は僕が今まで絵画芸術の中で見て来た、生贄の人間を巨大蛇神が喰うと言うテーマを描いた絵とは違い、喰われる人間を蛇神と戦って守る者の絵ではないか。

火の鳥自身巨大蛇の鼻先に位置し、その口に小さな人間らしきものを咥えているように見える事から、この火の鳥も奴らと同一種族であるに違いない(鳥は爬虫類の恐竜の進化した生物。同一の遺伝子を持っていても不思議ではない)。しかし多くの蛇神の中には人間に同情して守ろうとする者もいるのかもしれない。デービット・アイクも世界を支配する蛇族の中にもいろんな性格の者がいると言っていたと思う。ギリシャ神話等でも神々はさまざまである。プロメテウスのように、人間に火を与えて知恵を付かせる存在もいる。手塚治虫はそんな存在なのではないか。

手塚治虫は個人的に否定したくないので、そのひいき目があるかもしれない。しかし世界の名画の中にもこんな存在が隠れていると思われるので、引き続き調べて行きたい。名画は蛇神の洗脳装置であるならば見つからないかもしれないが、どこかにヒントがあるはずだ。また地球を支配している蛇型生命体の他にも宇宙生命体が数多く地球の人間を見ているはずである。彼らからのメッセージを与えられた画家もいないはずが無い。

フェルメール「天秤を持つ女」 人間は神の指図通りに生き、死になさい。

室内にいて、窓から差し込む穏やかな光に照らされた人物を描いたフェルメールの絵は好きなのだが、最近その絵の中に気持ちの悪い蛇が隠れている事を発見し驚いている。またその蛇が人間を口に入れる場面、人間が残酷に解体・保存されている場面をも発見するに至ってその訳を知りたく思っているのだがなかなか決定的な結論を導き出せないでいる。

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ヨハネス・フェルメール 「天秤を持つ女」 1664年 ワシントン国立美術館(アメリカ)

机の上で宝石箱を開け、中の金貨か何かの重さを天秤で計っている様子の女性。画面左上の窓には黄色いカーテン越しに優しい光が差し込む。窓の横に鏡がある。女性の背後には「最後の審判」の絵が飾られている。テーブルの上には紺色の厚手の布が無造作に置いてある。

女性と宝石・天秤と「最後の審判」・女性のお腹が膨らんでいる事・壁の鏡と色々な寓意的シンボルが散りばめられており、様々な解釈がなされて来たようである。

僕の解釈はそれらと全く違う。この女は神に食糧としての人間を与える者であり、人間の繁殖を図る役目を持った者である。

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この女自身も人間を喰って身体に取り込んでいるから肌に人間の形が透けて見えている。口から飛び出る小さな人間の身体がうっすらと見え、のどや肩には血の赤色が付いている。頭の上に少し大きめの人間が乗っている。

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天秤の上には何も乗ってないように見える。それとも小さな人間が乗っているのかもしれない。いずれにしても比較的小さな作品(35.5×39.7cm)なので判別が難しい。

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テーブルの上にある肌色のひものような物はごく小さな人間に見える。

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背後の壁のわずかな陰影の中に神の姿が有るようで無いようで・・・・、目らしきものが所々に見付けられる。

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女の全体像を見る。上半身に二人、下半身に二人、共に性行為をする形で女の身体を組み立てている。上半身の一人の足が女の手である。その一人の尻から子供が生まれ出ている。女の腹が膨らんでいる事と言い、この上下二組の性行為と言い、女は人間の繁殖を促す存在である事を示している(女の腹が出ているのを、当時のスカートの形のせいだと言う人もいるがここでは素直に見た通り妊婦であると見る)。

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画面下端には大抵生贄となる人間たちが多く描かれているはずである。テーブルの上に意味なく置かれているくしゃくしゃの紺の布が怪しい。

