名画の隠し絵

美術館にある名画には隠し絵がある。それは巨大な蛇の形をしており、人間を喰う姿が絵になっている。

ティエポロ 「ヴィーナスとヴァルカン」 人間を増産させながらの食事会

また露骨な性描写の絵を見つけてしまった。

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ジョヴァンニ・バッティスタ・ティエポロ 「ヴィーナスとヴァルカン」 1765年 フィラデルフィア美術館

バロック最後期のイタリアの画家ティエポロギリシャ神話の美の女神ヴィーナスと火の神ヴァルカンを描いている。ヴィーナスは離婚した元夫のヴァルカンに頼んで息子の為に甲冑を作らせている。画面左側にかまどや鍛冶屋のおやじたちがおり、手前に盾・兜・籠手等の装甲が無造作に転がっている。

訳の分からないのは、ベッドの形が変に歪である事・右下や右奥に鳥がいる事・二人の背後に召使らしき女の顔があり、彼女が剣を立てている事である。召使の女の向かって左側にある枕のような物も画面中央にありながら何であるか分からない。

ベッドの中のヴァルカンの身体は向かって右下に流れているようではあるが、よく見るとそこには足ではなく大きな人間(?)の背中と尻があるのが見える。

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ヴァルカンの身体はヴィーナスの背後にぴったりとくっ付いているようだ。この二人はどうやらセックスをしているらしい。

二人の身体に纏う布は全て人間である。

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ヴィーナスは性交の喜びに恍惚とした表情をしている。甲冑を作ってもらうために身体を提供したのならば中々したたかな女である。

彼女の上唇が穴から這い出す子供に見える。ヴァルカンの口の右端から何か出ているのは小さな人間の手だろうか。頬が膨らみ唇が異様に赤い。この二人は人間を喰いながらセックスしているのだ。

ヴァルカンが女の顔にも見えるのは何故だろうか(乳房の膨らみもある)。

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二人の下には大小さまざまな人間が積まれている。自身の身体よりも大きい物もある。巨人族同士で共食いだろうか。

手前の盾と兜も人間だが、この食糧としての人間もセックスをしている。盾の部分を透かして赤い女を後ろから犯す兜を被った男、そしてその男の後ろから襲っている人間が盾の鏡面に見る事が出来る。ギリシャ・ローマ時代には男同士の性行為も普通にあったのだろうか。

上のベッドの布の中の人間たちもよく見ると所々で性交しているようである。

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背後の枕のような物、絵の中心に描かれているから大事な物なのだろう。そこには性交する人間が所狭しと描かれている。出産している人間もいる。

この絵のテーマは食糧としての人間の増産のためにセックスを奨励する事であろう。

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画面左の鍛冶屋の三人の男。手前に親方らしきおやじが金床の上に腰掛けて他の二人を指導している、と言うよりも視線は性行為をするヴィーナスたちに向いている。おやじは上半身と下半身が逆さまである。尻が肩で肩が尻である。顔が金床の中にうっすらと見える。衣服や地面に置かれた籠手等も全て人間であり、それぞれ性行為をしている。奥の二人は手前の男の尻の後ろに向こうの男の尻があり、同性愛の性行為をしているらしい。かまどの火の中にさえ性行為をする人間がいる。彼らは甲冑を作っていると言うよりも子作りをしていると言うのが正しい(同性愛では失敗するだろうが)。

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ヴィーナスの股間を拡大してみた。過去に見た名画の中のヴィーナスは男性器を持つ物が多かったがこれもそうではないか。半分布で隠れた勃起した男性器では無いか。またヴィーナスの股間から小さな人間が生まれ出てきて手を伸ばしているようにも見えるし、白布に擬した人間の尻の間から子供が生まれているようにも見える。

こんな風に考える。蛇神が地球にやってきて食糧の為に創った物の一つが巨人族ではないか。蛇神のように大きな種族である。彼らは性の区別が無く、一代限りで生殖能力は無いか非常に弱い。そこで地球にいた類人猿との交配を様々試し、最後に残ったのが小さな、しかし繁殖力旺盛な我々人間であった。神話の神々と言うのは巨人族時代のそれで、蛇神の食糧であると共に彼ら同士共食いもする。

