名画の隠し絵

美術館にある名画には隠し絵がある。それは巨大な蛇の形をしており、人間を喰う姿が絵になっている。

ブリューゲル 「大きな魚が小さな魚を食う」 そして大きな魚も より大きな存在に喰われる運命にある

医者から手術を勧められているが、前立腺肥大症は進行が遅いので当分の間は手術を断って薬物療法を採ることにしている。薬で血管その他を拡張しているので時々めまいがする。しかしいつの間にか自分も薬に期待するようになっている事に気付いた。意志が弱いので医者とか他人に何か言われると不安になってつい大勢に従ってしまいそうだ。

 だがワクチンは摂取しないことに決めている。その内マイカードにワクチン接種記録がされ、差別されるようにならなければ良いが・・・・。

 

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ピーテル・ブリューゲル 「大きな魚が小さな魚を食う」 1557年 メトロポリタン美術館

版画なので複数の作品が保管されている。ことわざを絵にしたもの。中央に大きな魚が横たわり、兵士がその腹を裂いてみると小さな魚がたくさん出て来る。大きな魚の口からも小さな魚が吐き出されているが、その小さな魚の口にはより小さな魚が咥えられている。手前の小舟に乗る人も魚の腹を裂くが、そこからも小さな魚が出る。自然界の食物連鎖を表している。小舟の親子がそんな様子を手で指し示すが、そこに「ECCE」の文字がある。これは確か僕に記憶が正しければ「見よ」と言う意味のラテン語ではないか。親が子に世の中の理を教えている図であろうか。

それにしても鯨のように大きな魚がいたものだ。ブリューゲルやボッスに特徴的なおかしな形の生き物も描かれている。人の足を持った魚、羽を持って空を飛ぶ魚、魚の頭を挟み込む二枚貝等、訳が分からない部分がある。まるで夢の中の様だ。

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こう言う奇妙な造形は何を意味しているのか。この世は所詮仮想現実なのだと言っているのか。もしくは太古の昔、人間が創造される際の様々な実験のあった事を言っているのか。宇宙からやって来た蛇型生命体が地球上の既存生物の遺伝子を組み合わせて実験し(古代エジプトの壁画にあるような鳥頭・鰐頭の人間も創ったのだろう)、結局自分たちの遺伝子を猿人の中に入れて人間を創った・・・・事を暗示しているのか。この絵の奇妙な生き物は単なる想像上の物では無いように思えるのだが・・・・。

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大きな魚の口から出て来ている小さな魚。じっと見続けていると次第に魚ではなく人間の身体の重なりに見えて来た。魚にしては不自然な腹の凸凹や、線描で出来た微妙な陰影をよく見ると見えて来る。大きめの人間、小さめの人間が組み合わさって魚に見えるように組み立てられている。

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右奥のこの部分は何だろう? 捕鯨の光景か。小島の上の冠状の刃は、これを振り子にしながら大きな魚を解体しているのだろうか。

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この部分の隠し絵を探ってみた。

大きな魚とその左右の岩は巨大な爬虫類の頭であり、それぞれ口先に人間を咥えている。

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全体図。巨大な蛇の頭が二つほど見えて来た。

一つはイラストで青くした所。大きな魚はそれ自体で後ろ向きの人間であり、その下の地面もまた人間である。これらに喰い付く巨大蛇の顔。その両目はイラストで青緑色にした部分である。小さな魚を大きな魚が食うが、大きな魚はそれよりも大きな存在に喰われる。それが自然の摂理である。

もう一つは上から降りて来る巨大蛇の頭。大きな魚の口と人の足で歩く魚の部分が目になる。小舟の上の三人に喰い付いている。もしくは画面下端に大きく横たわる隠し絵の人間に喰い付く。目と口の位置がつかめればその頭の輪郭が見えて来るはずである。目を細めれば巨大蛇の頭の輪郭がうっすらと見えて来ると思う。

