名画の中の人喰い蛇

美術品が教えてくれる命の意味を農作業しながら考える。

ベルテレミー 「プロメテウスの創造物」 愛と懊悩の火

 

プロメテウスの考察をしながら参考になる絵を探していたらGoogle Arts &Cultureにこんな絵を見つけた。

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ジャン=シモン・ベルテレミー 「プロメテウスの創造物」 1802年&1826年 ルーブル美術館天井画の一部分

今まで全く知らない画家だったが、人物表現がなかなか巧みな作品を残している。ルーブル宮殿等の天井にフレスコで描いてあると言う。

前回は、プロメテウスはそれまで単為生殖だった人間に女性を与え、無限の可能性をもたらす有性生殖を与えたらしいと言う結論に達した。神話で伝わっているように単に人間に「火」そのものを与えたと言うよりも、男女の愛を与えた事が誤訳されて伝わっているのではないか。古代のギリシャ語から日本語まで何回も翻訳されている内に違ってきてしまった事はあり得る。今回はその確認である。

下部の皿の上に座っているのが人間(男)だろう。雲の上にいる髭の男がプロメテウス、その右に勝利の女神アテナ(兜を被り、手に盾と槍を持っているし、勝利者の冠用のオリーブを持っている)で間違いないと思う。プロメテウスは火のついた松明を人間に向かって差し出している。何故か火は物理法則に逆らって下に向かっている。

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プロメテウスの身体も衣も小さな人間の集まりで描かれている。画像が鮮明では無く不確かだが、口に人間を咥えているらしい。人間を食糧とし、予備の食糧を身体に纏わせた、蛇神に近い存在としてこの巨人族(タイタン)が表現されている。火の表現はどう見ても人間の身体である。ただ頭を松明の筒に突っ込んでいるのか、尻を突っ込んでいるのかがよく分からない。

背中になびく赤い衣の中では人間がセックスをしているようである。

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皿の上に座った男は火に照らされて上の方から赤みが差し、まるで泥人形に命が吹き込まれるかのように描かれている。それまで何の意識も無く本能だけで生きていた人間が知恵・愛を持ち始めた瞬間であるに違いない。キリスト教で言う蛇に知恵の実を与えられた瞬間だろう。

松明の周りの雲の中にはどうやら男女の交接による出産の光景が描かれているようである。

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火の部分が拡大しても今一つよく分からない。尻を下に向けて男の頭の上に乗せ、この男を産んでいるように見せたいのだろうか。

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画面右下(と言っても天井画である以上全体画面に隅は無いが)、プロメテウスとアテナの目線の先にこんな物が描かれている。戦争の後の混乱した光景だろうか。知恵の無い人間がもたらした無秩序に散乱した物が山積みになっているのだろうか。「火」と言う物を武器にして戦争が起こり、こんな光景が未来に現出すると言っているのだろうか。服の脱げた人間の尻が見える。死神の持つような草刈り鎌も見える。

細かい所を丹念に見ると、出産している人間が多く見て採れる(僕にはこんな風に見えた)。

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その手前にある物は何だろう? 男が盾の上に座っているとすればこれは鎧兜・すね当て等の武具かもしれない。服を上に被せてある。

しかしよく見るとこれも人間の身体で出来ている。神に捧げる生贄の人間がここに積まれている。その人間たちは交尾し、出産している(おそらく長い寿命の蛇神にとって人間の誕生・交尾・出産・死など一瞬の出来事に見えるのだろう)。

後ろのもやもやとした部分には人体が見て採れるが、その尻からは生まれる子供が出て来ている。

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アテナは人間を食糧とするから身体に人間を纏わり付けている。兜も胸当ても小さな人間である。盾の裏側にも人間を隠し、手に持つオリーブの葉も全て小さな人間である。

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なんてやる気の無い表情なのだろうか。プロメテウスが人間にそれを与えている事に賛同していないに違いない。家畜としての人間は無知のままにしておいたほうが良いのだ、それを下手に与えてしまえばいつか破綻する時が来る、とでも考えているのだろうか。

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元絵、少し明るくした。

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全体のイラスト。蛇による食人・人間の性交・出産が見られるが、この作者のこの絵には出産の光景が目立つ。