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元絵。明るくしてある。

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だからこの絵のように同類同士を喰い合っているし、小さな人間も喰う。小さな人間たちにはセックスを奨励し、どんどん繁殖させる。この絵でも画面のあちこちで子作りさせ出産させている。ヴィーナス・ヴァルカン共に食糧を手元に引き付け、背後にいる召使が巨人の肉を剣で切り裂いて二人の為に食べやすくしている。

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上図右のイラストで、出産された子供を黄色くして分かりやすくしてみた。

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全ては蛇神の指図である。蛇神自身は空の上の異次元世界にいるからあまり頻繁には来ないが、腹が減ると地上に現れて人間たちを喰っている。巨人族がいた頃は彼らをも喰っていた。神にも有機物の摂取が必要なのだ。地球牧場で人間の血と肉を作り、(その家畜たちには知られないように)喰う事が彼らの生命維持のために必要なのである。

(名画の中の生贄の人間たちには男女の区別が見られない。出産しているから女だとわかる場合があるが、その他は区別が付かない。それは食肉にオスメスの区別を求めない人間界と同じ理由からだろう。若い柔らかい肉か年老いた固い肉かにはこだわるがオスかメスかは気にしない。名画を描かせている蛇神の視点では食材としての人間のオスメスの区別は必要無く、だから表現しないのだろう。)

ラファエロ 「ユリウス2世の肖像」 人食い蛇の系譜

日本の絵画の高画質画像が見られるサイト「e国宝」がシステム障害の為見られなくなっている。仕方が無いので「Google Arts&Culture」で西洋絵画を見る。

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ラファエロ・サンティ 「ユリウス2世の肖像」 1512年頃 ロンドン・ナショナル・ギャラリー

久しぶりの肖像画だが、数年前肖像画の中に巨大な蛇の正面顔が見え出して驚いたのを思い出す。次に人物の顔が蛇の形を繋げた物で出来ている事を発見した。名画の中に蛇画像が隠し込んである事を見つけたのだった。背景の蛇は人物の頭等に向かって大きく口を開け、今にも喰い付きそうな形で表されていた。巨大な蛇の顔や胴体の中に人間が描かれているのに気付き、それが蛇に呑み込まれた人間である事が分かった。名画の中には蛇に呑まれた人間、喰われている最中の人間、生贄の祭壇にありこれから喰われる人間が同時に描かれている。この肖像画にもそんな悲惨な光景が隠し込んであった。

ラファエロ肖像画の中で、最も高く評価されると言うこの絵は、ラファエロパトロンであるローマ教皇を描いた物である。赤い帽子・赤いマントを纏った教皇は沈鬱な表情で椅子に座っている。右手にハンカチのような物を持っている。

上等そうな衣類、豪華に金の飾りのついた椅子、高価そうな指輪から見て特権階級の人物と見える。こういう特権階級の人物を創り出すのはどの宗教でも同じ、理に合わない事である。この人物の正体が絵の中に隠されている。

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教皇の顔、過去に喰った人間の身体で出来ている。(数年前まではこういう顔は蛇の集まりで形作られていると見えたが、今では全てが人体の集まりで出来ているように見える。今でもこの顔の中に蛇の頭の膨らみや目を見つけることが出来る。人型にも蛇にも見えると言う事は、人間は類人猿と蛇型宇宙人の交配で生まれたからそのどちらの遺伝子も持っている事を知らせたいのかもしれない。)

口の下半分は今喰っている人間の背中である(黄色部分)。白いひげも喰っている途中の人間である。

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教皇の帽子の濃淡の中に人間が見える。向かって左側に二人の人間が重なっている。小さめの人間の背後から大きめの人間が被さって後背位で交接しているようである。向かって右側にもバックでセックスしている二人が見える。二組の男女が真ん中で重ねて描かれている。ローマ教皇と言っても頭の中はセックスの事で一杯なのか。