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最初分からなかったが、元絵を明るくし、画質を色々変えてみて、じっくり時間を掛けて見続ける事で、さらにトレースして行く過程で次第に見えて来た。この紺の布はやはり多くの人間が積み上げられて出来ている。所々で蛇が人間を咥えている。

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女の背後の絵「最後の審判」もよく見ると巨大な蛇神が人間を襲う阿鼻叫喚の絵である。イエス・キリストその他二三の者(オレンジ色)が神の食事の手伝いをしている様子だ。咥えられて上空で喰われる者、地上(地獄)で喰われる者がいる。

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普通明るい窓のすぐ横に鏡を掛ける事はしないと思うが、この形が画面上で何か意味を持っているのか、寓意的シンボルなのかよく分からない。

壁に大きな蛇の顔があるように見える。壁の鏡の下端から蛇が頭を出しているように見える。また壁全体が白い尻が横向きで描いてあるようにも見える。

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全体図。上空から巨大な蛇神が降りて来ている。天秤を持つ女はこの蛇にごく小さな人間を与えているらしい。テーブルの上の小さな人間たち、紺の布の中の人間たちもこの女が用意した物に違いない。

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テーブルの上の布はそれ自体が大きな蛇の頭にもなっている。女は上空の蛇神(緑)か、地上の大蛇(紺)どちらにも人間を与えているようにも見える。つまり喰われた人間が上空(天国)に行くか地上(地獄)に行くかをこの女が天秤で計って区別しているのか。この女はイエスかマリアと同じ役目の者なのだろう。

この女の頭にも巨大蛇神が喰い付いているから、いずれこの女も喰われる運命にある。

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こんな隠し絵も見えた。絵の中の人物・器物をその物と見ずに、何も考えずに形だけを追って行くと見えて来た。画面左上の壁の陰影を女の尻と見て、その手足・頭を探すと見つかる。さらに背後に覆いかぶさる男を探すとこれも見えて来る。女の尻から子供が生まれ出ている。

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またこんな風にも見えた。まず天秤を持つ女を産み落とす巨大な女の尻。顔らしき所もある。天秤を持つ女はその下半身が男性器になっている。

テーブルの上の布とテーブルの脚がまた別の女の身体になっている。テーブルを形作っているのが天秤を持つ女の腰から突き出た男性器である(巨人族は男女の区別が無いらしい)。布の作る女の尻からまた子供が産まれている。

背景の巨大な尻から生まれた、天秤を持つ女が紺の布の女と性行為をしてまた子供を作っていると言うわけである。この絵には人間の繁殖行為を隠し込んである。

 

人間、生きると言う事は他の命を取り込む事。同時に自身の肉体の死を予見して子孫を残す事。遺伝子を繋げて繁殖させておく事が大事だとこの絵は言っている。そして死とは補助者に従って神に身を捧げる事であると言っている。神の家畜である事を素直に認める事を知らず知らずに強要させる絵である。

この世は地獄である。人生において何をやっても報われないのはこんな神の家畜だからである。ただ、こんな地獄を体験しているからこそ次の世は幸せになれる。幸せとは相対的な物だから、辛い思いをした者こそより大きな幸せを感じることが出来るはずである。

ルノワール 「座る水浴者」 生贄台で神に人間を与える

ルノワールの絵にこんな物が有る。滝壺のような所で水浴をする若い女性の絵である。この絵を詳しく調べてみる。

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ピエール・オーギュスト・ルノワール 「Seated Bather(座る水浴者)」 1883~84年 ハーバード美術館(アメリカ・ケンブリッジ)

ふくよかな女性が水辺で岩に一人で腰掛けている。足を組み、その上に手を置き、手で頬杖をするような形で物思いにふけっている風情である。大きな白い布を尻の下に敷き、膝の上にも掛けている。辺りの岩が暗い濃い色である分だけ水の青色が済んだ色に見え、白布や女性の白い肌が際立って見える。涼し気な絵である。

