名画の隠し絵

美術館にある名画には隠し絵がある。それは巨大な蛇の形をしており、人間を喰う姿が絵になっている。

ダヴィンチ・ヴェロッキオ 「キリストの洗礼」 イエスはUFOに乗って来て人肉を用意する

レオナルドダヴィンチ(ヴェロッキオとの合作) 「キリストの洗礼」 1472~1475年 フィレンツェウフィツィ美術館

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この作品は以前も見たが、その時は部分だけを見て全体は見ていなかった。ダヴィンチはあまりにも謎が多くこの作品も検討するのに手強かったからである。今回は画面全体を見て分かった所を書く。

洗礼者ヨハネが川でイエスキリストに洗礼を授けている。イエスの傍らに彼の衣服を持った少年が二人控えている。

不思議に思うのはヨハネの硬い表情、鋭い視線、伸ばした右腕の変な形、左手に水かきがある事、上空の鳥がUFOっぽい事、画面左の樹が蛇っぽい事等である。川の中の表現も何か怪しい。

前回気付いたのは、少年二人が顔に殴られた跡があり、虐待されている事、手前の少年の足が切られていてその切断面が見えている事、奥の少年は体が無く、大蛇に喰われている事であった。またイエスはチンチン丸出しの変質者である事も発見した。

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画質を変えるとはっきり見える。イエスの腰布の上にチンチンが突き出ている。その影まで見える。キリスト教などインチキ宗教だと作者はこれで表しているのだろう。

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少年二人の顔。左手前の少年がダヴィンチの描いた物で、右の顔がヴェロッキオの作とされる。左の少年は眼の上が腫れて殴られた形跡があり、右の少年も虐待されて顔が普通ではない。絵の技量の差ではなく、どちらも実際の顔を忠実に描いてあるという点では変わり無い。

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手前の少年の左足は膝から先が無く、切断面が出ている。筋肉の筋が草の様になってはいるが赤い血が流れているのでそれが分かる。

前回見えなかった川の中、切断された手足がバラバラと置いてあるのを今回発見した。少年たちの手足だろう。画面の一番手前に生贄の人肉を配置するのはフェルメール等後世の画家たちと同じである。散らばった手足に大小さまざまな蛇どもが喰い付いている。

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ヨハネの腕が前々から変だと思っていた。画面上で上腕部を切り取り上下さかさまにし、角度を調節してはめ込んだら割としっくりくる絵になった。

作者は何故腕を逆さにして描いたのか分からない。イエスは悪魔であり善と悪が逆だと言いたいのか。

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洗礼者ヨハネとして描かれているこの人物もどうやら食糧となるべき人肉であるらしい。全身が大蛇に巻き付かれ、喰われている。白い衣は後ろの岩場から回って彼の体に取り付いているらしく、黒い皮の服になっている大蛇も下から這い上がっているようだし、青い衣も左下の水面から登って来ているようである(僕にはそう見える)。

左手があまりにも筋張っていて指の間に水かきがあるように見えるが、これは恐らく皮が剥がれているからだろう。左手先から字の書いてあるリボンが出ているがこれが剥がれた皮ではないか。左手の肘から指先にかけて皮膚が無く肉の筋が露出しているようである。大蛇に剥がされたらしい。左足も同様である。

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空にUFOが飛んでいる。鳥の様な形になっているのは後世の加筆か(上図右)。

画面右上にある森はUFOの着陸場である。画質を変えるとヨハネの持つ十字架の後ろに大きな円盤型UFOが着陸しているのが見える。その岩場は射出しやすいような形で、日本の清水寺の舞台を思わせる。日本古代の長い階段を持った神殿の造りも思い起こさせる形である。岩場の下の方には洞窟の穴が開いていて(ドルメン)、恐らく食糧としての人間を保管しておいたのだろう。日本ではここは鳥居の有る神社と言う事になるか。UFOの空港兼食堂である。