こいつが世界を支配して、世界の政治家たちをも動かし今回のコロナ騒動・ワクチン騒動を起こさせている大元であろう。その目的は人間の家畜化・奴隷化を強める事である。(人口削減の陰謀とか言う人がいるがどうだろう? 増えすぎた家畜の数を減らす? 分からない。それは単に人を制御しやすいように恐怖心を抱かせる為のミスリードかもしれない。)

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元絵をぼかして画質の目を粗くしてみた。巨大な蛇が地に這っているのが見えた。兵士が切り裂く大きな魚の腹の辺りを目にして、魚の口はそのまま蛇の口である。口の中には先ほど見た人間たちが咥えられている。その胴体は右奥の方に延々と伸びているのではないか。

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必ずこういう隠し絵も見つかる。人間の生殖行動を促すものである。ここでは大きな魚と下の小舟で女の大きな尻を形作っている。左奥の小屋が女の顔で、股から子供を産み出している。背後に覆いかぶさるようにしている男は、片足を大きく上に上げ、男性器を女の尻に当てている。その先から出ているのは人型の精液か。これとは違う形の性交図も見えたりするが一番はっきり見える物をイラスト化した。

女・男と言ったが、この隠し絵の性器の位置はおかしい。肛門性交か。原初の人間は雌雄同体であり、性の区別が無かったとも考えられる。神話の神々・仏教の釈迦等は雌雄の区別が無いとも言われるのでひょっとすると神々は皆同一の性しか持っておらず、ニワトリの様に直腸と生殖器が共用だったのかもしれない。この隠し絵はその事を示しているのかもしれない。

いずれにしても喰った家畜の補充を促している。

 

ブリューゲル 「大食漢の食卓」 人間は豚と同じ食糧用の家畜

人間は、より高度な知性を持った生命体の食糧である・・・・と言う僕の説の裏付けとなる絵の一つがこの絵ではないか。

現在の人間、日本人は太った人が多い気がする。食糧が不足してやせこけた人はあまり見かけない。ファーストフードや清涼飲料水・サラダ油やグルタミン酸ナトリウムをたっぷり使った冷凍食品を多く摂ることによって脳細胞を破壊され、ますますそれらを食べるようになる。その結果締まりのない太った身体になっているのではないか。

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ピーテル・ブリューゲル 「大食漢の食卓(The Fat Kitchen)」 1563年 メトロポリタン美術館(ニューヨーク)

ブリューゲルは版画を多く残している。僕が美術を少し勉強し始めたのは、実は鎌倉近代美術館での「ブリューゲル版画展」がきっかけだった。高校一年のころ、友達と一緒に行ったそれに魅了された。世の中にこんな面白い、珍しい、奇妙な絵を描ける人がいるのかと興味を持った。人間の持つ奥深さに引き込まれた。

この版画もその一つ。太った男女が食事をしている。テーブルの上には豚や鶏の肉が無秩序に積み上げられ、天井にも食糧がぶら下がっている。彼らはそれを食べている。周囲には肉を焼く婦人、子供、犬や猫もいるがことごとく太っている。戸口に楽器を持ったやせた男がいるがいるがこれは外に追い出されている。貧相な体つきの演奏者はここにはお呼びでないと言う事らしい。

版画だから色の変化で隠し絵を探る事が出来ない。エッチングの極細の線画だから絵具の陰影の微妙な変化で隠された形を見つけるのが難しい。

今回、いきなり全体図で見えて来る隠し絵を発見した。

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全体図を目を細めたりして大雑把に捉える。暗い部分、明るい部分を人物等にこだわらずに繋げて見るとこんなイラストに見えて来た。巨大な爬虫類が上から降りて来て手前の三人の登場人物を口に入れようとしている。画面右下にも大蛇がいて犬と見える小さな人間の塊を口に入れている。画面左下隅にはこちらを向いて大きな口を開け、子供二人を呑もうとしている。さらに天井からぶら下がるパンのような物を歯とした巨大な怪物がめいっぱい口を開けて食卓の周りの人間たちをまとめて一呑みにしようとしている。

