名画の中の人喰い蛇

美術館にある名画には蛇の隠し絵がある。その蛇は人間を喰っている。

アンリ・ルソー 「眠るジプシー女」 生贄は現在でも行われているらしい

アンリ・ルソー 「眠るジプシー女」 1897年 ニューヨーク近代美術館

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税関吏の仕事を早期に退職し、その後66歳で死ぬまでを画家として過ごした人で、そんな生き方を僕も参考にさせてもらった。(ただしルソーの様に年金だけでは生活できないので、農業でも必死になって稼いでいる。傍らでこんなブログをやっても全く収入にならないのだが自分が生きた証のような物を残したくて今日も名画の検討をする。)

ルソー自身がこんな解説をしている・・・・「マンドリンを弾きながら放浪する黒人女が傍らに壷を置き、疲れ果てて深い眠りについている。1匹のライオンがさまよって来て彼女を見つけるが、食い付かない。月明かりの効果でとても詩的な雰囲気になっている。そしてこの情景はまったく不毛な砂漠で起きているのだ。ジプシーは中近東風の衣装を身に着けている。 」

本人が表面上の薄っぺらい説明で人を惑わせようと、僕は奥深い所にある真の主題を知りたい。この絵は人喰い蛇への生贄の絵である。

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暗い部分を明るくしてライオンをよく見るとその身体は蛇で形作られている。尻尾の先から鼻の先まで蛇が寄せ集まって固まっている。白いたてがみは大蛇の頭である。首の下から頭をもたげてライオンの胴体を丸呑みするデカい蛇である(上イラスト)。こいつの胴体は砂漠の向こう側か、あるいはライオンの下の茶色い地面がそれであるようにも見える。ライオンであってライオンでない架空の存在であるので、女を喰っているわけではない。絵を見る人をドキッとさせるだけの存在である。

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「眠る」ジプシー女と題されているが、この黒人女は眼をうっすらと開けている。釈迦の像の様に半開きの眼である。鼻や口が大きいのは良いとして口周りが血のような物で汚れている。まるで生肉を食べたかのようである。歯が異様に多い。上の歯なのか下の歯なのか分からないが、口を少し開いただけで歯が10本以上見える人はいないのではないか。それと首が異様に長く膨らんでいる。その首の左右に眼らしき物があるので、これはやはり大蛇が生首を咥えているのだろう。

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女の右手ははっきりと露出しているが右手はどうなっているのか。手枕をしている・・・・にしては肘の形が不自然である。右手が半袖なので左手も当然半袖だと思うが・・・・。こいつは大蛇の頭だ。手に持った杖の上にその眼があった。レインボーカラーの大蛇が女の左胸の部分に頭を乗せており、その胴体は女の身体の下を通って後ろに回っているようである。

右胸にも同様の大蛇がいる。肩に袖のようなふりをしているのも大蛇であり、女の右手を咥えている。この女も見えている所以外は大蛇に呑まれて無くなっている。

画質を調整し暗い部分を明るくしたら、横たわる女の身体の下にある暗い部分は随分と赤いと言う事が分かった(元々濃い赤色をしていた)。血の色だろう。

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左手はここにあった(イラストでグレーで描いた物)。レインボーカラーの半袖の服の右に女の左手の肘が見えている。手先はピンクのベールに見える小さな蛇の束で隠れて見えない。画面を暗くして分かりにくくしてあるが、嘘は描かれていない。左胸の大蛇は女の左手を口に咥えている。

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足の部分。明るくしてみると、右足が左足の上に乗って手前に来ている。この形だと足が交差して右膝の出っ張りが浮き出るはずだがそれが無い。スカートは真っすぐ下に伸びて交差している様子はない。足首だけがそこにあり、それ以外の身体は大蛇に呑まれて存在して無いのだろう。足の下。スカートの下にも赤い血の色が染みている。

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女の身体の下の部分が僕にはこう見えた。血のにじんだ地面の濃淡の中にこの女の失われた身体のパーツが散らばっている。足・手・胴体、損傷の激しいそれらがまとまって置かれている。周りには大蛇どもがそれらに口を付けている。

画面手前に生贄の人肉をまとめて配置すると言うのは名画によく見られる形である。

今回解析できなかったがこのマンドリンと壺ももしかして人体の一部かもしれない。それとも生贄の儀式に付き物の音楽と酒を示唆?

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夜空に浮かんだ月。一見漫画的に笑顔を見せているかのようだが、この月を左に90度回転させてみた。画質も変えると、こんな絵が見えた(上図と右イラスト)。何やら恐ろし気な怪物(イラストで薄緑色)が人間(イラストで黄色)を襲って口に咥えているような絵である。その周りに月全体を半周する巨大な蛇(イラストで青緑)が左右にいる。

この絵の中では蛇による人喰いを示唆していると思えるが、月と言うのは人喰い蛇の巣屈なのだろうか。人間と言う家畜をコントロールする為に蛇神がそこに置き、基地を作って見張っているのだろうか。

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夜空の中にももちろん蛇神たちはいる。ライオンの身体に口を付ける蛇神を見分ける事が出来た。尻尾にも噛み付いていて空の蛇は地面のライオンに繋がっている。

画面全体を見て一番大きな蛇神がいるはずで、女の手前の生贄の肉に口を付けているはずである。たぶんライオンと女の身体で左上から降りて来た巨大蛇の頭になり、右の方からは月を、眼とした巨大蛇がいるのかもしれない。今回その辺までは見分けられなかった。