画面左の変なヤシの木に似た物は蛇の横顔が葉になっている。そこにもUFOが飛んでいる。向こうに山にもUFOが着陸しているようだ(上図左)。

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全体を目を細めて見るとこんなのが見えて来た。

空には巨大な蛇の顔がたくさん並んでいる。上から伸びた手と鳩でも蛇の顔を作っている。空から降りてきた巨大蛇である。イエスの頭を咥えるやつ、イエスの左右にいるさらに大きなやつも見える。イエスの背中後ろにいるのは空から降りてきたやつに咥えられている。その巨大な蛇は岩や川の形を借りている。イエスの足の後ろにもいる。だから巨大な蛇は後ろの蛇が前の蛇を咥え、何段にも上下に重なってお供え餅の様になっている。

そして画面全体にわたって最も大きな蛇の頭がある。上空から降りて来て川の中の人肉を口にしているのは最上階級の蛇神だろう。

こんな風に小さく見ても大きく見ても捉える事が出来る絵を描けるのは作者が人間では無い証拠だろう。または爬虫類遺伝子が強い人間が蛇型宇宙人の技術を借用してプリントアウトしたに違いない。

エスの体は腰から下が大蛇になっている(多くの聖母像の様に半人半蛇になっている)可能性があるので辿って見ると、イラストの様にちょうど少年たちの体を呑み込むように通っているように見えた。これはフェルメールの「取り持ち女」で蛇女の胴体の中に人間の手足が呑まれたように描かれているのと同様な表現となる。

すなわちUFOに乗って食糧貯蔵庫に降りてきた蛇型宇宙人が巨大蛇神の為に生贄の人肉を用意している。イエスは蛇型宇宙人であり、左右にいる洗礼者ヨハネや少年たちが食糧となる人肉そのもの。そんな絵である。

まだまだ疑問点が残るが、今の所の解釈はこんな所である。

ボッティチェリ 「ヴィーナスの誕生」 巨大な蛇神が人間を食糧としていると言う事を見せつけられた

 

サンドロ・ボッティチェリ 「ヴィーナスの誕生」 1483年頃 フィレンツェウフィツィ美術館 縦172.5㎝横278.5㎝の大作 キャンバスにテンペラ

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この誰でも知っている有名な作品に取り組むことにする。昔から知っていたし、最近見直しても何の違和感のない作品であったが、時間を掛けてよく見、トレースしてみると今まで見てきた有名絵画と同様な隠し絵が見つかった。要するに巨大な蛇神による食人画である。人間は彼らの食い物にすぎない。ここでは「ヴィーナスの誕生」と言う画題はそれを表すための方便にすぎない。

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まずこのヴィーナス。人間では無い。

首が異様に長く、極端ななで肩で手が長い。顔かたちや肌の質感などは非常に美しく描かれているが、こんな骨格の女は実際にはいないだろう。イラストで前面の長い髪の毛を除いたものを描いてみたが、首・肩・腕の異常さが浮き出て来る。それに腹筋が男の様に割れていて、とても生まれたばかりの人間には見えない。美を追求してこの形になったと物の本には解説されるがそうではない。本当の物をそのまま描いたのである。

髪の毛は蛇の集合体である。

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唇の拡大図。写真の様に巧みに表されている。ほんの少し口が開いていて、そこに何か見える。向かって左側には口から飛び出すミミズくらいの大きさの黒い蛇。真ん中や右端の隙間に顔を覗かせる正面を向いた黒蛇。

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右手・左手共に指は三本である。共に親指と小指は中の三本とは境目を持って分かれている。両乳房には薄く目が付いているからここは蛇の顔である。手の外側の輪郭線が二重になっていたりするがこれは描き直した跡ではなく、そこに蛇が張り付いているのである。

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下腹部の向かって右端におかしな所がある。腕の影のようだが、その中に男性器と思われる物がある。その亀頭の先端を小さな蛇が咥えている。やはりヴィーナスと言われる物は絵や彫刻では両性具有で表されるものらしい。腹筋の割れもそうとなれば不自然ではない。