豚や鶏の肉を食する人間もまたさらに大きな生き物の食糧なのだとこの絵は言っている。知能の高い蛇型生命体である彼らは、人間にはヒトが食物連鎖の頂点だと思いこませる為に自分たちの姿は一切人間には見せない事にしている。たまにこういう絵画の中に隠し込んでいる。その他伝説・言い伝えなどに漏れ伝わっているだけだ。毒物が混入された食品を食わされ、学校教育・テレビ等のマスコミによって嘘を教えられ、ワクチンと言う毒さえも体内に注射されて人間たちは本来持っている知能を低く抑えられている。本当の事は誰にも知らされない。

彼らにとって人間は単なる食べ物なのだろう。彼らの姿も、食事風景も絶対に人間の目には見せないので、人間は信じない。目に見えず、身近に無ければ人間はそれを信じられない。僕自身も身近にそんな光景を見た事が無いので、こんな説を唱えていながらどこか他所の世界の出来事のように思いがちになっている。怪しげな都市伝説を聞くような疑わしい気持ちが捨てきれない。

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別の見方をするとこんな風に見えた。右横から巨大な蛇の頭が突き出ていて、人物たちに噛みついている。上からも左上からも別の蛇の頭が降りて来て人物を口にしている。

こう言う隠し絵が見える。僕にははっきりと見える。元絵の明るさ・コントラストを少し変化させるだけで、絵の登場人物の一人一人を見るのではなく、人物の手足の動きにこだわらず、絵の中の明暗や輪郭の繋がりだけで、また隠し絵が必ずあるはずだと疑う事によって次第に見えて来る。

名画の中の隠し絵に巨大蛇が人間を喰う絵があると言って、現実世界がその通りだと言えるのか。その辺は僕はこう考える。高度な知能を持って人間を支配している蛇型生命体は、所詮はあたたかい血の通わない爬虫類の仲間なので人間のように他人に忖度して嘘をつくことが出来ない。真実も構わず伝えてしまう。彼らにとって不利になるような事柄も隠すことをしない。2011年の大津波による原発事故の際も「今すぐ直ちには放射能による影響は無い。」と言った政治家がいたが、数十年後に害悪があろうと無かろうと「嘘は言ってない」と言わんばかりにとぼけていた。ちょっと違うかもしれないが、彼らは嘘をつかない。名画の中に真実を隠し込むことで彼らは「嘘はついてない」としている。

人間は豚や鶏に向かって「お前は食べられるために飼われてるのだ」と言う事は無い。言葉が通じないと言う事もあるが、わざわざ例えば食肉工場の解体現場の写真を豚や鶏に見せる人はいない。必要無いからだ。人間に対しその飼い主である生命体がこっそり秘密を見せているのは彼らが冷血動物の一種であると言う生物の特性の表れであると思える。

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全体図をぼかして縮小してみた。右側はさらに小さくした。

こうすれば見える人は見えるのではないかと期待している。上方或いは右横から人間より遥かに大きな蛇の顔が迫って来ている。その蛇の口先から登場人物たちが呑み込まれようとしている様子が見えるだろうか。

頭だけでも人間の身長の二倍くらいの厚みがある。実際こんな大きな怪物に襲われたらまともに抵抗する事さえできないだろう。大きさの差・力の差は絶対的なもので戦争にすらならない。戦争と言うのは文明が似かよった、軍事力が近い国同士で行われるものであり、差が有りすぎれば強い方の単なる虐殺・と殺でしかない。力が弱い者は知恵を絞って戦いに臨む事もできるが、その辺は敵に封じ込められている。すなわち新生児の頃から毒物を注射または口から摂取させて知能が低いままにする作戦が採られている。彼らにとって人間は太った愚鈍な状態の豚である事が望ましいらしい。