もちろん僕にはこう見えると言うだけの事で、全くこうは見えないとと言う人もいるだろう。人間の目に映った物は脳を一度経由するから、見えないと思っている人には全く見えないはずである。この画像は人の想像した神話上の神を画家がまた想像しながら描いた物でそれ以外の物では無いと思い込んでいる人もいるだろう。バカげた事を言うなと叱るかもしれない。しかし僕は自分の眼を信じる。他所から教えられた通りではなく、自分の眼に見える所を伝えたい。たとえこんな「人間は蛇の食糧だ」と言うようなとんでもない結論が浮かび上がって来ても・・・・。

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頭の中に蛇を思い描いてこの絵を見るとこう見える。蛇の頭が見えたらあるべき位置に必ず両目が見えて来る。蛇の口先には必ず人間の姿がある。下の男だけでなく上空の二人の神にさえ喰い付く蛇が描かれている。

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下の男の頭の後ろに尻を向けた女がいる。まるで男を産んでいるかのような格好である。男の背後に出産する女が大小二人重ねて描かれている。右下にはやはり出産する女が横たわっていたり、腹這いになっていたり、しゃがみこんだりしている。そして全ての人物を呑み込むかのように巨大な蛇の顔が画面いっぱいに描かれている(イラストでは青く輪郭と眼を示した)。

ギリシャ神話を題材にしたこの絵は、キリスト教の原罪(イヴが蛇にもらった知恵の実をアダムに与えた)と同じテーマではないか。キリスト教ではアダムからイヴが創られた後、楽園にいた時蛇にそそのかされたように言われているが、この絵を見る限り、最初の男が創られ(男の座る皿は遺伝子を混ぜ合わされる為の容器にも見える)、初めて女を与えられ、その愛に胸を熱くしまた同時に女の複雑さに混乱し悩み始める瞬間を描いてあるように思える。時間的なずれは無く、全て同時である。

プロメテウスの火」は男女間の熱い情熱であるらしいとここでも思った。

 

ルーベンス 「縛られたプロメテウス」 人間に与えた火とは何か

ギリシャ神話の巨人族の中にプロメテウスと言うのがいる。人間に火を与えた罪によりゼウスによって岩場に縛り付けられ、鷲に毎日肝臓をついばまれ続けると言う責め苦を3万年にわたり受けたと言う。火は人間にとって文明をもたらしたが同時に戦争の武器をも作られることになったとも言う。このプロメテウスの描かれた絵を調べてみた。

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ピーテル・パウルルーベンス 「縛られたプロメテウス」 1611~18年 フィラデルフィア美術館

鎖によって岩に縛り付けられた男が、苦痛に顔をゆがませながら鷲に肝臓を引っ張り出されている。画面左下に松明に点けられた火が描かれている。

人間に火を教えたと言うのは、キリスト教でアダムとイブに知恵を与えた蛇の行いと同じなのか。プロメテウスは天界の他の神から火を盗み人間に与えたと言うのだから、キリスト教での堕天使ルシファーと同じ存在のようにも思える。キリスト教で悪者のように扱われる存在は実は人間にとって味方なのかもしれない。名画の中の人物の手足がしばしばあべこべに描かれているが、真実は一般に教えられているのとは反対なのかもしれない。

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細かい所から順番に見て行く。男の顔、例によって人体の組み合わせで出来ている。その人体は同時に人間を喰う蛇にも見えるように配置されている。男の口には喰われる小さな人間(黄色)がいる。

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画面左下の松明。表現が曖昧で色んな風に見える。とりあえず人体での構成をイラストにした。人の頭の上には人の尻があり、出産を表していると思える。尻は蛇の頭にも見え、人間を襲っているようにも見える。

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松明の右側。男の尻下の衣類も人体の寄せ集め。見える所を忠実にイラスト化する。細かく見ればこんな感じだが、同じ部分を大きく見るとまた違って見えるのだろう。

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男の顔辺りを少し引いて見る。男の身体も小さい人間の集まりである。ごつごつとした筋肉も小さな人間の頭であったり尻であったりする。男の周囲にも人間がおり、彼らは重なり合って性交しているらしい。また尻から子供を産んでもいる。

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その少し上、鷲の部分。鷲の翼は少し大きめの人間である事が分かるが、鷲の頭の辺りが錯綜して分かり難い。特に肝心な、嘴やついばまれる肝臓の辺りはどうなっているのか。

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引っ張り出される肝臓はまるで蛇の頭のようである。鷲のくちばしにも蛇の眼が見える。よく見るとくちばしの間の肌色部分の空間は小さな人間であるようだ。この小さな人間を上下の蛇が奪い合っている。

