名画の隠し絵

美術館にある名画には隠し絵がある。それは巨大な蛇の形をしており、人間を喰う姿が絵になっている。

プッサン 「人生の踊り」 誰かに踊らされて、その先にあるのは・・・・

ニコラ・プッサン絵には、例えば「アルカディアの牧人たち」(ルーブル美術館)のように人生における「生」と「死」を表現したと思える作品、言わば哲学的テーマを表現した作品が見かけられる。この作品もそうだと思う。

ニコラ・プッサン 「人生の踊り」 1640年 ウォレスコレクション所蔵(イギリス・ロンドン)

原題は「The dance to the music of time」だから、直訳すれば「時の音楽に合わせたダンス」とでもなりそうなのだが、Wikipediaでは「人生の踊り」となっている。なかなか上手い訳かもしれない。

真ん中で踊るのは、「春夏秋冬」の四季の擬人化であり、富と貧困・喜びと悲しみ等人生の様々な出来事を表しているように解説される。右側に時の翁サトゥルヌスが楽器を奏で、その手前でキューピットが砂時計を掲げている。

空にはアポロンの四頭立て馬車が駆け巡り、それを先導するのは暁の女神アウローラだそうだ。花をまき散らしていると言う。

正に人生の時の流れに応じた「喜怒哀楽」・「生老病死」を具象化した作品に見える。

ただ僕はアポロンの馬車が乗った雲に注目した。

上図左が元絵をはっきりさせた物、右がカラーリマスター版のコントラストを強めた物。この雲の形が何か別の物に見えないだろうか。僕には蛇の顔(すこしカエルっぽいが)に見えた。

上図左、暗くして少しぼかしを入れてみた。右、ぼかしを強めに入れた。

アポロンとその馬車、その周りの女たちが雲の中に溶け込んで消えてしまい、一匹の巨大な蛇の顔になって地上の人間たちを襲っている図に見えて来た。金色に輝く空いっぱいの巨大な蛇である。遠近感が分からないが、幅が10メートルか100メートルかの巨大な生き物だろう。

左、バラ(愛欲)の髪飾りをする明るい表情の女。右、冬枯れの月桂冠を被った土色の服の男(貧困・冬の象徴?)。繋いでいると思われる手は見えない。明と暗、対照的な二人だ。

髪に宝石を散りばめた裕福な女(左)と、黄色い貧相な布を頭に巻き、苦しそうな表情の女。この二人も正反対の様相を示している。

「春夏秋冬」の四季を表すと言うよりも、人生の勝ち組と負け組、捕食者と被捕食者、狩人と獲物くらいの差が有りそうだ。

上記の後ろ向きの男とこの黄色い頭巾の女はどちらも首にひもが巻き付いた様な筋が見える。

何だかブラック企業経営者と社畜の関係のようにも見えて来た。

砂時計を見つめるキューピット。

会社に縛られて人生を過ごして行く内に、一年また一年と何者かによって踊らされている内に、時は確実に進んでいる。この幼児の頃から、後ろにいるサテゥルヌスの爺さんになるまで、光陰は矢のごとく一瞬である。

画面向かって右側の空にも、巨大な蛇の姿が見える。そいつが人間の形をした物を口に入れているよう見えるのだがどうだろうか。

全体図で見ても、画面左側の空に別の巨大蛇が見えるし、地上から頭をもたげた超巨大蛇の頭も見えて来た。

奴等はよほど目を凝らして注意して見なければ見えて来ない。奴らは実際に半透明とでも言えるような異次元の世界にいるのかもしれない。ただ有機物を口から摂取するタイプの有機生命体である事は間違いないようだ。奴らは人間に対して出来るだけ自分たちの存在を隠している。ただ名画の中や音楽・文学等の芸術作品の中にヒントを散りばめている。普通家畜に「お前たちは喰われるために存在している」とか面と向かって言うバカはいない。家畜は無知なまま死んで行ってもらうのが良いので、家畜の知能が高まらない様な食べ物を与え、テレビ・新聞その他で嘘を信じさせ、為政者の指示に従うように洗脳している。生まれた時から、親の代からなので、大方の人は何の疑問も抱かない。名画の中にそんな真実が隠されているのは、「誰か秘密を暴けるものなら暴いて見ろ!」と言う人間に対する挑戦状の意味があるのかもしれない。

ワクチン四回目接種の推奨・ガンになり易い食品の宣伝・ロシアウクライナ戦争の一方への協力・中国北朝鮮に対する煽り報道(You Tubeも含めて)等色々と思考をコントロールされがちだが、どれが本当に正しいのかは自分の目で見て自分の頭で考えて判断したい。