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畑の生き物と共に

農園の生き物の事を絵日記風に書いてます。自身も土と共に生きたいと思って転職した中年農業5年生。

霜で浮き上がるタマネギ

タマネギ霜浮き
タマネギ霜浮き posted by (C)カール茅ヶ崎

タマネギの苗が連日の霜で浮き上がってきた。絵のように完全に持ち上げられて、倒れてしまっている物もある。

風で剥がれかかったマルチの手直しをした後、苗を指で押し込んで周りの土を両手指で押さえて固める。足で踏んで固めるのはマルチの内側にデコボコが出来て風を含みやすいので、かがみこんで手でやるしかないらしい。

もっと簡単な、合理的なやり方が無いものかと思うが考え付かない。農園主に聞くと、「不織布で全面を防寒被覆しておくと良いのだが、それが風で剥がれやすい」のだそうだ。資材費も掛かる。

腰を屈めっぱなしなのでつらく、なかなかはかどらない。

 

タマネギの原産地は「インド西北部、中央アジア南西部」だという(「野菜栽培の基礎」農文協)。よく知らないが、パキスタン・アフガニスタンウズベキスタンあたりは多分乾燥した砂漠の様な気候ではないのか。少なくとも日本のように水気の多いところではないと思う。霜で持ち上げられて倒れるなどタマネギ自体は想定していないだろう。そういう作物を日本で無理に栽培しようというのだからそれなりの苦労がある。

「根が定着し、しっかり土を抱え込んでしまえば、持ち上げられても死ぬことは無いから、あと何回か押し込めばいい。」と言う意味の事を農園主は言っていた。

押し込む苗がまだ何千本も残っている。農業は大変だ。