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画面上部はよく分からない。人間であるような蛇であるようないろいろな形が見えて来る。僕は昔から「お前はボーっとしている」と言われるが、イラスト描いていて何を描いているのか分からなくなって来た。

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画面下端。人間の集まり、所々で出産、性交している物もいる。蛇に喰われている人間もいる。

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全体のイラスト。少しづつ概要が見え始める。左下、青い人が寝たまま緑の人を産んでいる。緑の人は小さな黄色い人を捕まえている。 右下、茶色い人が尻を高く上げて尻をこちらに向けている。その尻からプロメテウスの頭が産まれている。 プロメテウスの左手は体の中にいる人の左足である。右腕や両足はまた別の人が組み立てている。

尻から子供を出す出産の光景が目立つ。

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左元絵。右、蛇を念頭に置いてイラスト化。上方から、下から来る大蛇を黄緑色で描いた。蛇の口先には必ず人間(黄色)がいる。鷲の手先も小さな人間である。一人づつでは無く何人もの人間を同時に咥えている蛇もいる。画面右上の蛇などは交尾中の人間を咥えている。

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右イラストは、性行為を念頭に置いて描いた物。画面中どこもかしこも性行為だらけである。一応背後または上の男を青、前または下になった女を赤で示した(巨人族に男女の区別は無いと思っているが、一応分かり易く)。

真ん中の鷲の頭辺りで左右のペアが交差し分かり難くなっている。右側のペアは後背位で横から見た形、左側のペアは同じ後背位だが少し下から見ている。ここでは男の睾丸や陰茎までもが描かれている。

画面左下の松明の火は、女の腹の辺りになる。プロメテウスの与えた火とは「男女による交配・繁殖方法」であるのかもしれないとも思えてきた。また性行為の快感を「火」と呼ぶのかもしれない。

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またこの絵がこんな風にも見えた(上右イラスト)。眼をうんと細めて大雑把に見ると男の背後に尻をこちらに向けて四つん這いになった女が見える。その性器から男が生まれ出ている。右腕を残して男はほとんど全身が出ている。画面右端に大きな人が見える。まるで出産を補助するかのように男の頭を左手で押さえている。

 プロメテウスが火を人間に与えたと言う神話は、蛇神の中の反逆者が人間に同情し、「男女による生殖行為」で無限の進化の可能性を与えたと言う事を言っているのではないか。それ以前の単一の性2体による生殖では遺伝子が似かよってしまい、例えば一つの病原菌で全滅するかもしれない。それを男女2性で遺伝子の無限の可能性を得て、何が有っても誰かが生き残る。現在の人間世界がこれほど発展し、人間がこれほど増えたのはプロメテウスのおかげであるのかもしれない。蛇神の中にも人間に同情的なこんな奴もいるのだと解釈したい。

ルーベンス 「カリュドーンの猪」 人間狩り

ギリシャ神話の中で英雄たちの話が語られている。絵画に描かれたその英雄たちが本当はどういう存在なのか、ルーベンスの絵の中に探ってみたい。

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ピーテル・パウルルーベンス 「カリュドーンの猪」 1611~12年頃 ザ・ジェイポールゲッティ美術館(ロサンジェルス

横89.7cmの作品である。・・・・女神アルテミスへの生贄をある王が怠った。その事に怒ったアルテミスが地上に巨大な猪を放った。ギリシャ中の英雄たち(ヘラクレス以外)が集まり猪を退治した。その様子を描いた物である。

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同じ画題で同作者がより大きな(横416cm)作品を残しているので参考までに揚げておく。(1616~1620年頃 ウィーン美術史美術館)

Google Arts &Culture には最初に掲げた小品があり、これの方がより詳細を見られるのでそれを見る事にした。大作の前の習作だろうが、なかなか完成度が高い。

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中央で槍を猪に突き立てている英雄(メレアグロス?)の顔。トレースして見ると人間の形で構成されている事が見て取れた。眼玉は出産された子供の頭であるらしい。下顎が変に奥まっているのが不自然である。口に小さな人間を咥えている(イラストで黄色くした)。やはり人間を喰い、人間を構成する物質で栄養を採った巨人と言う事でこういう表現がされているらしい。

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その左側に弓を射ている女の英雄(アタランテー?)の顔。これははっきりと口に人間を咥えているのが見える。眼玉はやはり目尻辺りにいる人間の股から生まれる子供の頭の様だ。

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右側の馬に乗った英雄は優し気な顔をしているが、小さな人間を喰っている。下顎の輪郭に沿ってつららのように飛び出しているのが人間である(イラストでは黄色)。

