畑・生き物・美術

畑にある命・美術品が教えてくれる命の意味を農作業しながら考える。

人間の創造?続き

昨日の記事をアップロードしてから気が付いた。

ミケランジェロの「アダムの創造」のアダムが岩の上にいるのは、生贄としての表現ではないか。聖書の「イサクの犠牲」、神がアブラハムを試そうとしてその息子イサクを石の祭壇・または丘にある岩の上で生贄にしようとする瞬間、神が出て来てそれを止める場面。多くの絵画が残されている。絵のアダムは神に食べられる予定のイサクにも見える。

 

またアダム(?)の居る岩を青い色の川が囲うようにして描かれているのは、「ノアの洪水」を表しているのではないか。人間を滅ぼそうと神が起こした大洪水が男を囲っている。ただ男は手を伸ばし、神に救われようとしている。そんな場面にも見えてきた。

 

一つの絵が、「アダムの創造」にも見えるし、ヘビが知恵を授ける「楽園追放」の前の場面にも見え、「ノアの洪水」にも「イサクの犠牲」にも見える。

ミケランジェロが我々人間に伝えたいことはまだいくらでもこの絵から出て来そうだが、とりあえず神はアダムに知恵を授けたヘビだという事、そのヘビは人間に食べ物としての生贄を要求する事、神は怒り人間を大量に殺す事もするが、その際手を差し伸べて助ける事もあるといった事がこの絵から見て取れるのだがどうだろうか。