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モネ 「サンジェルマンの森の中で」 悪魔の目

珍しくコメントがあり、この絵をやってほしいとの事なので調べて見る事にした。

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クロード・モネ 「サンジェルマンの森の中で」 1882年 山形美術館

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ネットで拾った画像には色の違いがあってどちらが本物に近いのか分からない。どちらにしろ画像処理ソフトで元絵の画質を変えて調べるので問題は無いと思う。

 

僕は高校時代モネの絵に傾倒した。印刷された画集だが、作品の明るい色彩・光や水や空気の微妙な変化の表現に目を見張ったものだった。この絵でも森の中に差し込む木漏れ日や、森を通り抜けた先にある明るい空間、落ち葉の色の変化等があってあたたかい感じがする。この森を通り抜ければあの明るい場所に出られるから、もう少し我慢して歩いて行こう・・・みたいな我が身の人生と考え合わせて期待感を抱いて見る鑑賞者もいるのではないか。モネの絵の持つ空気感・あたたかさ・明るさには惹きつけられる。

この絵を知ったのは今回が初めてだったが、いきなりショックを受けた。他の名画でも見られる巨大蛇の正面顔がよほどはっきりと見えているではないか。

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樹々の作るトンネルはそのまま顔である。奥に行くに従って遠ざかるように見えるが実はこちらに向かって突出している。凹部分は凸部分となる。フェルメールの「牛乳を注ぐ女」のミルクポットの奥の黒い部分が実は飛び出した黒蛇の頭であるのと同じだ。大きな蛇が小さな蛇を丸呑みする。小さな蛇はより小さな蛇を呑む。その蛇がさらに小さな・・・・と言ったような、食物連鎖を表したようになっている。蛇の顔の中に人間の姿が所々見えるのはその蛇が人間を既に体内に取り込んだ事を示している。

画面を明るくし、コントラストを強めただけでこの豚っぽい正面顔が浮かび出る。

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画面右下の部分。紅葉した落ち葉の色が微妙な色の違いでひと塊になっている。真っ赤な部分、少し黄みがかった部分、灰色がかった部分、茶色っぽい部分と分けてイラスト化するとこんなになった。手前に横たわる人間がいる。それを大蛇が襲う。

いろんな形が同時に重ねられているから、イラストのようでなく別の物に見える人もいるだろう。僕の目にはこう見えたと言う一例を示している。

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画面左下部分。隅にこちら向きの大蛇の顔が見えるだろうか。小さな人間をたくさん口に入れてこちらに見せるようにしている。落ち葉の赤っぽい部分だけを区別してみると見えて来るはずだ。まるで日本の国宝「高野山聖衆来迎図」(以前調べた)の左下の岩場部分とそっくりである。日本のそれは人間の千切れた手足を咥えていたが、これは人体が損壊してないように見える。

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画面右上部分。上から来た大蛇が人間を襲い喰う。

青い部分・黄色い部分・緑の部分と色の塊を追って行くとまた別の形にも見えたりする。蛇の頭は人の尻の丸みとも見える。そのどちらにも見えるように描かれているようだ。

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画面左上部分。大きく見ても小さく見ても、目を細めてぼやかして見てもそれぞれ違った風に見えたりする。この辺りには人の頭らしき丸いのがたくさん見られる。

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全体図。無数の大蛇たちが人間を襲って喰い付いている。こちらに向いて威嚇するようなのもいる。人間たちは戦うことなく素直に喰われている。ただ子孫を残そうと喰われながらも性交している男女もいる。森の向こうの明るい空間は蛇に囲まれ山積にされた生贄の人間たちだ。人生の森を抜けてたどり着く先がこんな形だと言っているのか。