教皇の額の辺り、眉毛の辺りの人間は尻から子供を産んでいる。

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右手だが、それ自体も喰われた人間で出来ている。人差し指の所で、指輪のリングに見せかけた赤ん坊が生まれ出ている。

ハンカチのように見える物も人間の塊である。これから喰おうとしている物を手に持っているのである。このハンカチ部分は大きく見れば一人の小さな人間と見る事も出来る(下のイラスト)。

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左、教皇の衣服。右はそのイラスト。右手に持つのは小さな子供である。口の周りに髭のように見せてぶら下がる人間たちがいる。教皇が口を真一文字に引き締めているのは何か大事なことを考えているからではなく、喰ってる途中の人間たちをこぼさないようにしっかり咥えている為なのだ。

教皇の身体が少し大きめな四人の人間で出来ている。左肩から左手を作っている者(イラストでは薄いオレンジ色)、右肩から右手を作っている者(濃いオレンジ)、そして左足、右足を作る者とで出来ている。だからこの人の両手は実は足であるし、左足は中の人の尻である。

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椅子の背もたれの肩先に椎の実型の金の飾りがある。これを拡大して良く見てトレースすると何やら不思議なイラストが描けた。上図での下部、うろこ状の文様の膨らんだ部分は蛇の顔である。上部のカプセル部分には人間の尻や生まれる子供が並んでいる。最上部のつまみも尻から出て来た子供の頭である。このカプセル状の容器は人間を製造する容器に思える。その証拠にこの容器の下から別の人間が多数垂れ下がって降りている(下の全体図右イラストのように)。

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左、元絵。右、全体のイラスト。教皇は小さな人間(教皇自身が巨人なのだが)を喰っている。緑色の背景の中ではあちこちで尻から人間が生まれ出ている。教皇の考える事は人間にセックスさせ、子供を産ませ、それを自分が喰う事だけらしい。

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左、もう一度元絵。

右、別の見方のイラスト。こんな風にも見えた。赤いマントの中にM字開脚の女(赤の輪郭)が見えた。尻をこちらに突き出している。その女性器から子供が這い出している。その上に似たようなポーズの開脚女(青の輪郭)がいる。ここの女性器から教皇の頭が生まれ出たかのような表現になっている。

教皇の下半身にある隠し絵はちょっと判別しがたい。仰向けになって女性器を上に向けた女(緑の輪郭)がいるようだ。でかすぎる女性器がそこにある。ハンカチの子供がそこから出ているのか?

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上図左、巨大な蛇神が画面上縦横無尽に這い回る。そして喰い尽くす。教皇の下半身に当たる部分にいる大蛇はとぐろを巻くようにくねっているのか?(ここはよく分からない)

右、こんな絵にも見えた。画面全体を使って巨大蛇の正面を向いた顔である。人間の大人を二人、子供を一人ほど口に咥える恐ろし気な蛇の顔である。

ローマ教皇とか王族・皇室、宗教上の坊さんたちは皆蛇の遺伝子を強く持った、奴らの末裔であるに違いない。

 

重文 「大仏頂曼荼羅」 大日如来は地球の支配者、人間牧場の経営者

釈迦はイエス・キリストであるらしい。摩耶夫人は聖母マリアで、この関係は日本神話でもアマテラスとイザナミと同じであるらしい。父もあり、大日如来と呼ばれている者がそうらしい。キリスト教での神・日本神話でイザナギギリシャ神話ではゼウスと呼ばれる存在があり、全て同じ者を指しているのではないか。

大日如来と釈迦如来が並べて描かれている絵があった。

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重要文化財 「大仏頂曼荼羅」 12世紀(平安時代) 奈良国立博物館