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その他の英雄たちも、拡大して詳細に見ると口に小さな人間を咥えている。口ひげであったり、ラッパであったりする物が人間である。上図右下は、猪によって殺された英雄であるが、その口からも小さな人間が這い出るかのようにして付いている。

ギリシャの英雄たちは小さな人間を食糧とする巨人族である。

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中央で猪に槍を突き立てる英雄の身体全体を見る。身体は摂取した人間で構成されている。翻る赤いマントと見える物も人間である。これは確保した食糧であろう。日本の戦国武者は後の報酬の為の証拠として、打ち取った敵武者の首を腰にぶら下げて戦ったと言うが、それとよく似た意味で狩った人間を身に着けているのではないか。

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弓を射る女英雄も獲物を多く身に着けている。

よく見ると彼女の左右の乳房は人間の尻であるから、女では無いのではないか。腕も足もたくましい。

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騎乗の英雄も獲物の人間をたくさん身に着けている。左腕で人間を抱きかかえていると見える(イラストのように)。馬は人間の塊である。

馬の首に蛇に見える部分があり、その片目をこの英雄の槍先が付いているように僕には見える。

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地面に倒れている英雄。もはや単なる人間の山積みになっている。

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おかしな顔かたちの猪。最初見た時これが猪とは見えなかった。それもそのはずこれは英雄たちに狩られている人間たちの塊である。耳の辺りに矢が刺さり、肩や鼻面に槍が刺さっているように見えるが実は個々の人間に刺さっている。

この人間たちの尻から子供が生まれ出ている。家畜としての人間たちは狩られながらも増産しているのである。

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元絵を明るくした物。

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全体のイラスト。ギリシャ神話の英雄たちが人間を狩り集めている。得物は槍と弓矢である。ブリューゲルの「雪中の狩人」は狩りの帰りを描いてあったが、この絵では狩りの真最中である。

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上空から怪しげな蛇のような物が降りて来ている。恐らくその蛇に捧げるための餌としての人間を狩っているのであろう。猪にかたどられた獲物の人間たちを英雄たちが狩り集めている。彼らの身体には既に狩った人間が括り付けられている。

今から何万年も前、人間が蛇型宇宙人によって創られた当時の光景はまさにこんなだったのだろう。巨大生命体である自らと地球由来の猿の遺伝子を混ぜ合わせてまず巨人を創り、小さな人間も創り、巨人を補助者として小さな人間を狩らせて食糧とする。

歴史教科書では教わらない。本当の歴史・人間の始まりとはこう言う物だったと画家に語らせている。人間の始まりとは(そして今でも)こんなにも惨めな物なのだ。

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人間を男女に分け、遺伝子的に病気に強くし、地球上でより適応しやすいように小型化し、旺盛な繁殖力を持たせた。この絵の中にも人間への生殖行為の推奨を盛り込んである。他の名画には見られない男女生殖器による直接の交合図である。今まで見て来た名画の中での性交図は大抵後背位で男が女に覆いかぶさる所を横から描いた物が一般的だったが、ここでは男性器が女性の尻に直接あてがわれる所が描かれている(隠し絵で)。

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こんな風にも見えた。上図右には性交する二組の男女が描かれている。

赤い女が四つん這いになって尻を突き出し、その女性器に青い男(馬の尻が男の頭)が下から寝ころんだまま男性器を突き上げている。背面騎乗位と言うのか、珍しい形で描かれている。青い男と緑の女が重ねて描かれているが、この女は黄緑の男の上に跨って交接している(僕にはこう見えた)。

いずれにしてもセックスを喚起し観る者を欲情させ、繁殖させるのがこの隠し絵の目的であろう。

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増えた分だけ殺して喰っても良い。天上の蛇神たちは降りて来て英雄たちの差し出す餌を喰う。また英雄たち自体をも喰ってしまう。絵の中の巨大蛇が見つかるとその口先には必ず人間の身体の一部(足とか)がある。上図右のイラストには蛇神たちをいくらか表したが、青い輪郭で表した最も大きな蛇の頭が、最も地位の高い蛇神であろう。全ての物を包み込んで呑み込む蛇神の中の最高神、ゼウスとかヤーヴェとか呼ばれる全地球の支配者であろう。