しかし細かく見て行くとおかしな部分が見えて来る。

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若くてきれいな、切れ長の目のいつものモデルを使っているようだ。

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この女性の口はわずかに開いており、何かがすこし飛び出している。僕にはイラストのように見えた。小さな人間を口に入れているらしい。口の端や人差し指の先の方には血が付いている。

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右手は小指がはっきり描かれていない。手首もやたら太い。どうやら三本指の手の端に蛇のような、小さな人間のような物が張り付いてい太く見えるのではないか。

左手はどうなっているのだろうか。手の平を上に向けているのか手の甲を上に向けているのか。小指の形からして手の甲を上にしているらしい。中指・薬指・小指は髪に隠れて見えなくなっているらしい。下向きの手の平に何かを持っている。

イラストのように見えた。両手で小さな人間を掴んで持っている。

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イラストのように小さな人間(黄色)を手に持って喰っている巨人族の女が描いてある。白い肌の中にまた別の人間の姿が見えるのはこの女が過去に喰った人間が透けて見えているからだ。髪の毛の中には大蛇が人間を捉えて喰う姿をあちこちで表現してある。

左手・頭部の色が他の部分と比べて特に白い。この部分は身体と繋がってないかもしれない。

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下半身を見ると、僕にはこのイラストのように足が途中で切れているように見える。普通に足を組んだ場合、この絵のように長い足になるはずが無いと思う。切断された足を布をかぶせてごまかしているとしか思えない。

小さな人間を喰う巨人の女ではあるが、この女自身も大きな蛇に喰われる運命にある事を示している。

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足に被せた白い布をよく見ると、その中に人間の身体が何体も見つかる。布に包んだ生贄の人間を石の台の上に置くと言うルールに従って描かれている。女は生贄の儀式を司る神の補助者である。

最近こう言う神の補助者に注目している。おそらく教会の神父牧師・神社の神薙巫女・政治的指導者・特権階級の富豪・天才と言われる芸術家たちはこの類ではないかと思っている。神の遺伝子を濃く持つ者たちである。絵画の中の登場人物はたいていこの者たちであり、それがこの絵のように解体され喰われるとしたら、彼らもいずれこうなる運命にあると言う事なのだろう。政治家も富豪たちもその心は穏やかではなく、神に操られいずれ殺されることを知っており、ビクビクしながら生きているのかもしれない。

絵画の中の人物像は拡大すると恐怖の表情がよく見られたりするのはそのせいであろう。

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全体図。岩の上に生贄の人間を膝の上に乗せて座る神の補助者。水の中・上空等には蛇型の神が無数にいて人間を襲っている。

女の座る岩の左右にも大きめの人体があり、女は尻や足先で押さえつけている。

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上空から女の頭の喰い付く蛇神も見えるし、水の中にも大蛇が口を開けて齧り付く様子も見えるが、一番大きな神の中の神を見つけた。画面全体にその正面顔が隠れている。鼻先に女を乗せて生贄の人間たち全てを呑み込もうとしている。画面下端に見えるのはその乱れた歯である。頭の上に角のような物が有り、鬼か悪魔に見える。神はすなわち悪魔である。

白い布の中にもう一人人間がいた。女の尻に直に敷かれている。また膝に掛けられた白布の二人は性行為をしているようである。同時に出産している。

 

一見涼やかな水辺の若い女性の水浴図ではあるが、実はこんなおどろおどろしい内容を含んでいる。ルノワールと言う世界的な天才画家に神が命じてこんな絵が描かれたのである。綺麗な若い女性を清々しく描くほど効果が高い。その目的は神が与える恐怖による人間のコントロール。

最近気象庁が「異常気象」だ・「地球温暖化」だ・「超大型台風」だ・「記録的大雨」だと大げさに騒ぎ、人々に恐怖心を抱かせる。マスコミが「新型コロナ」だと大騒ぎして人々の行動をコントロールしている。僕には末期的症状に見える。国民制御が露骨すぎる。何かを恐れて焦っているのではないか。

