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畑の生き物と共に

農園の生き物の事を絵日記風に書いてます。自身も土と共に生きたいと思って転職した中年農業5年生。

セットタマネギ救出大作戦

チカラシバ
チカラシバ posted by (C)カール茅ヶ崎

 研修先農家でセットタマネギが大変なことになっていた。(タマネギは普通夏の終わり頃に種を播き、翌年の5月頃に収穫するが、セットタマネギは早くに種を播き、ある程度大きくした種球を夏の終わりに植え付け、年内に収穫できるようにしたもの)

雑草に覆われて腐りかけている。20~30センチに葉を立ててはいるが、それ以上の高さに雑草が茂っていてちょっと見ではどれがタマネギの葉か雑草の葉か区別できない。このままでは日照を奪われて枯れてしまう。

透明マルチを掛けておいたが、この残暑の厳しさで予想以上に雑草が茂った。

特に「チカラシバ」が大繁茂してジャングルを作っている。タマネギを傷つけずにチカラシバだけを刈り取らなければならない。マルチを丁寧に剥がし、ノコギリ鎌で1株1株株元を切り取る。大変な仕事だ。20メートルの畝の5条植えタマネギを陽に当たるように出来た頃には日が暮れていた。あと5畝は後日やる事になる。

 

「チカラシバ」の名前は今回農場主に教わって初めて知った。株下から放射状に多くの葉を広げる。ほおっておくと瓶あらいのブラシ状の穂を付け、獣の毛にくっつく種を作る。「ひっつき虫」とも言うそうだ。

名前は初めて知ったが、この草の穂は子供のころから知っていた。穂を指で下の方からしごくとちょうイガ栗の形になる。そんな物を作って遊んでいた。

そいつと今格闘するとは思わなかった。軟弱に育ったヒョロヒョロのセットタマネギが大きく育って年内に収穫できるといいが・・・・。心配だ。