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足首の形が人間の物ではない。特に右足には甲も踵も無い。左右の足ともに下肢の蛇が足首の蛇を咥える形で描かれている。足指が異様に長いのもそこが蛇で形作られているからだろう。

すなわちこのヴィーナスは蛇型宇宙人(またはその人間とのハイブリット)であり、体が蛇の集まりで出来ている、または蛇の集まりで表現されている。

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画面左に描かれたこの風の象徴の二人。ヴィーナスに風を吹き付けて岸にたどり着かせている様子だが、調べてみた結果この二人は単に蛇神のエサである。翼や髪の毛・衣に擬した蛇どもが二人に噛み付いている。大きく見れば茶色い大きな蛇が二人を半ば呑み込んでいる(上右イラスト茶色い部分が一匹の大蛇)。背後からも大きなピンクの蛇が男を呑もうとしている。

二人の手足は既に千切られているようである。切られた部分は隠されているが、通常より長くなっているのでそれが推測できる。また男の右手、その下の足も共に切断されている事を示唆するかのように衣の陰が濃くなっている。

下方の足四本が男の物か女の物か良く分からないように描いてある。僕は上のイラストの様に解釈した。男の足は左後方の二本である。なぜならその二本の足は足首が太めだからである。男の体に絡みつくような足と、男の体に繋がるように下に伸びた足は足首や太ももの細さから女の物と判断できる。となると女の足は体と繋がらなくなる。千切られて大蛇に咥えられて空中に浮かんでいるのである。二人は飛んでいるのではない。

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海の中にも巨大蛇の正面顔がいくつもあるようである。画質調整した物をじっと見ていると次第に見えて来る。

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画面右の季節の女神と言われる女。ヴィーナスに外套を着せようとしているとされる。しかしこの女も同様で、蛇どもに噛み付かれている。また手足を千切られ体に張り付いた蛇に咥えられてその位置を保っている。手足が若干長いのは途中で千切れているからである(上図右イラスト)。布の皺に噛み付く蛇が表されているが、それらがまとまってより大きな蛇の形を作っている。女の右手に掴んだ外套は女の背後で巨大な蛇の横顔になっている。そいつはヴィーナスの方に口を向けている。この女の後ろの樹・丘・地面も巨大な蛇の横顔である。女を喰う形を採っている。

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左右の人物の顔は、美の女神を見つめる顔ではない。左の男女は二人とも悪い物を見るような眼をしている。悪魔を見て睨んでいるようなそんな眼である。右の女も冷たい眼をしている。岸辺に付いた美の女神を祝福するような感じではない。

三人の見ているのは悪魔の化身である事が推測される。

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画面全体を目を細めて見るとこんな物が見えて来た。画面いっぱいに描かれた巨大な蛇の顔、ヴィーナスを口の中に入れた化け物のような顔である。左目は季節の女神が持つ外套の一部分、右眼は風の霊の女の方の肩の部分(この眼からは小さな蛇が飛び出している)。ヴィーナスの足下の貝殻がそいつの開いた口である。貝殻の放射状の起伏はこいつの歯にも見える。ルーベンスの「キリスト降架」や「聖母被昇天」のように骸骨ではなく、ここでは蛇の顔である。こいつが隠し絵になっている異次元世界にいた蛇神であろう。

ヴィーナスは口に小さな蛇を入れ、髪の毛の蛇を操りながら左右にいる人間たちを餌にしているが、そのヴィーナスさえもこの巨大な蛇神は喰おうとしている・・・・あるいはヴィーナスは左右に食糧として置いた人間たちを蛇神に捧げるために存在しているのかもしれない(この辺の解釈は今後もっとたくさんの絵を研究する事で分かってくると思う)。

 