印象派の絵は残酷なものが多い。ドガもしかり。マネもしかり。この絵では首や手足が千切れていないだけましか。

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人間たちの抵抗する手段も示している。子孫を増やして残す事だ。この絵の中の隠し絵として僕にはこういうのが見える。

名画の中にセックス表現が隠れているのは、家畜として繁殖せよとの指示であるだけでなく、この地上を支配している蛇神への人間の取り得る唯一の抵抗手段だと言う事を、最近思うようになってきた。

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ちょっと遊んでみた。元絵を左右反転して左側に繋げたらこんな顔が出来た。実物の絵の左側に鏡を置いたのと同じである。何か狂気じみた目を見開いた化け物の顔になる。下方真ん中にあるのは鼻? 口かもしれない。人間たちを上から見下げた悪魔(=神)の顔か。

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さらに上下逆さにしたら・・・正に悪魔の顔。人間に恐怖を与える存在の顔。

新型コロナウィルスと言う目に見えない物で人間をパニックに陥れる。ワクチンなど害があって効かない物を接種させて人間をバカにさせてより強く制御しようとしている。ワクチンの中には水銀やアルミ、界面活性剤・防腐剤等が入っていて何の効果も無いどころか一種の毒物接種と言う事になるらしい。薬品メーカーが儲かるだけだ。人々は家の中でテレビやゲームの仮想現実に遊び、真実を知らされない。飲食店だけではなく産業そのものに打撃を与え、低所得者を増やし、若者は国費の軍隊に入隊しやすくなるから、戦争を起こして世界を混乱させる。戦場では何があっても分からないから人間を狩り放題・喰い放題になる。この絵はそんな事をたくらみほくそ笑んでいる顔に見えて来る。

 せっかくコメントをもらい、その人は部屋にこの絵のポスターも張ってあるらしいが、こんな結論になって申し訳ないような気持がある。他人をがっかりさせるのは本意ではないが、自分の目に見える物をそのまま伝え、この世の真実に一歩でも近付きたいと言うのがこのブログの趣旨である。

ブリューゲル 「バベルの塔」 巨大な蛇の塔 人間を喰らっている

人間は蛇型生命体の食糧であり家畜である。人間は彼らによって創造され、現在も奴隷のような労働をさせられ地上に繁殖させられている。・・・・と言う事が真実であったとしてこの事を簡単に受け入れる事が出来るがろうか。名画の中の隠し絵でその事が示唆されているのを発見しても普通に生きて来た人にその意味は受け入れがたい。親から、学校で、本から得た知識ではその事がほとんど書かれていない。世界中で自分一人だけがこんなオカルト的な変質的な思考をしているのではないかと不安になる。真実がこんなに残酷であるならむしろ知らない方が、知らしめない方が良いのではないか。地上で子孫を産み育て、遺伝子を次世代に渡すことが出来るならばそれだけでも良いのかもしれない。

ただそれでは人生の真実を知りたいと言う欲求が残る。

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ピーテル・ブリューゲル 「バベルの塔」 1563年 ウィーン美術史美術館

聖書の創世記から採った画題である。ノアの洪水の後人類は再び繫栄し、天高くそびえる塔を築くまでになった。またしてもおごり高ぶった人間に神は怒り、言葉を混乱させ塔の建築を中止させた。

この絵の塔では中央の基部に岩がむき出しになっている。元々そこにあった岩山を利用して塔を建てているのだろうか。何故か下から順に完成させるのではなく、左半分は完成しているのに右半分は未完成である。画面左下にいるのは視察に来た王様と石工たち。右側は海か川。塔の建設に携わる人々が精密に描き込まれている。114センチ×155センチの作品。

この作品のどこに隠し絵があるのだろうか。不自然な所は一見どこにも見られない。

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僕が最初に気付いたのはこの部分。削り残した岩山の下にある通路、人や馬車が通っているようだが、この部分を遠目で見ると横向きの大蛇に見えた。右を向いて大口を開けた大蛇である。