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新しい試みとしてこんな画像を作ってみた。絵全体の画質を変更(明るさ・色合い等)して蛇神の輪郭を白線で囲み、その周りを白くぼかした。2匹の蛇神の頭や目の位置が何となく見えて来ると思う。奴らは地球に元々いた蛇とそっくりなので、目の位置は頭の膨らみの最大の所より前方にある。

こいつらが人間を創り、今でも支配しているのである。どおりで人生思い通りに行かず苦しい事ばかり多いはずだ。こいつらに搾取(金を稼ぎ税金を納める)されるだけでなく、最終的には喰われてしまう(行方不明者としてどこかに連れて行かれて喰われる、または目に見えない魂を吸い取られる?)。シェークスピアでは無いが「人は泣きながら生まれてきて、泣きながら死んで行く。」と言うのはこいつらのせいなのだ。

悪魔であり、鬼である。また試練を与えて人間をより高次元に導くと言う意味では天使であり、仏である。絵画の中にその正体をこういう風に表すのも奴らの本心である。

宇宙には無数の生命体がいると思っている。人間と同じような次元・同じような大きさの生命体も数限りなくいるはずで、彼らは地球上の人間を見ている。人間はこの憎むべき蛇型生命体に能力を押さえ付けられ他の生命体にあまり接触出来てないようだが、いつの日か持てる能力を全て発揮でき、奴らから解放され、彼らと共存できると信じている。

 

ルーベンス 「ディアナとニンフを覗くサテゥルス」 人間の物では無い技術力で食人画を描く

ギリシャ神話の巨人族に興味がある。一般に知られている神話とは実際はかなり違う物ではないかと想像している。人が作り出した神話物語の中の巨人は実際に存在していたのではないか。そして彼らは人間を食糧としていたのだと思う。

ギリシャローマ神話をよく画題にしているルーベンスのこんな絵をGoogle Arts &Cultureの中に見つけた。

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ピーテル・パウルルーベンス 「ディアナとニンフを覗くサテゥルス」(原題は「Satiros que espian a Diana y sus ninfas」、訳はこれでいいのか不安だが)1626年 ソーマヤ・ファンダクシオン・カルロス・シアム美術館(メキシコ)

ローマ神話のディアナはギリシャ神話のアルテミス、サテゥルスは同じくパーンとなる。中央で寝ているのが恐らくアルテミス、樹の陰から手を出しているのがパーン、左側に寝ている女二人がニンフたちであろう。右奥にはキューピッドもいる。

狩猟の神アルテミスが狩りを終えて飽食し(腹が膨れている)、獲物を辺り一面に撒き散らしたまま無防備に寝入っている。ニンフたちも同じだ。二人のパーンが後ろからいたずらしようとアルテミスの服を掴んでいる。

ただ疑問点がいくらかある。獲物をたらふく食べたのだろうが、動物の骨一つ見当たらない。火で調理した跡も無い。矢の入った箙はあるがアルテミスの持っているはずの弓が見当たらない。猪・兎・鳥・鹿は分かるがアルテミスの足先の向こうに転がっているのは何か分からない。熊? その他木々の中の陰影もあやしい。デッサン力のあるルーベンスがわざと不明確に描く部分にはきっと何かが隠されている。

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二人のニンフの寝姿がおかしい。左のニンフの右足、こんな風に曲げて寝られるだろうか。右のニンフの右足、赤い布が掛けられて膝が突き出ているように見えるが足先の甲の形が違う。右のイラストのような形で描かれていると思える。赤い布の部分には後ろ向きの小さい人間がいる。

アルテミスはオリンポス12神の中で、狩猟・貞潔の神とされている。神話の中では従うニンフが男と関係を持った事に腹を立て、そのニンフを雌熊に変えてしまったほど純潔を大事にする神だと言う。そんな話は嘘っぱちだと言わんばかりのみだらな寝姿のニンフたちである。

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右のニンフの腰の辺りの拡大図。腰の輪郭が赤い布に繋がるのではなく、大きく開いた足の上の腰に左のニンフの影が落ちているだけである。

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右のニンフの左足の後ろにあるのは彼女の右足ではない。足の甲が見えているにしては形がおかしい。左のニンフの右足の裏が見えているらしい。

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アルテミスの足元には小さな人間が山積みになっている。

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画面右下の鹿は鹿ではなく、やはり小さな人間たちである。大小様々の人間たちをうまく積み重ねて鹿に見せている。この描写力は人間並みではない。

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画面手前の他の獲物たちも鹿と同様に小さな人間たちである。神への捧げ物である。

