ピカソの裸体画がオークションで125億円で落札されたそうだ。この絵のどこにそんな価値があるのだろうか。
ピカソ 「花かごを持つ少女」1905年 ロックフェラー家の所蔵品だったそうだ。
この少女、目付きが悪いし、幼児体型だし、何の魅力も感じられない。
画質を変えてみると、背景に例の巨大な蛇が現れるし(上図左)、顔は蛇で形作られているし(真ん中)、持っている花かごは蛇の盛り合わせだし(右)、少女自体が蛇で出来ているレプティリアンである。大小さまざまな蛇だけでこの絵は出来ている。
背景や地面の蛇どもは少女の身体を齧っている。髪の毛の蛇も少女を齧っている。身体の所々に血の様な赤い色が見える。左耳の下・左手の肘下・尻の下の脚部分・左足のくるぶし下あたりが赤い。
少女の口からは小蛇が何匹か飛び出ていて、その小蛇を齧っているのか少女の唇は赤い血の色になっている。
こんな絵に125億円の価値を付けるのは、ここに描かれた蛇の仲間たちに違いない。とんでもない金額の取引をして世間の注目を集め、この絵にそれ相当の価値があると思わせようとしている。テレビの「なんでも鑑定団」で中島誠之助が「いい仕事してますねぇ!」と言い、高値を付ける事で骨董品の世間相場を上げようとするのと同じである。
吐き気のするようなグロテスクな蛇の食人画である。