敬愛・息災・増益を願って拝むご本尊様だそうだ。上方の金輪の中に釈迦が胡坐をかいて座り、中央の大日金輪の中に大日如来も座る。その下には須弥山がある。下方、海から訪れるのは七頭竜・九頭竜を従えた四賢人で、如来の周りには七宝(転輪・馬・象・兵その他)が散りばめられている。

この絵もとんでもない隠し絵が仕込んであった。

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中央の大日如来、すなわち釈迦の父。蛇の身体に人間たちをたくさん纏っている。両足も蓮の座も全て人間の形が見て取れる。肩と両手を形作っているのはどうやら首に巻き付くように乗った人間である。胸の部分のみが蛇の胴体で、それは背後に回り、八の字型にくねっているようである。この画像も大蛇が人間の身体を寄せ集めてそれらしく見せているだけのまがい物である。

左手人差し指を右手の指で握ると言うこの「智拳印」の形は性行為を連想させる。

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顔のアップ。膨らんだ頬・顎、口の形から何かをモグモグと喰っている様子が見られる。

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上方の釈迦如来。同様に人間の身体がたくさん見つかる。後方に回った蛇の胴体の中にも人間がいる。呑み込まれた人だろう。画面に向かって左下には肉を喰われた後の骸骨さえもが描かれている。この釈迦の絵では人間同士がセックスをしている所があちこちで見られる。胸のあたり、右足の所、後ろの八の字の胴体に中でも皆後背位でセックスをしている。また後背の金輪の中等に浮いている「車輪」の上には尻が見える。この「車輪」は女性器を表すのではないか。

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顔アップ。絶対何か喰っている。唇も異様に赤い。

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大日如来の下の須弥山(天国・極楽)の拡大図とイラスト(下)。大きい所を見れば二組の男女がセックスをしている図であろう。イラストでは緑の男が薄緑の女の背後から立ったまま交接している。男の身体と女の身体は重なる部分が透けている。その交接部分に「車輪」がある。黄色い男がうつぶせた薄黄色の女の後ろから接合している。

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左が元絵、右が全体のイラスト。二人の如来の外側にある人・物は全て人間の身体で出来ている。竜にも牡丹の花にもさまざまなポーズをした人間が見える。二人の蛇の化身は生贄の人間を喰いに空から降りて来たようである。

この段階で背後の茶色い濃淡の中に色々な物が見えて来出す。下腹に気を込めてゆっくり時間を掛けて見ると次第に見えて来る。あれやこれや色々と見方を変えて画像を大きくしたり小さくしたり、暗い部分を明るくしたり、コントラストを付けて見たりしながら、さらにトレースしながら形を捉える。

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トレースを何度も描き直しながら出来たのが上図である。こんな風に見えた。

左は女性器ご開帳図。下に赤い輪郭で、四つん這いの女の後ろ姿。性器の所に「大日如来」がいる。上は青い輪郭で上向きに大股開きをする女。性器の所に「釈迦如来」がいる。・・・・坊さんはこんな絵を拝みながら修業していたのか。

右は複雑である。まず赤い輪郭の女が仰向けになっていて身体を思いっきり丸めて尻を上げ、女性器を見せている。その中により小さな女が後ろ向きの四つん這いになっている。この人の女性器が先の赤い輪郭女の女性器と重なっている。その上に薄緑色の男が横向きになって(顔を向かって右にして)男性器を二人の女の女性器に突っ込んでいる。この男性器は「大日如来」そのものである。薄緑の人の上に大きな横向きの男(?)がいて薄緑の人に覆いかぶさっている。よく見えないが馬が男性器かも知れない。

セックスをしている人間を隠し込んでおり、この仏画を見る人に無意識のうちにそれをしたくなる気持ちにさせる効果を狙っているのだろう。

しかし男の背後から被さる男と言うのはどうだろう? これは下の二人の女に身体を重ねる二人の男と言う事で、これ以上絵を重ねて描くと見えにくくなるので上の男は離して描いたのだろう。