 

セザンヌ 「水浴する人々」 神への生贄 首を切られて喰われる

人間は巨大な蛇型生命体の食糧として地球上に存在する。この信じがたい事実を証明する絵画が無数にある事をこのブログで紹介している。

ただボーッと絵を眺めているだけでは見えない。穴のあくほど、へそ下丹田に気をため時間を掛けて見続けてやっと少しずつ見えて来る。絵を模写しながらより細かく見、その上で全体図を目を細めて大雑把に見るとまた別の物が見えて来る。

セザンヌのこの絵は、小さな人間たちや巨人たちが蛇の姿をした生物に喰われている絵である。しかも生きたままの残虐な喰われ方を見せている。

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ポール・セザンヌ 「水浴する人々」 1890年頃 グラン・パレ (パリ)

男たちが森の泉のような所で水浴している。10人ほどが水の内外にいる。手前の二人は手にタオルを持っていたり、パンツを履いていたりする。岩に腰掛ける人、腕組みをして立っている人、踊りを踊るような形の人、ポーズはさまざまである。遠景には夏を思わせる入道雲と青空がある。

ただ、真ん中の男が手に持つタオルの形が変・人物の顔が皆不明確・左端の男の顔は何故赤い?・地面に転がっている丸い物は石?・・・・等疑問点がいっぱいある。

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真ん中の男の持つ白いタオルは人間の形に見える。その向こうに座る女にも見える人は頭部と身体がうまく繋がってないのではないか。

男の上に上げられた左手の親指と人差し指の間には色の違う何かが挟まっている。手先全体が赤っぽく染まっている。これは背景の雲の中にいる神に小さな人間の捧げ物をしている手ではないか。

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真ん中の男だけをトレース(模写)してみた。その身体は複数の人間の身体を組み立てて出来ている。この事はこの男は人間を喰う巨人族である事を示している。右手に持つタオルは3人ほどの小さな人間であり、どこかで捕まえて来たものであろう。神への捧げものである。

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画面右側の、パンツを履いた男。上に上げた左手の先が赤い。指の間に何かを挟んでいる。右手の下に、泉に飛び込む勢いを示す男が描かれているが、この男の頭はどうなっているのか分からない。パンツの男の右脇の下にこの男の黒髪と左肩が見えているのか? パンツの男の腰から誰かの手先が見えていて何かを握っているようにも見える。よく分からない。

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パンツの男は身体が上下逆さまである。両肩が尻であり、両足が手である。頭が左尻の所にある。こんな風に人体を逆さまに入れ込んで隠す手法は他の画家の絵にも見られるが、何を表しているのだろうか。恐らく世の中は善と悪が一般に思われている事とは逆であると言いたいのだと解釈する。神は悪魔であり、人を殺したり喰ったりする。善人と見える人が実は悪魔的な思想を持っていたりする。そんな事を知らせているのではないかと思う。

この男の頭部は尻の上に乗せられているだけである(詳細に見るとこれは頭部ではなく、小さな人間が丸く固められた物である)。

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岩の上に腰掛ける男。身体が数体の人間で組まれている。左足・左手・頭部は身体と繋がっていない。

腕組みをした男は遠くにいるのではなく、この男が左手で掴んで持っているらしい。その証拠に泉の中にいる男の頭部よりも前面に足先がある。腰掛ける男は小さめの人間を捕まえて持っていると言う事である。

人間を捕まえて神への捧げものとして持っていて、わが身もいずれ神に喰われる運命にある事を示している。

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男が腰かける岩は、黒い人間であるらしい。

泉に浸かる男は頭部だけで存在しているようだ。血塗られた生首がそこに置かれている。腰掛ける男の赤い頭部が将来的に切断されてここに置かれると言いたいのではないか。

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泉の中の頭部(上図左)は白蛇に巻き付かれているのか、小さな人間がそこにいるのかよく分からないがとにかく血にまみれた生首だけであるようだ。首筋から血が流れ出ている。

