名画の隠し絵

美術館にある名画には隠し絵がある。それは巨大な蛇の形をしており、人間を喰う姿が絵になっている。

マネ「休息」 なんと残虐な表現なんだろう

マネモリゾ1
マネモリゾ1 posted by (C)カール茅ヶ崎

エドゥアール・マネ 「休息(ベルト・モリゾの肖像)」1871年頃 ロードアイランド・スクール・オブ・デザイン付設美術館 1873年サロン入選

美しい夫人がソファーに腰かけているが、彼女の右手の下にあるソファーの肘掛が何か不自然で、大蛇っぽく見えたので調べてみた。

マネモリゾ2
マネモリゾ2 posted by (C)カール茅ヶ崎

暗い部分を明るくすると、壁を伝って上から降りて来る大蛇がいる。左右に2匹以上である。ソファーの座る部分も背もたれも肘掛も全て大蛇で出来ている。

マネモリゾ3
マネモリゾ3 posted by (C)カール茅ヶ崎

眼の上下が蛇で形作られているらしいのがかろうじて見える。耳の部分・鼻の右側に蛇の頭と眼の点が見て取れる。

眼は見開き、唇は異様に赤い。

マネモリゾ4
マネモリゾ4 posted by (C)カール茅ヶ崎

頭は黒い大蛇に噛み付かれている。茶色い蛇が集って髪の振りをしている。さらにその後ろ、壁面に掛けられた絵の中にも大蛇が隠れていて、頭の大蛇をまたはそれごと人間を喰おうとしている。

マネモリゾ5
マネモリゾ5 posted by (C)カール茅ヶ崎

彼女の左手は指が3本である。小指・薬指の2本が多分本当の指ではなく、張り付いた小蛇であろう。その右側にあるハンカチの様な白い物は、大蛇の頭であり、彼女の手を喰おうとしている。

マネモリゾ6
マネモリゾ6 posted by (C)カール茅ヶ崎

左足の表現が変である。左足の先がスカートの下に見えておらず、そこには蛇の頭が顔を覗かせているだけである。ちょうどドガの「ベレッリ家の肖像」の真ん中の少女と同じポーズになっている様である。

マネモリゾ7
マネモリゾ7 posted by (C)カール茅ヶ崎

スカートの中での足を想像し、茶色い線で描いてみたが、左足先が無いのでこういう形では無いのだろう。「ベレッリ家」の少女は片足が無かったからこの絵でも同様かもしれない。

マネモリゾ8
マネモリゾ8 posted by (C)カール茅ヶ崎

ソファーの肘掛を拡大し、画質を調整するとこんなになった。色は変更してないので、肘掛の端の部分はこんなに赤いという事である。

ピンクの大蛇の口の中から赤い蛇が円を描きながら飛びだしている・・・・様にも見えるし、切断されたばかりの血を吹き出す脚にも見える。婦人の見えない左脚がここに?

頭から大蛇に喰われても、片脚を切断されても平然として、その片脚の上の手を当てて座っている婦人の図? レプティリアンには感情もないらしいが、痛みも感じないのだろうか。

19世紀の絵画は今の映画やテレビみたいな役目を持っており、絵画の登場人物はそれぞれの役を演じているだけなのかも知れない。レプティリアン・モリゾが大蛇に喰われる演技をして、人間が喰われることを示唆しているだけなのかもしれない。

こんな残虐な表現をしてサロンに入選し、この絵が多くの人の眼に触れているなんて信じられない。