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畑の生き物と共に

農園の生き物の事を絵日記風に書いてます。自身も土と共に生きたいと思って転職した中年農業5年生。

ピーマンの発芽勢ぞろい

ピーマン発芽
ピーマン発芽 posted by (C)カール茅ヶ崎

そうだ。こうやれば発芽が揃うのだ。

農業アカデミーで習った通りの資材を使い、正しい温度管理が出来る設備を使い、種まき時期を的確にしてその植物の最も快適な環境にしてやればうまく芽を出してくれるのだ。

コンクリート敷きの駐車場に透明波板の屋根を付け、単管パイプで枠組みして側面を発泡スチロールをはめ込んで囲った。床にグラスウールとエアキャップの断熱材を敷き、「農電園芸マット」を置き、「サーモスタット」を繋いだ。その上にビニールマルチを敷き、ダンポールと農業用ビニールでトンネルを作って熱が逃げないようにした。

培土も、JAの「げんきくん特号」と「与作」の混合した物を使い、種もタキイの「ピー太郎」等良い種を使った。

去年の今頃は手作りのミニビニールハウスで、トマトの種まきを加温もせずにやって失敗したが、こういう風にお金をかけてそれなりの設備を整えればうまく行くのだ。

ピーマンの発芽適温は25℃~30℃と教科書(「野菜栽培の基礎」(農文協))には書いてあるが、研修親の〇〇さんは「ピーマンは寒さに強いから20℃くらいで大丈夫だよ。」と言っていたので、土中に差し込んだ温度計はそれを下まわらない位にサーモを設定している。「あまり温度を上げ過ぎると、土が乾燥して失敗するよ。」とも言っていた。おそらく自身が失敗した経験から出た言葉だろう。

ピーマンたちはまるで保育器に入れた新生児のようだが、原産地とは気候の違う国で育てるにはこのくらい神経を使う必要があるらしい。4月か5月の暖かくなった頃、畑に定植するころにはもっと丈夫になるから気を使わなくても済むようだ。

種の発芽もヒトの誕生も同じで、四六時中かまってやらなくちゃいけないね。

 「甘とう美人」・「伏見甘長」・かぼちゃの「プッチーニ」・ズッキーニの「ダイナー」も発芽した。