地面の真ん中に置いてある石(上図真ん中)も生首かもしれない。かなり崩れているが目らしいくぼみがぼんやりと見える。誰の頭部か。

地面右手の石(上図右)も切断された生首だろう。首の所の切断面をこちらに見せている。パンツを履いた男の右にいる男の頭部がここに置かれているらしい。

生贄の人間の中で捕まえた巨人と同じ大きさの者がいる。奴らは同族同士で殺し合い捧げ物にし合うらしい。

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画面下端の地面にはこれら生首の他にも人間の身体が多く横たわっている。巨人たちの足が彼らを踏みつけて押さえている。

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全体図。白い雲・青空・木の中に巨大蛇神がいる。地上では彼らの餌としての人間たちが巨人たちによって狩られている。蛇神への貢物を捧げているのだ。後に巨人たち自身も蛇神に喰われ、身体も頭部・手先・足先を切断されて地面に転がされたりする。人間型の生き物は全て喰われる運命にあるのである。

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最終的に食物連鎖の頂点に立つのはこの唯一神。この絵の中の登場人物全てを体内に取り込む。

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地球牧場が繁殖して総数が減らないようにこう言う隠し絵で人間の潜在的欲望を刺激している。

画面いっぱいに人間の女(赤い輪郭)が四つん這いになって尻をこちらに向けている。その背後から男(青い輪郭)が覆い被さっている。後背位で性交し、後に出産する事も性交と同時に描かれる。

 

モネ 「画家の息子ジャンとカミーユ」 性のシンボルを鑑賞する 繁殖せよ!

自分を含めて自分の身の回りにいる人々が、この世界の中における繁殖用の家畜である事が名画の中に隠し込んで表現されている。地球上は家畜の放牧場であり、支配者はその家畜の欲望を刺激し、子を産み育て増やさせる事を目指している。男女のセックス画像を絵の中に潜在させ、鑑賞する人間の性欲を増させる。美術館等にいる人間は知らず知らずのうちに繁殖活動に励むように促されている。

この事は現代ではテレビ・映画での音楽・アニメ、CM・広告看板等にも顕著に見られる仕組みだが、ここでは絵画美術の中での仕組みについて解説を試みる。

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クロード・モネ 「画家の息子ジャンとカミーユ」 1867年 ワシントン国立美術館(ワシントンD.C.)

27歳のモネが最初の妻カミーユと息子ジャンを描いた絵である。小さな寝台の中の赤ん坊が中心に描かれており、妻がその傍らの椅子に腰かけ我が子を見つめている。太鼓や風車などのおもちゃも描き加えられている。

病院の中にあるような白いカーテン、その手前に花柄の布が吊り下げられている。一番天辺に描かれているのはカーテンレールの端だろうか。画面左端の黄土色の物は何だろうか。

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赤ん坊の目は真っ黒である。寝ている様子では無さそうだ。まるで死人の目のようである。鼻は豚のようでで唇は真っ赤、画家は自分の息子をこんなおかしな風に描くものだろうか?

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部分図にしてトレースしながらよく見ると次第に見えて来た。このベッドの上には大小さまざまな大きさの人間がまとめて置かれている。生贄の儀式の石の台であるらしい。そう言えば赤ん坊も白い布に包まれている。

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妻の姿ではあるが妻ではない。生贄の子供を用意した神の補助者であろう。顔も体も以前に喰った人間の身体の形の組み立てで出来ている。今現在でも蛇が人間を襲い喰い付く姿を所々で表現してある。

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全体図。上方から蛇がたくさん降りて来て画面下半分の人間たちを喰っている。

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最も大きな蛇神(青)は画面の半分以上を占め、上方から生贄の赤ん坊を喰おうとしている。花柄の布に見えるのも蛇(緑)であり、下から立ち上がり折れ曲がりベッド横の人間に噛み付いている。