フェルメール 「紳士とワインを飲む女」 生き血を飲む女

名画の中に人間を支配している蛇型爬虫類人が描かれていて、それが人間を喰っている図を多く見てきた。西洋・日本、どの時代にも同様な絵が描かれている事を発見し、それをトレースしながら見る事でより良く見えて来た。ただ、このブログを読む人が現実のこの社会に絶望しないかと恐れる。僕自身も気が滅入っている。何処か絵の中に希望が見出せないものかと考えている。自分の眼で捉えた真実を直視する事、その先に希望があると信じる。学校で教わった事、テレビで言っている事は嘘ばかりであり、この目で見た物をこそ信じたい。たとえ誰も協賛してくれなくても。

蛇は生理的に嫌いだが、過酷な環境に耐えられる鱗で覆われた皮膚、また単純でどんな動きにも対応できる細長い体は宇宙の中で最も適応した形であるかもしれない。人間を助けてくれる存在もあるいは別の蛇型爬虫類人であるかもしれない。

 

しつこくフェルメールを見る。残酷な表現を内に秘めたこの悪魔は比較的捉えやすい。

 

ヨハネス・フェルメール 「紳士とワインを飲む女」 1658年頃 絵画館(ベルリン)

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部屋の中で白い布を頭にかぶった女が座ってワインを飲んでいる。その横で帽子を被りマントを羽織った男が立っている。右手に容器を持っているからワインをすぐ継ぎ足そうとしているらしい。手前に大きく描かれた椅子は男が座っていたものだろうか、いまは布っぽい物とギターっぽい物が置かれている。男は音楽を奏で、酒を飲ませて女を口説いているのだろうか。明るい陽射しが半開きの窓から差し込んでいる。壁には絵の描かれた額縁が掛けられている。

主題とは関係なさそうな後ろ向きの椅子とその上の物、壁の大きな絵が目に付く。フェルメールの絵にはこういう物の中に恐ろしい物が描かれている場合が多い。

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男の目つきが悪い。上から女を見下げている。女の方は・・・・表情が窺えない。横向きの顔全体にワイングラスが覆いかぶさり、眼さえ明確には描かれていない。こういう絵画があり得るのだろうか。人がワインを飲む光景を描く場合、美人だとかワインで酔ったとか、男を疑っているとか、その表情で表すのが一般的だと思う。この絵を初めて見た瞬間、この女のグラスに鼻先を突っ込んで飲み干すと言うこの表現に違和感を感じた。

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次に気付いたのが女の足。下腹部から上肢の位置がやけに上にある。椅子の座面に尻があるとして、右足の太ももの上のキワまでがやたら大きい。20cmくらい下がった所が本当の足の位置なのではないか。また膝小僧の真下に足首があるはずで、つま先がスカートの下から突き出るか、もしくはその存在を示して起伏があってもおかしくないのだがそれが無い。酒を飲んでいるのに緊張して足を後ろに引いているのだろうか。

男は部屋の中で帽子・マントで全くくつろいでないがそれはともかく、足が変である。右足がわずかに見えているらしいが、その表現があやふやである。黒い靴とその上の足、半透明で向こうが透けているような足である。またマントの下端に男性器が露出しているように見える。(上図右イラストで二人の本来あるべき体の輪郭線を茶色線で描いてみた。)

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手前の椅子の上にある物を時間を掛けて凝視してみたらこんな風に見えて来た。人間の足、太ももから足首までまでが二本互い違いに置かれている。右に見えるのが膝をこちらに向けた一本、左の背もたれ側に置かれているのは腿の切断面をこちらに向け、向こう側に下肢を下に垂らしてふくらはぎを見せている。

上図左下の暗い部分と左上のテーブルクロスの端に、骸骨の様な心霊写真のような物が写っている。

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画面左側の窓際に長テーブルがあり、その奥の方に何か得体の知れない不思議な物が描かれている。ファスナー付きの中高生のカバンの様な物で、これには悩まされた。一応の結論としては、これは大蛇の頭である。小さな蛇が纏わりついて紛らわしいが、大蛇の正面顔で、両目が左右に見えている。椅子の上の肉隗と同じ青色であるから、人肉を呑み込んでいるかもしれない。顎の下から赤い血を滴らせてテーブルを汚しているように見える。

