僕の畑のある茅ヶ崎市芹沢は小出川沿いが一面に田んぼになっている湿地帯で野鳥が多い。帰りがけにカモを見た。2日くらい前にも見かけた。
カモ以外にもキジやサギなども見かける。時々双眼鏡やカメラを持った人があちこちにいるが、野鳥の観察だろう。
僕は鳥の事は詳しくない。あと知っているのはスズメ・カラス・ハト・ヒヨドリ・・・・あまり多くない。カモを家畜化したものがアヒルだという事は今日ネットで調べていて初めて知った。カモとアヒルの合いの子がアイガモだということも・・・・。このカモは繁殖期を迎えたメスらしい。遊休農地の草むらの中でオスを待っているのか。それとも巣をすでに持ち、子育てしているのか。
芹沢あたりの農家が、除草剤を噴霧している光景をしょっちゅう見かける。農薬もたくさん使っているだろう。そんな中でも鳥たちが住んでいるという事はどういうことか。農薬の効果が長く持たない弱いものしか使ってないという事か。取りのエサになる生き物が死に絶えてはいないという事か。
そういえば今の市販の農薬は昔と比べてかなり有害な物質が少なくなっていると聞いたことがある。説明書き通りに正しく使用すれば問題にはならないという。
サツマイモを植える予定の場所に、コガネムシの幼虫退治の農薬「ダイアジノン」を説明書きの量の半分を撒いてみた。今日そこの畝立てをしたがコガネムシの幼虫がミイラになって死んでいた。ただ生きているヤツもいた。コメツキムシの幼虫もオケラも生き残るヤツは生き残る。薬の量が少なかった・撒き方が均等でなかった・混ぜ方に問題があったから完全な結果にはならなかったのだろう。
しかしこれでいい。害虫がある程度減ればそれでいい。何事もあまり完璧にやろうとするとどこかに支障が出る。
「スミチオン」をソラマメに撒いたが、一時そこはハエ以外の虫は一匹も見られない様子だったが、今日にはもうアブラムシも動いていた。ハチも来ている。1000倍で薄めるところを2000倍でやったから効き目は今少しだった。まあいい。次は他の農薬の薄いヤツを撒く予定。
害虫も強くしたたかだ。近頃は農薬に耐性の出来た虫もいるという事だ。少しづつ試していこう。