畑の生き物と共に

農園の生き物の事を絵日記風に書いてます。自身も土と共に生きたいと思って転職した中年農業5年生。

セイタカアワダチソウの衰退

セイタカアワダチソウの新芽
セイタカアワダチソウの新芽 posted by (C)カール茅ヶ崎

宮原の耕作放棄地の「セイタカアワダチソウ」が手強い。地上部を全て刈り取って片づけると、地下茎から出ている新芽がすぐに大きくなる。太さ1㎝くらいの地下茎が縦横に張っていて、耕耘機で表面を引っ掻いても、千切れた根からまた再生して根絶出来そうもない。南側の畑は耕耘機で地下茎をブチブチに切ってみたが、北側の畑は別の方法で行こう。新芽が出そろったところで濃い目の除草剤を掛けて浸透させ、根まで枯らしてから耕耘することにする。

19アールの耕作放棄地は広い。

セイタカアワダチソウ」は根からアレロパシー物質を出すらしい。他の植物の生長を抑制して自身の群生を促すようだ。ただ「セイタカアワダチソウ」自身も他の植物の衰退により、同物質の影響で次第に衰えてくると言う(wikipedia)。そう言えば南側の畑には「ススキ」や「センダングサ」・「ササダケ」が一部生えており、次の群生への移行を待機しているかのようだった。

この「アレロパシー」、「ヨモギ」や「ヒガンバナ」等の植物だけでなく、他の植物にも大なり小なりありそうだ。微生物にも動物にも、ヒトにもあるように僕には思える。地球上に群生しているヒトという単一の品種が、他の生き物を衰退させ、他の生き物を衰退させるために出した毒物を自ら受けて衰え始めているように思える。