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長テーブルと椅子の下の床は血だらけである。先の大蛇の口先、椅子の上の肉隗から血がそれらの家具の脚を伝って滴り落ちている。長テーブルの脚、手前の二本の先はよく見ると人間の足首である。指がかすかに見て取れる。そのあたりには血だまりが出来、チェック模様の床の色が赤く変わっている。

その血を求めて大小さまざまな蛇どもが集まって来ている。

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画面上部の壁や窓には巨大な蛇が降りて来ている。窓の大蛇はステンドグラスのふりをしながらその形を作り、人型の絵をも咥えている(窓の左中央には骸骨がさりげなく描かれている)。

額縁の絵も巨大な蛇である。前の蛇を後ろの蛇が咥え、一番手前の蛇は正面を向いて口を大きく開け、こちらを威嚇しているように見える。

上図イラストで緑色にした巨大な蛇は一段と大きな個体で、その上の額縁の上の物は一番大きい。物理的に大きいと言う事はこれらの蛇が一番強いと言う事で、神のような存在であろう。物の形を借りず、壁の影のように描かれているのはこいつらが三次元の存在ではない事を示しているのかもしれない。

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改めて全体を観る。女の両足は床を伝って下から来た赤い大蛇に喰われて既に無い。手前の椅子の上に人間の足が置いてあり、椅子の脚を伝って床を血で汚している。足首だけが窓際の長テーブルの脚下に置かれ、これも血だらけである。

男の体も薄緑色の大蛇に喰われている。その体がどこにあるか判別できない。おそらく長テーブルの奥にいる大蛇に既に喰われてしまったか。それともどこかに隠し絵になって表現されているのか、僕には見付けられなかった。

椅子の上の足が女の物か男の物か分からない。長テーブルの大蛇の喰った物が男の肉か女の肉か分からない。普通に考えて手前の足が女の物、奥の喰われたものが男の物とするのが自然か。

この絵のテーマは「血」である。人間の体を解体するときに出る血、奴らはこれが大好きであるらしい。人間の血を人間に飲ませる、と言う悪趣味な絵である。または血を飲む女を絵に描く事で、奴らが人間の血を好んで飲む事を示唆しているとも考えられる。

僕は若い頃よく献血をして、一度表彰盾までもらった事があるが、多分あの血は奴らの仲間に飲まれていたのだろう。馬鹿な事をした。

フェルメール「取り持ち女」 化け物蛇どもの宴

怖いもの見たさでまたフェルメールの絵を見る。上野でフェルメール展が開かれている事もある。

ヨハネス・フェルメール 「取り持ち女」1656年 ドイツ・ドレスデン アルテ・マイスター絵画館

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初期の作品、物語画で、フェルメール自身が画面左に描かれているという説がある(Wikipedia)という。座る女の背後から赤い服の男が乳房を片手でわしづかみにし、もう一方の手で硬貨を女の手の上に落そうとしている。その左に売春の「取り持ち女」が顔を覗かしている。左端の男は片手に飲み物を持ち、こちらを向いてニヤついている。売春宿の一光景、「取り持ち女」は昔「やり手ばばあ」とか言われていた女の事だろう。娼婦を斡旋する婆さんの事である。人間生活の一場面を切り取って絵画にし、人間の真実を表そうとした・・・・のだろうか。

フェルメールの絵には必ずと言ってよいほど訳の分からない前景が入る。画面の下半分のこの毛布は何だろう? 椅子の背もたれに掛けてある柄入り毛布と黒いマントのような物。ここに秘密が隠されている。

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この画像、三人の顔を拡大した物だが、皆下卑た顔をしている。ゆるんだ口元に下品さがよく表されている。(男の左眼の所は絵が傷んでいるのか、修復がうまくないのかこんなになってしまっている。)

