名画の隠し絵

美術館にある名画には隠し絵がある。それは巨大な蛇の形をしており、人間を喰う姿が絵になっている。

必死で生きる

カナヘビ
カナヘビ posted by (C)カール茅ヶ崎

コイツラは何をしているのか。

芹沢の農機具小屋の隅の目立たないところで、絡み付いているトカゲを見つけた。最初食い物が無くて共食いしているのかと思った。写真に撮って家で調べてみると、これは「ニホンカナヘビ」の交尾だという事だ。オスがメスの身体に噛みついて、さらに前脚後ろ脚・尻尾までもを絡み付かせて必死の形相でその行為をしている。噛みついた口の先を前脚の指で押さえて絶対に離さないようにさえしている。2匹とも10分くらいじっと動かなかった。

自然界は厳しいのだ。冬眠から覚めてから昆虫・クモ・ワラジムシなどの陸生の節足動物を探して食べながら、小型の哺乳類・鳥・ヘビ等に食べられないように生き延びて、異性を見つけ出して子孫を残さなければならない。ヒトのようにのんびりしていない。死と生殖行為は隣りあわせなのだ。