一つの絵の中に幾通りもの画像を見つけられる。これは作者が「モーフィング・ソフト」を使って描いている事が予想される。男の写真と女の写真を二つ使ってその中間の顔を画面上に創り出し、二人の間に生まれた子供の顔を予想する、こんなコンピュータソフトを使って作った絵ではないか。

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左元絵。右はまた別の見方のイラスト。今度は「出産」シーンをこれだけ見つけ出した。「釈迦」も「大日」も須弥山も、その下でも、画面上のありとあらゆる場所で出産が行われている。馬や象、賢人たちも全て女の尻から生まれ出ている。セックスを励み、子供をたくさん産んで増やし、食糧を増産させようと言う魂胆である。

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左、比較のために再び元絵。右は蛇神のイラスト。これも見える。こんな風に「大日如来」を中に含んだ青い輪郭の巨大蛇は、人間を咥えて喰っているように見えた。それら全てを呑み込む存在もいる。さらにイラストには描かなかったが、画面全体が巨大蛇の正面顔になっているようである。

蛇型生命体たちにも階級制があるらしい。まず人間がいて、その人間を神に捧げる者(この絵での賢人のような巫女的存在)、人間を喰う蛇の化身(釈迦のような)、その父(大日如来)、彼らをも喰う者、その彼らをもまた喰う存在と言った階層があるらしい。釈迦は地上で人間を導く(家畜となる事を強要する言わば羊飼い)で、その父「大日如来」は天界にあって地球を支配する、牧場の経営者だろう。

 

国宝「釈迦金棺出現図」 この世の仕組みを表す絵

釈迦の正体を知りたいのでこんな絵を調べてみた。 

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国宝 「釈迦金棺出現図」 11世紀(平安時代) 京都国立博物館 

縦160cm×横229.5cmの大きな絵で、画面いっぱいに人物がひしめいている。

入滅後棺桶に収められていた釈迦が、遅れて来た母の為に復活し、説法をしたと言う故事を絵にした物である。画面中央に大きな釈迦、向かって右下に母親の摩耶夫人と取り巻きの女官たち、右側に釈迦の弟子たち、左側に捧げ物を持った人々、左上に異教の神々が描かれていると解説される。釈迦の前には供物を備えるテーブルがあり、その左に衣を掛けた台がある。猿や象や獅子までもがいる。周りの人々は一様に驚いている様子である・・・・この説話、イエス・キリストの復活話とよく似ている。母の名前もマリヤと「マヤ夫人」でほぼ同じだし、その着ている服も赤と青のマリアと似ている。釈迦の後背の丸い形や説法の中から飛び出た小仏像の存在、乱れ飛ぶ沙羅尚樹の花も何やら別の意味が有りそうである。

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釈迦の顔。1000年ほど前の絵なので損傷があり見えにくいが、頭の上に人間が乗っているように見える(右イラスト)。耳も口ひげも人間と思える。口から白っぽい小さな人間が這い出ているように見える(絵具の剥落ではないと思う)。真っ赤な下唇も血に染まった小さな人間ではないか。頬が膨らみ、顔に赤っぽい汚れがあるのは生肉を喰っている事を示しているのではないか。

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「摩耶夫人」も頭に小さな人間を乗せている。着ている物は全て蛇を集めて出来ている。両足の前に頭を蛇に咥えられた子供がいる。肩の上にも一人の人間が巻き付くようにして乗っていると思える。左手に抱いているのは大きな赤い男性器である。

「摩耶夫人」もマリアと同様身体が大蛇になっている。その胴体は下方で後ろに回ってとぐろを巻き前を通ってまた後ろに流れている。ちょうどコブラが鎌首をもたげるような形になっている。

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画面左下の人々。釈迦の死を知って捧げ物を手に集まってきたが、その復活を見て驚いている・・・・と言う事だが、何か恐ろし気な物を見てしまって恐れているようでもある。

この部分図では右端に、何かドーム型のガラス容器のような物を捧げている人がいる。この容器に注目した。

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画質を変えても不鮮明だが、時間を掛けて見つめるとこんな物が見えて来た(右イラスト)。容器の中には小さな裸の人間が何人も詰まっている。その人間たちはお互いに重なり合ってセックスしている。こんな風に僕には見えた。