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イラスト化するとこうなる。蛇の頭の上には大きな人間が逆さに置かれており、それをまた別の大蛇が食らい付いている。

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画面右下の海(?)はそのまま巨大な蛇になっている。その口先に加えているのは人間であろう。

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建設を視察するニムロデ王と側近たち。作業をする石工と土下座する石工。

この背後の通路、作業小屋や低木があるが、それらを利用してイラストのような大蛇になっているのが見えた。王たちを丸呑みにする蛇である。王のマントが蛇の牙になっているようだ。

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目を細めて見ると少し見やすくなるが、塔は二匹の大蛇が上から下に向かって降りて来て人間を咥えているらしい姿が見えて来た。先ほど逆さになった人間を咥える大蛇は今度は後ろ向きの人間の片側の尻になる。後ろ向きの人辺が逆さになった人間を産み落としている形になっている。その右では人間の男女が立ったまま重なって性交しているらしい。

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全体図。元絵をぼかすとまた別の物が見えて来る。塔を形作っているのはとぐろを巻いた大蛇であり、塔の右側にいる大勢の人間の山積みを喰っている。

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またこんな風にも見える。塔の右側に重なる人間の男女がいる。性交をしながらその尻から子供を産んでいる。二人は大蛇のうじゃうじゃいる海の中に孤立しているのか。そして空の中にうっすらと見える巨大蛇の口に呑まれようとしている。人間の存在の意味を知らせるような隠し絵である。お前たちは地上でただ素直に繁殖していろとの指示が成されているかのようだ。

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こんな絵も見えるがどうだろう? 巨大な蛇がいて腹の蛇腹をも見せている。その口の先には這い出る子供と大人の生首(通常の元絵では見えないが画像処理をしてぼかしを入れるとこんな風に見えてドキッとした)。画面左下には片手を差し出しながらこちらに這ってくる人間。こんな風に見える僕は心を病んでいるのだろうか。

視覚は脳を通って認識されるから、思い込みが激しい人には思っている通りに見えてしまう。そんな風には見えないと思っている人にはいくら言って聞かせても見えない。しかし何度もその絵を見る、または時間を掛けて目を細めたり顔を横にしたり縦にしたり、凹凸を逆に見たり、別の見方・多角的な見方をするように努力すると次第に見えて来る。

僕はパソコンの壁紙を過去調べた名画にして一定時間で別の絵に変るように設定しているが、パソコンを起動する時に過去に見えたのとは違う隠し絵を発見することがある。何度もしつこく繰り返し見て行く事が大事なようだ。

僕と同じように見える人が一人でも二人でも増えてくれると嬉しい。

 

ブリューゲル 「婚宴の踊り」 人間を家畜としている真の支配者

世間はコロナだワクチンだと騒がしく、連休中も自宅に籠って静かにしていろと強制してくる。収入が減ってもいいからテレビやゲームの仮想現実の中に閉じ籠っていろと言われる。行楽地にも繁華街にも監視員が見廻る。マスコミも政府の指示に従わない人間を吊るし上げるように報道する。その内ワクチン接種の有無が記録されたマイナンバーカードをマイクロチップ化し、全ての国民の体内に埋め込まれるのではないか。全世界的に何やらおかしな方向に導かれて行くように思える。人間の家畜化がより露骨な形で現出するように思える。人間を制御している者がいる。

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ピーテル・ブリューゲル 「婚宴の踊り」 1566年 デトロイト美術館

頭が悪そうな農民たちの結婚式での踊りが描かれている。泥臭く田舎臭く、上品とは言えない農民たちが大勢で踊っている。個々の人の身体の動きが激しく、それを追って行くと「無秩序」・「無礼講」とかの言葉しか出て来ない。