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アルテミスの口には小さな人間が付いている。右手の下には逃げないように押さえ付けられた人間がいる。左肩の上にも・・・。この神は人間を喰っていたのだ。骨も残さず丸呑みしたのか。

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元絵。明るくした。

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画面全体のイラスト。アルテミスは人間をたくさん狩り集め、飽食し、あられもない格好で寝ている。貞潔の神とは思えない姿である。

後ろのパーンの神。木の右側に見えているロバの足の膝は後ろのパーンの膝であろう。後ろのパーンが前のパーンと性交している。肛門性交? いや巨人族である彼らには男女の区別がなく、両性器を具有しているのかもしれない。

背景の樹々の中、空の中に怪しげな形が見えて来出した。

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左が元絵。右が画面を大きく見た場合の見え方の一つ。赤の輪郭の女が大股を開き、手の指で性器を広げて見せている。下方には大きな男性器が横たわっている。絵を鑑賞する者を誘っているかのようだ。

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同じ絵がこんな風にも見える。バックでの性交図である。イラストでは二組を描いたが、他にも見える。それが互いに重なるのでややこしい。

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次に見えたのが出産図。背景に三人の女が出産している。手前に四人ほどの女が出産している。この場合動物たちが寄せ集まって女の身体を作っている。アルテミスとニンフも三人集まって一人の女の身体を作っている(青の輪郭)。

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最後に神をも喰う巨大な蛇神。空から襲う三匹の巨大蛇型生命体が描かれ、その右の二匹を包み込むほどのさらに大きな蛇神。下端を這う巨大蛇神。六匹ほどの神をここに描いた。それぞれの口先には食糧となる人間が・・・(神話の神をも蛇神が喰う事を示しているのか)。アルテミスとニンフの身体はここでは上下あべこべになって見える。手が足に、足が手になって、頭は股の下にあったり、膨らんだ腹であったりする。また他の部分、巨大蛇の口先を見ると新たに喰われている人間が見つかった(黄色部分)。

家畜としての人間たちの欲情を刺激し、性交させ、出産させ、また喰う。これらの隠し絵が一つの絵の中に同時に描かれている。こんな絵は自分には描けないので本当に感心する。蛇神はどれほどの知能を持っているのか計り知れない。またどんなコンピュータソフトを開発してこんな絵を作ったのかとも思う。

 

クールベ 「画家のアトリエ」 人間は家畜にすぎない。

里芋の収穫が忙しい中、大作の分析に取り組んでいる。

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ギュスターヴ・クールベ 「画家のアトリエ」 1854~55年 パリ・オルセー美術館

縦約3.1m×横約6.6mもあるクールベの代表作の一つである。クールベ自身のアトリエだと言う。クールベの後ろにモデルの裸婦、キャンバスの裏に男のモデルがいる。彼自身の解説によれば、画面右側に哲学者・評論家・詩人等の富裕層の人たち、左側に貧困層の民衆たちだと言う意味の言葉が語られている。

違和感がある。非常に大きなアトリエにたくさんの人間たちを入れ、パトロンたちだけでなく貧民層の人たちまで入れて絵を描くところを見せると言うのはどうだろうか。子供や猫・犬までいる。裸婦と男のモデルは素っ裸である。画家の描く絵の中にはこの二人はいない。必要無いだろう。それに画家は筆とパレットは持っているが筆洗や絵具その他の道具を持ってない。女の服は手前の床に雑然と丸めて置かれている。右に窓が有るが、光源がそれとすれば画家の筆先は陰になって見えにくいだろう。画家の描く絵を見ているのは裸婦と子供だけであり、左右の人々は見ていない。本を読んでいたり、うつむいていたり、目をそらしたり、女を口説いたりしていて関心が無さそうである。この絵は何だ。

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細かい所を順に調べて行く。まずは一番目立つ中央の画家と裸婦。

右のイラストのように人間の形が見て採れた。裸婦は小さな人間を手に持ち、口に入れているらしい。画家の不自然に横を向いた髭の下にも人間がいる。拡大して見ると髭部分も人間であるらしい。こいつも人間を喰っている。

また画家の左手は肘の辺りで切断されている。骨が見え赤い血が出ている。パレットの上の指も切断された物のようである。

キャンバスの絵の中には大きな蛇が上から迫ってくる所が描かれているが、同時に人間が性交している所も見える。

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裸婦モデルの足元の布の塊は人間の山積みである。絵の画面の最下段には蛇神への生贄の人間が置かれるのは定石通り。大きさがまちまちの人間が置かれている。

