名画の隠し絵

美術館にある名画には隠し絵がある。それは巨大な蛇の形をしており、人間を喰う姿が絵になっている。

ダヴィンチ 「モナリザ」の不気味さ、恐ろしさ

「モナリザ」の解析を続ける。

レオナルド・ダ・ヴィンチ 「モナリザ」 1503年~1505年/1507年 ルーブル美術館

今回はこの絵の不気味な所について見てみたい。

手の指の輪郭が二重になっている事や、向かって右側の左肘の辺りのテカりや、左側の右ひじの辺りについて、そして背景の山の形についてだ。

画面下端は不明確な表現が多い。物の形がどうなっているのか分からない部分が多い。

手を最大限拡大してみると、指の間に何かぶつぶつしたものが挟まれているのが見える。右手で言えば中指と薬指の間、薬指と小指の間に豆粒のような形が見える。これは何だろう。絵具の経年劣化でこんな形が出る事があるのだろうか。

右手の人差し指の先が二重の輪郭になっているのは、描き損じを修正せずにそのままにしてあるのではなく、服のシワもしくは指の下にある何かの形を指で押さえつけているのではないか。

左手の指もおかしい。人差し指、中指が変に太い。または指と同じ色の何かが指の股に挟まれているようにも見える。

世界的に有名な天才画家がこんな狂ったデッサンをする訳が無い。描き損じもあるはずが無い。故意にこんな形を描いて見せているとしか思えない。

拡大図をトレースしながらイラスト化して行く内に、こんな形に仕上がった。

指の股に挟まれた物は小さい人間の肉体。右手の人差し指の外側に線は、押さえられた小さい人間の背中かどこかの輪郭線であるようだ。

その他手の下にあるのは、小さな人間が何体も折り重なっているらしいのが見られる。椅子の肘掛けは蛇の横顔にも見えるが、四つん這いの人間の姿にも見える(頭が左側にある)。

この女はこの小さな人間たちを口に入れて食事中であるらしい。それと、小さな人間たちは「神」に捧げる生贄でもあるようだ(「神」への捧げものをつまみ食いしていると解釈するべきか、人間は食われるための存在である事をここそこで説明したいがための表現か)。

それと、両手共に三本指に見える。三本指に蛇がくっ付いて四本、五本指に見せているように思う。

「モナリザ」の左肘の辺りは、修復保護の為のニスが厚すぎてテカってしまっている・・・・のだろうか。

僕は最初から(修復前から)この表現だったと思っている。イラスト化すると、左上腕に二匹の蛇が見える。赤黒い蛇が彼女の下碗を口に咥えている。青黒い蛇は別の小さい人間を咥えている。

肩に掛かった外套も蛇で出来ているようだ。

女の右ひじの辺りには赤黒い大蛇がいて、女の下碗を咥えている。あるいは蛇が腕に巻き付いているようにも見える。

絵を見れば見るほど、「モナリザ」には「蛇」要素が多く見えて来る。髪の毛から腕、服、外套まで全て蛇で出来ているのではないか。その蛇たちは女の手その他小さい人間の肉体に喰い付いている。女の背後にも巨大な蛇がいて喰い付いている。

ヒトには蛇の遺伝子が含まれており、ヒトは喰われるための存在であるとでも言いたいのか。

背景。婦人に向かって左側の部分。ここにライオンの顔が見えるとか言う人がいるけれども、僕にはこう見える。仰向けに横たわった人間の顔が二つ。手前の方は黄色っぽい顔で、頭を右に向けている。奥の顔は薄茶色で、逆に頭を左に向けている。この奥の顔は首だけかもしれない。何故ならその下から血のような赤色が流れ出ているから。

二つの人間の顔の中間には別の小さな人間の顔があって、こちらを向いている。幽霊のような、恨めしそうな、恐ろしい顔である。「モナリザ」の背後には喰われた後の喰い残しがたくさん転がっているのかもしれない。