キュビズムから抽象画・現代絵画を見て行きたく思ったが、著作権の問題があるのでブログ・アップロードはしない方が無難のようだ。
一番好きな印象派絵画、それも最も可愛い美少女とされる次のルノワールの作品を観る事にした。
ルノワール イレーヌ1 posted by (C)カール茅ヶ崎
ルノワール「イレーヌ・カーン・ダンヴェール嬢」1880年 チューリッヒ、ビュールレ・コレクション
少女は当時8歳だったそうだ。最高の美少女である。白い肌・青い眼・栗色のふさふさの髪の毛・愁いを帯びた表情が魅力的な少女像である。この作品は「可愛いイレーヌ」とも呼ばれているそうだ。
ルノワール イレーヌ2 posted by (C)カール茅ヶ崎
顔部分の拡大図。小学校2年生に相当する歳だが、少し大人びているのは西洋人だからか。唇がいやに赤いが口紅でも塗っているのか。
この拡大図で、頭の上に蛇が見えている。耳の上、側頭部に半透明の蛇の頭(耳より大きい)が見える。他にも怪しい所がいくらかあるので、見て行きたい。
ルノワール イレーヌ3 posted by (C)カール茅ヶ崎
全体図背景に例の巨大蛇の顔(上図右イラスト)。集まって来て少女の頭・背中・胸・手等あらゆる所を齧っている。やはりこれも食人図である。
ルノワール イレーヌ4 posted by (C)カール茅ヶ崎
ふさふさした長いきれいな髪も全て蛇である。画質調整した絵を数分間じっと見ていると次第に見えて来る。前の蛇を後ろの蛇が呑み込んで連結して髪の流れを作っている。
ルノワール イレーヌ5 posted by (C)カール茅ヶ崎
そして左眼の拡大図。(Wikipediaに高解像度の写真があったので今回ここまで拡大できた。)左が画質調整した絵、右がそれを基にしたイラスト。絵はすべて蛇の姿を利用して描かれている。
上まぶたの蛇は頭を向かって左に、下まぶたの蛇は右に頭を向けている。白目部分は白い蛇の正面を向けた顔、黒目部分は数匹の蛇で作られている。瞳の青い所は蛇がイモムシの様にうまく丸まっている。ここはよく見ると3~4匹の蛇の顔が連なっている様にも見える。(蛇の形が、さらに小さな蛇の集まりで表されるのは、今まで見て来た美術作品の背景などに多用される表し方。)上のまつ毛は黒い小さな蛇数匹の顔の陰影や体で描かれる。下のまつ毛は赤茶色い蛇の口先が並ぶことで描かれる。
そして目じりの所は不鮮明だが、まつ毛を形作る小さな青い蛇と共に割と大きめの(瞳と同じくらい)青い蛇が飛び出しているのが見える。後ろの蛇が前の蛇を呑み込んで、前の蛇はそのまた前の蛇を呑み込んでいるように見える。また見方を変えれば一匹の蛇が大きく口を開けて威嚇しているようにも見える。(不鮮明な部分で二通りの絵に見せるのも彼らの技法らしい。)
ルノワール イレーヌ6 posted by (C)カール茅ヶ崎
口の部分拡大図。画質を調整してイラスト化しながら描いてみるとこんな絵になった。二通り以上に見える所が多く、大きな蛇の頭の中に小さな蛇の姿が見えている。白い部分を辿ると白い蛇の連結にも見えるし、白い部分全体が少女の顔にのたくった一匹の蛇にも見える。口の中からは大小7匹くらいの蛇が飛び出して下に垂れている。下唇が異様に赤いのはこの蛇たちが噛まれて出した血で染まっているからである。上唇の色とは若干違う。顎のあたりが少し汚れているのは血が着いているのだと思う。(ダヴィンチの「モナリザ」の様に。)
ルノワール イレーヌ7 posted by (C)カール茅ヶ崎
少女の手先だが、この子の指は3本である。
左手には親指・小指が無い。しかも真ん中の指先は異様に細く、変な方向に向いている。右手は指先が一見5つ有る様にも見えるがよく見ると指では無い物が見える。上図右のイラストで黄色くしてみたが、小さな蛇のわっか状になったのを持っているらしい。右手の指も3本である。
ゴッホの「ゆりかごを揺らす女」も3本指だった。そっちの方は下半身が巨大な蛇で、とぐろを巻いていたが、この少女ももしかして腰から下が・・・・。どちらにしてもこの少女は人間ではなく、レプティリアンである。
それにしてもうまく化けた物だ。蛇を寄せ集めてこんな魅力的な美少女を形作れるのなら、そしてその技術が絵画だけでなく写真やテレビ映像にも使えるのなら、アイドル・俳優も造れるという事だ。僕も含めて人間は簡単に騙される。