この山積みの背後にも絵が隠れているようである。椅子の下、裸婦の持つ布の中、床の中の陰影をじっと見続けていると怪しげな絵が浮かんで見えて来る。

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不必要なくらい大きな頭上の空間。壁の微妙な陰影を見続けるとこんな絵が見えて来た(上図右)。人間が交接している。後背位である。それが四人くらい連結している。

男女の区別は出来ない(乳房の膨らみも男性器も見当たらない)。背後から覆いかぶさっている人間の尻から子供のような頭が生まれている。男女の区別が無かった時代の描写だろうか。両性具有で、ミミズのように同一の二体が交接して子孫を産む事があったのだろうか。人間の誕生の際には神による試行錯誤があったらしい。最初は蛇神のように大きな巨人族を創り、徐々に小さくして地球に適合させて行ったからこの絵の中の人間も大小様々あるのではないか。

またこの壁には巨大な蛇の顔が同時に描かれている。この部分図全体に大きな頭があり、牙を持った四角い口が左の方にある。右目は黒く左目は白い。貧民層の人間たちに喰い付こうとしている。

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その貧民層の真ん中に描かれているのがこれ。犬の後ろで綺麗な布を持って向かいの男に見せている。アトリエに来て商取引をしているのか。

男の持つ布切れの下に赤く血に染まった人間が尻をこちらに向けて倒れている。向かい合ったこの二人の男、身体が少しおかしい。僕には上図右のイラストのように見えた。真ん中のアメリカ先住民のような赤い男を含めて三人とも口に小さな人間を咥えている。布切れは下の赤い人間を襲う大蛇にも見える。

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画面左側、貧民層の部分全体を見た。大体すべての男が小さな人間を咥えている。また背後の大蛇に頭を呑み込まれようとしている。

それぞれ膝の上や手に小さな人間を持っている。部分図右端の裸のモデルの足元にドクロが置いてあり、赤犬がじゃれついているがその犬の首が無い。ドクロと犬を繋ぐと頭の皮を剥がされた人間がそこに見える。モデルは大蛇に右手の先を咥えられているようだが、よく見ると手首に小さな人間を掛けて大蛇に掲げて喰わせているらしい。絵の中のこの登場人物たちは蛇に小さな人間を喰わせる手伝いをしているらしい。皆うつむいて沈んでいるのは、蛇に人間を喰わせた後自分たちも喰われる事を知っているからなのか。

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今度は画面右側の富裕層。真ん中に綺麗な服を着た女がいてこれが一番目立つ。これのドレスの左下のふくらみが不自然である。時間を掛けて見続けるとこんな風に見えて来た(上図右イラスト)。大蛇が人間を喰っている。

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奥の窓際に描かれているのは、男が顔を寄せて若い女を口説いている場面? いや拡大して良く見ると白いドレスの女が後ろから来た大蛇に人間を餌として与えている場面である(上図右イラスト)。一人の人間の尻を抑えて背中を齧らせている。

女自身も口に赤い人間の足を咥えていて顔が血だらけである。手首にあるのはブレスレッドでは無く、蛇に齧られた跡だと思う。

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画面右側の富裕層全体。ある者は膝の上に小さな人間を乗せ、ある者は背中に人間を乗せ、また頭の上に人間を乗せて上から来る大蛇にそれを与えている。そして彼ら自身も頭を大蛇に呑まれようとしている。

真ん中の女の足元に寝そべって紙に絵を描く子供がいる。遠目には少年は鑑賞者の方を見ているが、拡大して見ると横を向いている。不思議な表現である(近づくと別の物に見えるこの不思議な表現は他の絵でもたまに見つかる。例えばフェルメールの「牛乳を注ぐ女」のポット。中の牛乳が見えないおかしな絵であるが、近づくとポットの中に蛇が入っていてその頭でポットの入り口が塞がれていたりする。凹部分が凸部分であったりする事がよくある)。この少年の首は蛇に咥えられている。紙の上に乗せられた両手はこの少年の手では無く、女の背後にうつ伏せに倒れている人間の足であろう。絵の中の登場人物はいずれにしてもその身体がまともではない。足が手であったり、首が胴体と繋がってない。体の中に別の人間の身体が幾つも入っていて、その組み立てで身体が出来ている。人間を喰うから人間の組成物が体の表面に透けて見えていると言う事なのかもしれない。またこの世は自分たちが思っているのとは違い、あべこべの物なのだと言っているのかもしれない。僕たちは生まれた時から洗脳されて今まで生きて来ている。物事の真実は親や学校から教えられた事とは別物であるらしい。