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左端のフェルメールの自画像と言われる男の顔。上図左端はWikioediaから採った画像。真ん中はWikimedia Commonsの画像から採った。右端がその拡大図。どの顔も鼻の下の伸びたいやらしい下品な顔をしている。ダヴィンチもレンブラントも自虐的に下卑た顔の自画像を残しているからその類か。それとも何か秘密を込めた笑いをしているのかもしれない。「お前らは知らないだろうが、本当はこうなんだぞ」と言うように。

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手前の毛布の起伏に、逆さ吊りの人体を発見した。子供か或いは小柄な人間の胴体・足である。たぶん女だろう。

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逆さ吊りの人体と言えば、同じフェルメールの「窓辺で手紙を読む女」にも描かれていた。作品を縦に縮めて右のカーテン部分を見ると、その端に全身裸で逆さに吊り下げられている人間がいた。その横には巨大な恐竜の様な化け物の横顔があり、人間を喰っている事が想像された。今回の逆さづり人間はより生々しく新鮮そうな肉である。

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毛布の右端、画面からはみ出そうなところに肌色をした何かが描かれている。椅子の背では無い。人の足か何かの切断されたものがチラッと見えているのだろう。

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毛布とマントの部分をを時間を掛けてじっくり調べてみた。画質を変えて拡大したり縮小したりして何時間も見ていたら次第に見えて来た。上図イラストの様にバラバラになった人肉が置かれている。

逆さづり人体の左には足がまた逆さにしてある。その後ろにやはり逆さの人体がある。

(顔もかろうじて捉えたがこれは間違いかも知れない。この体は肩までであるかもしれない。)その他足や手があちこちに散らばっている。

マントは巨大な蛇の頭で、その上に少し小さめの蛇が頭を乗せている。その口からまた蛇が飛び出して右の方に蛇行している。

やはりこの絵も巨大な蛇神への生贄の人肉を描いている。人肉を手前に描くというのはお決まりの事なのか。

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壁には巨大な蛇の顔があり、人物の頭を齧っている。

取り持ちの婆さんは背後の壁を伝って降りてきた大蛇に全身を呑み込まれ、顔だけをその大蛇の口の中から覗かせている。右手が見えているがこれは左の男の肩から降りてきた蛇に咥えられているだけで体と繋がっていない。

赤い服の男も同様に顔と手だけである。両腕・胴体は既に無く、蛇に取って代わられて咥えられて宙に浮いている状態である。だから手前の人肉のパーツはこの二人の分しか無い。逆さ吊りの女の体は婆さんの物で、左の逆さの体と片足は男の物だろう。

若い女の方をじっと見ていると、イラストにしたようにこの女下半身が大蛇に見えて来た。同じフェルメールの「マルタとマリアの家のキリスト」のイエスと同じように胸が平板でいやに細い。大蛇の胴体の様である。この胴体が毛布の起伏へと続き、下端に行きまた上にくねる。腹の中に男が呑み込まれているとすれば謎がすっきりと解ける。

婆さんの後ろの壁を伝って降りてきた巨大な蛇がマントの形になって頭をこちらに見せている・・・・ようにも見えるが・・・・この辺の表現がよく分からない。

もしかしたらフェルメールとされる男も下半身が大蛇であり、手前に長い胴体を見せているのかもしれない。マントの下端に沿って蛇の体を女の大蛇の胴体に接触させている。この男女の大蛇、絡み合って既に交接しているのではないか? マントの右端から何か突起物が出ているように見えるし、蛇の胴体の腹に男の突起物を当てられて女は恍惚とした表情をしている様にも見えて来た(考えすぎだろうか)。

二人の男女は共に赤色の液体をコップやグラスに入れて持っている。血だろう。

だからこの絵は、単に売春宿の一光景ではなく、真ん中の二人(婆さんと赤い服の男)を餌にして左右の蛇の化け物の男女が食事をし、同時に交接している図である(としか見えない)。