この容器は食糧としての人間を増産する為の装置かもしれない。

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画面最下段中央に猿と何か黄色い物が描いてある。この位置にある画像には作者の言いたい何かが示唆されているはずである。

右の黄色い物は鳥が数羽描かれているらしい。その頭が二羽分だけ見える。この鳥も人間の身体で出来ていて、上から来た蛇に喰い付かれているようである。左の猿も人間の身体で出来ており、上下逆さまになった人間が見える。手に持った小さな人間を捧げているが自らも蛇に喰われているらしい。

爬虫類を先祖に持つ鳥と猿は人間を創る時の素材になった物ではないか。この部分はこの二つの遺伝子を混ぜ合わせて人間が出来た事を暗示しているのではないか。

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全体図元絵。コントラストを付けて暗い部分を強調してある。

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登場人物のほとんど全てが生贄の人間の身体で形作られている。黄色く描いたのは喰われる人間たちである。釈迦の前のテーブルの上だけでなく場面全体が食糧となっている。あちこちに蛇がいてこの人間たちを襲っている。画面上方部に薄緑色で塗った人間たちは出産している人間たちである。尻の間から小さな人間が生まれ出ている。つまり繁殖させ、喰う。蛇神の化身である釈迦とその母が地球上の餌場に降りて来て家畜たちを喰っていると言う、この世界を表した絵となっている。釈迦の後背の上にずらりと女の尻が並び、子供を産み落としている。産んだ子が小仏像や花になって舞っているかのようだ。または後背は卵子であり、それに取り付く精子にも見える。家畜の増産を願った絵である。

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比較の為に再び元絵。画質を変えない元々の絵。

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動物も弟子たちも群衆も異教の神々も、釈迦やその母までもが蛇神に喰われている。これがこの世の現状である。喰うか喰われるかだけが人間を含めた生命の存在の意味であると蛇神たちは言っている。感情の無い、冷血動物である奴らの言いたそうな事だ。

・・・・と言う事はまたこんな考え方も出来る。地球に君臨するこの蛇神たちをも喰う存在がいるはずである。いや既に次元を超えた中にその存在を明らかにしつつあると思う。僕が人食い蛇の存在に気付いたのもその表れの一つであろう。

 

玉虫厨子 「捨身飼虎図」 己が血肉を蛇神に捧げよ!

イエス・キリストがまがい物であるならば、仏教における釈迦とはどういう存在か。方便が違うだけの同じ物では無いのかと思い調べてみた。

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国宝 玉虫厨子須弥壇右側面「捨身飼虎図」 7世紀 法隆寺

左が教科書で見知っている玉虫厨子全体の写真。二階建ての厨子の下の段が須弥壇であり、本尊の仏像が収められていたと言う。ここの向かって右側面に有名な「捨身飼虎図」が描かれている(全体図では見えない部分)。

上図右がそれである。釈迦の前世サツタ王子が飢えた母子の虎を見つけ、自らの肉体を布施する話で、絵の上方に衣類を木にかけ、中ほどで崖から飛び降り、下方で虎の母子に喰われる場面を描いてある。わが身を犠牲にして飢えた命を救うと言うのが仏教の大事な一要素であると言っている。釈迦も前世のサツタ王子も同じ者とみなして話を進める。

虎に喰われる際の描写が変にリアルである。腹がえぐられ腸だか皮だか分からない部分が子虎に引っ張られている。右足が既に何個かの肉塊に分断されている。顔をそむけたくなるような光景である。見る人に恐怖を抱かせる。

ただこの話、僕には何ら共感できる話ではない。自己犠牲は確かに崇高な行為かもしれないが、飢えた虎に一つの肉体を与えても、野良猫に餌を与えるおばさんでは無いが一時だけの物で、その動物を死ぬまで面倒を見ると言うのでなければ救いにはならない。人の血肉の味を覚えた虎はこの後近隣の村人を襲う人食い虎となるかもしれない。こんな浅薄な教えが本当の教えなのだろうか。真意は違う。