画面左下隅に性行為をする人間の男女(青と赤)が隠れている。赤ん坊のいるベッド上にも後背位で性行為をする男女(青と赤)がいる(お互いに重なり合っているのが透けて見えている)。ここで下になっている女(赤)の尻の中心に黄色い風車が位置しているが、これは女性器から人間が何人も生まれ出ている様を表していると思える。右の妻の身体の中にも性行為をする男女がいる。

すなわち人間たちは性行為をしながら(繁殖しながら)巨大な蛇神に喰われている。

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吊り下げられた花柄の布はその全体の形で女性器を表している(このイラストでは赤)。赤ん坊のいるベッドはそれを下から突き上げる男性器であろう。亀頭の周りに精液が付いている。

また背後の白いカーテンの部分に尻をこちらに向けた女(オレンジ)がいる。その尻に妻カミーユの頭が位置しているからここでは出産を表しているらしい。

男女の生殖器を隠してある絵は他にもある。

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ティントレット 「春の寓意(Allegorical Figure of Spring)」 1555年頃 クライスラー美術館(アメリカ)

目覚めたニンフの股の間から突き出ているのは大きな男性器である。この男性器には男の身体(青)も描かれていて、頭が画面右上隅にある。木の幹が女性器を表していてこの女性器を持つ女(赤)は頭を画面左上隅に置いている。尻をこちらに向けた形で性交しており、女性器に挿入された男性器が何故か内外逆に描かれている。女性器内部が透けて見えていると言う事か。珍しく向き合った形での体位で交わっているように見える。

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ニコラ・プッサン 「ヴィーナスとファウヌス、プットーたち」 1630年 エルミタージュ美術館

この絵のヴィーナスはヤギの中にいる人間と交わっているが、画面を大きく見ると別の男女(青と赤)が性交している。背後の岩山に見えるのが横倒しになった女である。ヤギの顔辺りが男性器で、男女とも性交と同時に子供を産んでいる。

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ピエール・オーギュスト・ルノワール 「ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏会」 1876年 パリ・オルセー美術館

この有名な絵も画面を明るくしたり、薄くしたりするとイラストのようなセックス画像が見えて来た。手前の椅子に座る男の肩から肘に掛けての部分が男性器になる。女の方は出産している。

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クロード・モネ 「散歩 日傘を差す女性」 1875年 ワシントン・D.C. ナショナルギャラリー

この絵がこんな風に見えるのは僕だけだろうか? 空の中の横座りの女の背後から、やはり横座りの手前の男が男性器を突っ込んでいる。男は男性器を左手で握りしめ、女は自分の股の間から左手をのぞかせ、多分女性器を広げている。男性器の先から精液が流れ出ており、男女ともに出産している。

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レオナルド・ダ・ヴィンチ 「聖アンナと聖母子」 1508年頃 ルーブル美術館

この絵の場合、背景の中に隠れた人間が性交している分けではなく、絵の中の人物がそのまま性交している例である。聖母とその母との事だが、実は二人とも男女の性を両方持った、初期の巨人族であると思う。座位で性交しながら後ろの者が前の者の性器を弄んでいるのか。

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重要文化財 尾形光琳 「太公望図」 江戸時代 京都国立博物館

日本の「太公望図」でも男性器が露骨に描き表わされ、先から精液まで垂れ流している。女性の池の中に精液を流し込み、子作りに励む事を示唆(指示)した絵である。

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ミロのヴィーナス 紀元前130~100年頃 ルーブル美術館 

美術館・博物館と言うのは、放牧場の人間家畜たちに繁殖を促す為の洗脳装置かもしれない。この写真は彫刻作品だが、僕には屹立した男性器に見える。ひょっとして鑑賞者はこう言った性の「秘宝館」のような物を見せられているのではないか。男女の生殖器・性行為の図を見せられて「素晴らしい」とか「美しい」・「感動した」とか言っているのではないか。