ティティアーノ 「海から上がるヴィーナス」 蛇に創られ蛇を操る者

ティティアーノ・ヴェチェッリオ 「海から上がるヴィーナス」 1520年頃 エジンバラスコットランド国立美術館

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この絵は僕にとって非常に懐かしい絵である。今から四十数年前の高校時代、ケネス・クラーク著「ザ・ヌード」と言う本を買い、その本の外箱にこの絵が印刷されていたからである。単色刷りだったが、女性のヌードの理想の形として僕の脳裏に染み付いた。

今同じ絵の詳細な画像を手に入れて改めて見ると、人間の女性の裸体とはだいぶ違っている事に気が付く。

第一にこの女は美しい顔をしてはいるがあまり若くない。腰のくびれもあまり無く尻も垂れている。左の乳房が右に比べて小さくアンバランスである。それにとにかく腕が太く大きくたくましすぎる。

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画像を加工して両腕を少し小さくしてみた。比較になるように白線で元の形の輪郭を描いた。これでもまだたくましすぎる。もう少し細くても良いのではないか。16世紀ヴェネチア人のティティアーノの好みは強くたくましい女性だったのだろうか。

アングルの「ドーソンヴィル伯爵夫人」で見たように、肩に喰い付いた大蛇が腕を切断し、それを咥えているからその分だけ長くなっているというのが本当かもしれない。太いのは輪郭線上に蛇が張り付いていて太く見えるだけなのかもしれない。確かに右肩は長い髪の毛に隠されているし、左肩にはその両端に薄く蛇の眼らしき物が見える。

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女の顔を右に30度ほど回転させると、両目の位置が左右で違っている事が分かる。左目の方が実際にはありえないほど下に下がっている。傾いた顔の場合こうした方がかえって自然に見える絵画的技法のようだ。人間の眼もいい加減な物である。

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女の体は蛇によって形作られ、蛇に纏われている。両腕だけでなく背中や尻・腹の所まで蛇が這っている。この蛇の部分を除いたら女の本来の体の線が見えて来る。

長い髪の毛を両手でねじって水を切っているが、この髪は蛇の胴体である。海にホタテの貝殻が浮かんでいるが、やたら近い。ボッティチェリのヴィーナスの様に女が乗って来たとは思えない大きさである。髪は海に浮かんだホタテ貝に繋がるように見える。僕には貝殻が蛇の頭で女の髪の毛が胴体であると思える。それが女に掴まれているように見える。「大蛇・小蛇を操る蛇女」と言ったところだろうか。

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女の下腹部を拡大し画質を変えるとこんな物が見えた。上図左黒丸部分を拡大して画質を変えた物が右の図。その図の黒丸部分に見える物を線画にしたのが中央の絵である。見事に勃起した男性器があるべき位置にある。やはりヴィーナスと言うのは両性具有であったのか。作られて間もないころの人間(地球固有の類人猿と宇宙から来た爬虫類人のハイブリット)であり、ミミズ等と同じように雌雄同体あるいはふたなりであったらしい。同質の性が交接して子孫を残すやり方は支障があったのだろう。雄雌に分かれてお互い違う所に惹かれ合った方が増産しやすいのだろう。男女に分けられた。

そういえばこの人物、ただ髪の長い男に見えなくもない。

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髪の毛は上にも頭を持っていて人物の顔に噛み付いている。

人物の視線の先は・・・・大きく口を開けた蛇神がいた。空の上から降りてきた巨大な蛇型の神、人間を家畜として、食糧として創り、その後何万年もに渡って時々やって来ては人間を喰っている。その事は大抵の人間には知らせない。自分たちの遺伝子を強く持っている画家たちに絵画技法を伝授し協力して名画と言われるものを描かせ、この秘密を隠し絵にしてほんの少し教えている。人肉食の秘密を絵画を解析する事で気付くような人間が出ない内は自分たちは安泰である。今まで通り秘密裏に人間を調達し、と殺解体して喰うだけである。知らない者は知らないままでいた方が幸せかもしれない。