アニメのポスターには不気味な隠し絵がよく見られる。これもそうだ。
このワンピースと言うテレビアニメには最初見た時から違和感があった。人体のデッサンが無茶苦茶で人間が描いた漫画とは思えない。作者の感性がどこか違うと思っていた。調べてみた結果今まで見て来た絵画芸術同様の隠し絵があるようである。
ネットにあった画像から拝借した。セブンイレブン限定ポスターだそうだ。先日見た「進撃の巨人」同様の隠し絵がここにも見える。こうした群像でごちゃごちゃと描かれたポスターは一人一人のキャラクターでなく、全体的に大きく見ると見えて来る。目を細めて人物ではなく大雑把に色と明暗で画像を捉えると少しずつ見え始める。
全体のトレース。ちょっと時間がかかった。
中央部分の主要人物の周りに白い枠取りがしてあるのに気が付く。そこが巨大蛇の正面顔になっていて、主人公ルフィー等の背後で大きく口を開けている。
このイラストで青い輪郭で描いた巨大蛇がそれである。この蛇の後ろにも画面の左右にも同じような巨大蛇がおり、その前面の人物たちを口に入れているようだ。
元絵の画像を加工してコントラストを低めるとちょうど目を細めて見た時と同じように見える。全体的に捉え安くなったのではないか。
主人公たちを口に入れる巨大な蛇の正面顔が見えるだろうか。
僕にはこんな風に見える。違った見え方をする人もいるだろうが、それはいろんな見え方がするように描いてあるからだ。蛇の眼に位置の特定が難しい。人物の顔部分の丸い形であったり、服の色形だったりを目に見せていたりする。
画面下端の人物は全て巨大蛇の生贄である。口の中に取り込まれている。巨大蛇の頭の上に居座るのは蛇神の補助者か。
どちらにしてもこのポスターの制作者あるいはこの漫画の作者は蛇神の助けを得てこれを描いている。
古い時代の絵画芸術でも日本の現代アニメでも全く同じ隠し絵が見られる。人間の支配は今でも同じ者によって行われている。
殆どの人間は真実を知らされずに生き、死んで行く。この世が不条理なのは奴らのせいだと思うのだがその事は知らない方が幸せなのかもしれない。繁殖用種として地上に生まれた僕としてもただ親族の繁栄を喜んでいるだけで良いのかもしれない。
肉体が滅んで魂だけになったら今度はもう少しだけ次元の高い存在でありたいと思うだけだ。