畑の生き物と共に

農園の生き物の事を絵日記風に書いてます。自身も土と共に生きたいと思って転職した中年農業5年生。

寒川周辺での就農

トラクター耕耘
トラクター耕耘 posted by (C)カール茅ヶ崎

農家研修89日目午前中はトラクターでのほ場耕耘。(絵の右の方に赤いクボタのトラクターが見えるだろうか)

研修は後30日ほどで終わる。

寒川の畑からは、晴れていれば丹沢山塊の南端の大山(おおやま)が見える(絵では右側の山の尖った所)。運が良ければ富士山が見える。大山は神奈川県のどこにいても見える。僕も小田原から川崎・横浜・茅ヶ崎・寒川とこの何十年の間神奈川県内を引っ越ししてきたがそのどこからもたいていこの山が見えた。落語の「大山参り」で有名で、かつては江戸の人々がこぞって登った山らしい。

父が20年前に死んだ時、僕は突然この山に登りたくなって伊勢原の登り口から登ったものだ。登山をしない僕が何故登りたくなったのかが不思議だった。急に体が軽くなって何かに突き動かされるように車で麓まで行き、その後1251.7mの大山頂上まで普段着で軽々と登ってしまった。後で考えてみて、なんだか父についていた守護霊が自分を呼んで乗り移った瞬間の様な気がした。

だから僕にとって大山は「何か霊的なものを感じる神秘的な山」となっている。

 

寒川町では大山の方から吹き降ろす風の影響か、土が黒土で保水力のあるせいか、また地下水位が高いせいか非常に寒く、最近は毎朝5センチくらいの霜柱が立つ。午前10時くらいまでは霜のために収穫も何もできない。収穫も研修先農家の農園主は「寒川は神奈川県のシベリアだ。」と言っていた。

こういう所での就農だから、防寒用の不織布・穴あきビニールトンネル等の活用で資材費が掛かりそうだ。

でも遠くの山を見ながら農作業をするのは気持ちいい。疲れていても心がリフレッシュされる。また、毎日山の様子を見ていると明日の天気がある程度予想できるようになるだろう。