名画の隠し絵

美術館にある名画には隠し絵がある。それは巨大な蛇の形をしており、人間を喰う姿が絵になっている。

らっきょう頭の明智光秀

ラッキョウ
ラッキョウ posted by (C)カール茅ヶ崎

 

織田信長は、徳川家康の饗応役をしていた明智光秀が些細なミスをした事を指摘して叱責した。光秀を足蹴にしながら、

・・・「徳川殿は大事にしろと言ったではないかぁー!このらっきょう頭がぁー!」

光秀も好きでらっきょうに似た頭に生まれたわけではない。彼は京風の作法も身に着けていた、かなり教養のある人で尾張の信長などの田舎者とは一線を画すプライドを持っていた。自分ではどうしようもない頭の形を非難された事で彼の中で何かが崩れていった。後に本能寺で信長を攻め殺すことを決意したのはこの時だった。

 

去年10月に植えたラッキョウの収穫をした。自分で甘酢漬けにして食べる為だから少しだけだ。

ラッキョウは「辣韮」と書いて、辛辣)いニラ韮)という意味の中国語をそのまま日本語にして発音しているようだが、何だかおかしな響きの言葉になった。

 ラッキョと言っても通じるが、なおさらおかしい。

ラッキョウという言葉はその音のせいか、ニラ(韮)からニンニク(大蒜)に進化する途中の様な中途半端な形をしているせいか、あまりいい意味には使われないようだ。調べると「大乗仏教では食べることを禁じられている」とか書いてあるので、そのせいもあるのか。

漢方では胸のつかえ・痛みを取る生薬となっているそうだ。

名前が変なばっかりに人を馬鹿にする言葉に使われたり、お笑い芸人の名に使われたり、日本にあっては不幸な作物だ。