ブリューゲルはこの絵で何を言いたいのか。農民の無教養な自由さを描きたかったのか。人々の激しい動きに気を取られていると中々隠された主題が見えて来ない。

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全体図をぼやかして小さくするとこんな絵が見えて来た。化け物が正面を向き、大口を開けて手前の人たちを呑み込もうとしている図である。これが人間を家畜化し食糧としている蛇型爬虫類の正面から見た顔であろう。

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鑑賞者はどうしても個々の人間の姿に囚われてしまう。男女でペアになって踊り狂う農民たちのバカっぽさしか見えて来ない。

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キスをする人。他人の結婚式なのにこんなことをするのか。

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上図左、珍しく冷静な表情の恰幅の良い男。村長か何かだろう。皆から目を背けている。

上図中央、赤い服の男は尻がやたらに大きい。帽子の中の頭が異様に小さいのが気になる。またその左にいる土色の服の女は頭が隠れているが何かおかしい。頭があるのかどうか。

上図右、画面左端で腕を腰に当てている男。身体がどうなっているのか。黒い魚に呑み込まれて頭だけ出ているようなおかしな表現である。

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奥の方に行くと人の描き方がより不自然になる。

上図左、家の壁に向かって一人で立っている男。何をしているのか。頭部はどうなっているのか。

上図右、村長(?)の後ろで壺から酒らしき物を飲む男。顔がどうなっているのか分からない。

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右奥の家のひさしの下の人々。何だか皆顔が妖怪っぽくなって来ている。

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画面の奥に行くほどホラー映画っぽく、狂気が増してく来る。画面の中央付近、この二人の表情は何だろう。

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男女が抱き合い、何事かをしている様子だがよく分からない。赤ん坊を抱いている男女も何か意味ありげだ。子供を生贄に捧げようとしているのだろうか。最後尾で後ろ向きに立つ男は何だろう?

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遠景の中に小さく描かれた、中央少し左寄りの部分。この辺りをイラスト化してみた。木に向かって放尿する男の手には小さな人間がいて、上から降りて来る大蛇に喰わせているのではないか。その手前のマントを肩に掛けた男は、顔が蛇であり、手に小さな人間を持っている。奥の座ってキスする男女は、イラストのように背後から来る大蛇に呑み込まれようとしている。座ってキスする二人の身体もイラストのように全く別の形で、3~4人の身体が構成しているようにも見える。

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洗濯籠を持つ女? 結婚式で洗濯? 女が持っているのは洗濯物ではなく、人間の頭蓋骨の入った籠のようだ。ミレーの「晩鐘」のバスケットの様に神の食べ残した頭蓋骨その他の骨と思える。だから女はそれから目を背けている。

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さらに奥の、横たわり片手を上に上げた女に見えるが、これは黒い大蛇ではないか。人間に巻き付いた蛇、もしくは黒蛇と白蛇が絡み合って交尾しているのかもしれない。

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最後にもう一度全体図。画面下方に横たわる人間も見えて来た。踊る農民たちと共にこの人間も喰われようとしている。

名画の中の人物像の背後にはこんな感じの、大口を開けた蛇の正面顔がよく隠れている。ニョロニョロした蛇の胴体はあまり見ることが出来ない。普通人が蛇と言うと地面を這いずるひも状の胴体を見る事が多いが、その蛇に似た生命体が別にいて、それ自身が意思を持って人間を制御したいと思っているとしたらこんな風に正面の顔を見せ、その眼で睨むだろう。特に蛇の眼には催眠作用があるらしく、人もまた睨まれたカエルのごとく従順になるのかもしれない。だから正面顔を画面いっぱいに隠し込んであるのではないだろうか。

現在では、テレビや映画の映像・ポスター・看板等に隠し絵が、また紙幣や会社のロゴマーク等にも、蛇の眼を表した形が使われている。アイドルや音楽アーティスト・アニメの主人公が片目を隠すのもこの蛇の眼のサインではないのか。人間の真の支配者は俺たちであり、俺たちが見ているぞとのメッセージを目のサインで表しているのかもしれない。