マソリーノ 「サンタ・マリア・マッジョーレ聖堂の建立」 1430年頃 カポディモンテ美術館(ナポリ)
聖職者に聖堂を建てる場所を示させ、皆を集め、祝福のパンを空から撒いている聖母子。
・・・・との事らしいが、僕にはこの絵が太古の昔、「神」を装った宇宙人が地球を侵略しに来た図に見える。聖母子が乗っている雲はUFOの母船で、そこから子船が世界中に向かう。
あるいは逆にこの絵は終末の様子を描いており、宇宙人が地球を離れる前に地上の富(ゴールド)をかき集めている図にも見える。(空中に見える金色は金を空から撒いているのではなく吸い取っている) あたかも世界中の国のリーダーたちが国民の金をかき集められるだけかき集めて自分たちだけトンズラしようとしている今の世界と一致している。
イエスとマリアの顔。とても世界を救う者と、慈悲深い母の顔には見えない。むしろ人間たちに一片の憐れみさえ感じない冷酷な顔である。
二人とも変に赤味がかった顔だが、口の両端が特に赤い。血の滴る赤肉を口に入れているかのようだ。牙っぽい物さえ見える。
この坊さんたちの表情は暗い。これから聖堂を建てようと希望に満ちた顔ではない。
シスターと一般市民だろうか、こちらも暗い顔をしている。
真ん中にいるのは「教皇」だろうか。感情を押し殺したような、無表情である。良く見ると顔の右側面に血が流れているような赤黒い線が見える。顎からはそれが少し垂れているような・・・。この人は生きているのか。
偉い坊さんだろうが、こんな服装があるのか。まるで大蛇がのたくって坊さんを呑み込み、首だけを口から覗かせているような、大蛇が坊さんを呑み込む途中を描いたようになっている。大蛇の口から大量の赤い血が下に落ちている。
上半分だけ見ると、聖母子はUFO母船の窓から姿を見せているが、同時に背後の巨大な爬虫類の口に呑み込まれそうになっている。ちょうど映画の「ジョーズ」のポスターの様な、巨大ザメの口を下から見たような形になっている。聖母子であっても地上にある肉体は最終的には「神」の食糧となると言う事か。
下半分。坊さんが鍬を入れる地面、その白い所を良く見ると、微妙な濃淡で人間の形が表されている。人間が二人前後に重なり、交尾して繁殖している場面である。それを巨大な爬虫類の顔が覆いかぶさり、口を当てて喰っている。爬虫類の顔は画面を目を細めて大雑把に見ると次第に見えて来る。遠近法で描かれた左右の建物がその目を形作っている。
上半分、下半分で二匹の爬虫類型巨大宇宙人が隠れており、地上の人間たちを食料としている。また人間たちに「神」の存在を信じさせ、逆らえないようにし、家畜として労働させ「金」をむしり取る。人間たちは使役させられ、むしり取られ、挙句の果ては肉として喰われるために「神」によって創られたのだ。
ただ最近は人間が増えすぎ、知恵も付きすぎ、自分たちの正体が露呈しそうなので奴らは慌てている。移民を増やし、戦争を起こし、人間同士で殺し合いをさせて人口を減らそうとしている。政治家たちに国民の金を巻き上げさせて蓄え、自分たちは地球から逃げ出す。
エセ「神」の正体暴露には、より上位の宇宙人の存在も関係しているのかもしれない。