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画面最下段、虎は虎ではない。詳細を観察すると裸の人間の塊である。王子の身体の詳細はよく見えないが、子虎たちも人間で形作られている。この最下段は例によって生贄の人間が捧げられた場所であろう。

母虎の身体は数体の人間であるが同時にどくろになっている。左の崖に見られるC型の白い物は骨であり、要するに喰われた人間の残骸である。

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上段の王子は木に衣を掛けるが、この衣は人間である。木に咲く花も人間で、王子は小さな人間を木の枝に刺して干物にしている図である。もしくは蛇神に捧げている図である。王子の身体も人間の集まりで表されているのは、彼が人間を喰っている事と、彼が架空の存在である事を示している。

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中段の、飛び降りる王子の横には巨大な蛇が見える。大口を開けた横顔である。口の中には既に人間が何人かいるのがうっすらと見える(大蛇の舌のあたり)。

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左が元絵、右はイラストを繋げて全体図にした物。背景の紺色一色の濃淡の中に大蛇や尻の形が見えて来る。

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左は巨大蛇を中心に見た物。横に顔を突き出す蛇以外にも数匹の巨大蛇が上から降りて来ている。画面全体をC型にぐるっと回るように大きく描かれ、下段で王子を呑み込む蛇もいる。全ての存在が喰われて死ぬ。

右は隠されたテーマの一つである「人間の増産」を中心に見た物。画面全体に大きく女の尻があり(赤)、その女性器から赤ん坊らしきものが這い出している。上段にも尻(青)があり、その女性器と王子が重なる。王子の股間はこの女性器に挿入されているかもしれない。中段の飛び降りる王子とその周辺の白いニョロニョロした物は噴出した精液かもしれない。最下段では右側でセックスをしている者が二組ほど見える。左側には生まれた赤ん坊がいて、仏像のような形で胡坐をかいて座っている。

見える物をイラストで描き並べているだけで、その意味はよく分からない事が多い。しかし仏教の教えは結局「繁殖して食糧を増やせ! 蛇神の為に自らの血肉を捧げよ!」とキリスト教と同じ事を目指させている事は分かる。 

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上図は須弥壇正面「舎利供養図」。仏陀の骨を供養する僧侶二人と天女二人が描かれているが、この絵は遠目に見るとまさに「鬼」の顔である。僧侶を両目とし、最下段の供物台を口とする角の生えた「鬼」である。そしてこの実体は巨大な蛇神の顔が上下に二体ほど重なってそう見えるようになっている。最下段の人間たちを喰っている巨大蛇神である。

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これは同じ須弥壇の背面の絵「須弥山世界図」。最下段の家屋に三人ほどいて、何か供物を捧げているらしい。その背後に平等院鳳凰堂のように左右に翼を広げた様な形の家屋があり、屋根の中央に舞い上がる何かがあり、それに龍が巻き付いている。さらに上にも家屋が見えるからあたかも比叡山延暦寺のような山ごとの大伽藍が作られているようである。これが極楽の世界(天国)であるらしい。

不鮮明であり見にくいが、全体的に何か大きな蛇の頭が幾つも見える。右のイラストでは上から降りて来る青い蛇とその左右に緑の蛇を描いた。黄色い部分は全て人間で、龍さえも人間の身体で出来ている。

さらに重ねて描いたので見にくいかもしれないが、出産図があちこちに見れる。一番大きなそれは茶色の輪郭だけで示した。龍の所を女性器にして大股開きでご開帳をしている図である。顔らしき部分も見える。西洋のキリスト教の絵画と全く同じ隠し絵がここにも見られた。やはり究極の宗旨は同じなのだ。仏教でも釈迦の物語を語ると見せかけて実はこの事を人間に見せたいのである。「産めよ! 増えよ! 家畜ども! 女のココは極楽の入り口であるぞ!」