名画の隠し絵

美術館にある名画には隠し絵がある。それは巨大な蛇の形をしており、人間を喰う姿が絵になっている。

マネ「鉄道」 信じたくない真実

エドゥアール・マネ 「鉄道」 1873年 ナショナルギャラリー(ワシントンD.C.

マネ鉄道1
マネ鉄道1 posted by (C)カール茅ヶ崎

色合いが美しい作品である。特に女の子のドレスの青が眼に心地よい。

鉄道(Railway)と言う題でサロンに入選したらしい。そう言えばフェンスの向こう側に線路っぽい横線・汽車の蒸気のような煙が見える。汽車を待つ母と娘だろうか。

しかし何かおかしい。まずこの絵の描かれた季節。母親の厚ぼったい服・雪国の子供のような母親の頬の赤み・汽車の蒸気の煙(?汽車は何処にも描かれてない)の白さから冬の朝を思わせるが、一方女の子の服装・母親の腹の所に閉じた扇子がある事・画面右下のあたりにブドウ(マスカット?)が置いてある事から季節は夏であろう。

マネ鉄道2
マネ鉄道2 posted by (C)カール茅ヶ崎

母の頬が赤い。帽子の影となっているせいではない。

唇が真っ赤である。唇の合わせ目も濃い赤である。その口の周り上下左右に赤色が飛び散るように付いている。それは顎の所で止まっており、後から付いた汚れでは無いことが判る。

マネ鉄道3
マネ鉄道3 posted by (C)カール茅ヶ崎

母の膝の上の子犬は寝ているようにも見えるが、拡大してみると白目をむいて死んでいるようにも見える。その首から下は白い蛇に呑み込まれている。母の右手の指は三本であり、その両端に同じ色の蛇が張り付いて五本に見せている。

左手の表現がおかしい。親指一本が本を抑えているが、これは蛇の頭である。その眼がしっかりと描かれている。色も右手とは違う。本の端に肌色に近い色で手らしいものがあるがこれは親指とは繋がらない。やはり蛇の頭である。母の左手はここには無い。

マネ鉄道4
マネ鉄道4 posted by (C)カール茅ヶ崎

画面左端に見えるのは母の服の一部なのだろうか。だとすると背や尻が大きすぎる。背後から同色の大蛇が喰い付いていると見れば納得がいく(ルネサンス期の絵画の聖母マリアのように服の中に大蛇の胴体があり、それがくねって足の形を見せているとも考えられるが)。

マネ鉄道5
マネ鉄道5 posted by (C)カール茅ヶ崎

女の子の左手先がおかしい。三本指か。

左手の色と背中の色が全く違う。背中の方に蛇が張り付いているように思える。

そして右手が無い。

右手を前に突き出してフェンスの鉄棒を掴んでいるにしても、こんな風に全く見えない事は無いのではないか。肩口のフリルの下に不自然な白い部分があるが、鉄棒のこちら側にあるのでここは白い蛇が隠してごまかしているのだと思える。

フェンスの向こうの蒸気の煙の白い中に、巨大な蛇の顔が見える。二匹の大きな蛇の顔の眼が見える。

マネ鉄道6
マネ鉄道6 posted by (C)カール茅ヶ崎

女の子のドレスは実際の物よりも横幅が大きくなっている。両側に大蛇が張り付いているからだ(上図右のイラストのように、グレーの部分が張り付いた大蛇)。ドレスの下端に見えているのは下着っぽいが、これも蛇の顔か口だろう。足を咥えている。

右足はどうやら既に無く、蛇が成り代わっていると思える。なぜなら少女の体の正中線上に左足が来ていてバランスをとっているからである。ドガの「ベレッリ家の肖像」の中の少女も一本足でバランスをとって立っていた。だからこの少女は右手・右足が無い。

マネ鉄道7
マネ鉄道7 posted by (C)カール茅ヶ崎

画面の中央付近の部分拡大図。ここの表現が分かりにくくて何時間も悩んだ。

肌色でフェンスの向こうの線路っぽい所を描いている? 黒っぽい部分は鉄道の設備か何か? ただ母の方から右に突き出している紺色の物は何か? フェンスの鉄棒から何か平面的なものが張り出している。

これは母の左手が描かれているらしい。本を抑えている蛇の手指ではなく本当の手が後ろの鉄格子の向こうに差し込まれているらしい。よく見るとイラストのように指もある(画像をもっと拡大して見た結果見えた)。イラストで緑色で表したものが母の手だと思う。

娘の腰のあたり外縁に指が三本ほど見える。これが手だとすると手首・腕は母の手の上に乗って繋がる(イラストで黄色く表した)。ひょっとして女の子の右手か?

母の手の上の物を鉄格子の向こうの白い蛇神が口を付けて食べている?

マネ鉄道8
マネ鉄道8 posted by (C)カール茅ヶ崎

分かりやすく少し大きく見てみるとこうである。母の左手は本の所ではなく、背後のフェンスの向こうに差し込まれ、白い蒸気の姿をした蛇神に少女の右手を喰わせている。

 

ドガの「ベレッリ家の肖像」でもやはり画面左の女が背後の大蛇の口先に手を持って行って何かを喰わせていた。

モネの「昼食」では、母親の左手が大蛇に成り代わっていた。その大蛇の口先に子供の腕があって喰っていた。子供の足が食卓にパンに見せかけて乗せられていていた。

フェルメールの「牛乳を注ぐ女」では、女が人肉を蛇神に喰わせる為に準備をしていた。

これらの女たちは蛇神に仕える巫女の役目をしているようである。何処からか子供を調達して手足を切り、喰いやすいようにして準備している。

マネのこの絵もそんな巫女的女を描いている。女は母でも何でもなく、何処からか娘を誘拐して来て背後の巨大な蛇神に食糧として与えている。自分でも喰ったのか、それとも口の牙で手足を喰いちぎった際に付いたのか顔中血だらけである。

信じたくない真実がここに描かれている・・・・頭が痛い。