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これが元絵。明るく調整した物。

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そしてこれが全体のイラスト。何だか汚らしくなってしまったが、上空から来た巨大蛇に巨人族が小さな人間を喰わせている図である事が分かる。上半分の壁の所には巨大蛇神が表されると同時に人間のセックス場面と出産場面が描かれているようである。

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巨大蛇の食事風景と見てイラスト化するとこうなる。新たに蛇に喰われる人間の形が見えて来た。右手の窓のところ、キャンバスのところ、壁の左手にある黒い四角い所、それに左手の床のギター・帽子の所にも人間が隠れていた。裸婦の脱ぎ捨てた服も一人の人間として見ることが出来る。右側の婦人の足元も大きく見れば一人のうずくまった人間である。それらが上方から、横から来る巨大蛇に喰われている。

画面左右下端に正面を向く蛇の顔が見られる。左側はクールベのサインがある所である。クールベ自身が蛇の一族である事を暴露しているのか。それとも蛇の協力者であるのか。いずれにしても人間創造以来蛇型生命体の遺伝子が多かれ少なかれ人間に入り込んでいるのは間違いないだろう。それが多いか少ないかの違いであろう。それが多い者が富裕層になるのかもしれない。

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上が再び元絵。下が人間の繁殖を念頭に置いて見た場合のイラスト。

左に交接する人間がいる。その尻から丸い子供の頭が出て来ている。真ん中に立ったまま交接する(?)人間。この尻からも子供が生まれている。右側には出産する人間か、もしくは生まれ這い出る赤ん坊かもしれない。絵の中の隠し絵の生まれる子供は大抵こんな匍匐前進のような姿勢で描かれるようである。要するにセックス・出産が同時に描かれている。

人間の繁殖。思い浮かべるのは日本神話の中のイザナギイザナミの話である。黄泉の国で変わり果てたイザナミに驚きイザナギが逃げる。イザナミは人間を100人殺すと言う。ならばイザナギは人間をそれ以上創る・・・・確かこう言う話だった。人間を(喰って)殺した分以上に人間を創って繁殖させる。人間は神にとって家畜であると言っているような神話である。

結局人間は蛇型生命体によってその遺伝子を与えられて創られた家畜なのだと絵は語っている。

クールベ 「窓辺のイギリスの三人の少女」 やはり人間は蛇の食糧

不思議な表現方法の絵だ。最初この絵を見た時は、少女の生首が三つ並んでいると見えた。しかしそれだけでは無いらしい。

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ギュスターヴ・クールベ 「窓辺のイギリスの三人の少女(Young Englishwomen  by a Window)」1869年 ニュー・カールスベア美術館(デンマークコペンハーゲン

窓辺に三人の少女が椅子に座って並んでいる。皆画面左方向を見ている。一番幼い少女は窓の外を見ているのか突っ伏している。その肩には白い犬がじゃれついている。真ん中の髪の長い少女の座る椅子の背には赤い上着が掛けられている。

なぜ真ん中の少女は後ろ向きなのか。なぜ皆横を向いているのか。真ん中の椅子の横のグレーのひざ掛けのような物の表現がよく分からない。暗い画面の中で真ん中の少女の髪や椅子の背・ひざ掛けのような物が一番目立つように描いてあるのも理解しがたい。

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細かい所から順に探って行く事にする。まずは向かって右の少女。頬の膨らんだ肉付きの良い健康的な少女の横顔だが、僕にはこう見えた(右イラスト)。人体の寄せ絵で描いてある。同時に蛇の頭も見える。人間の尻が蛇の口あたりである。少女の口に小さな人間がいる。口から顎にかけて血のような物が垂れているように見える。少女の眼は上にいる人間の尻から生まれ出た子供の頭であるようだ。f:id:curlchigasaki:20191104095815p:plain

岸田劉生の麗子像のように大きな頭には蛇と人間が隠れていて、こういう小さな部分でも蛇による食人が表現されている。

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真ん中の少女も頬が膨らんでいてその為に口が見えない。物を喰っている事を示しているのではないか。髪の中に大小さまざまな人間が隠れている。頭頂部には人間が二人重なっていて、背後から性交する男女を表しているらしい。尻から子供を産んでいるらしい部分もあちこちにある。

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向かって左の少女。ほぼ完全に白目をむいている。瞳は上方に上がりきっているようだ。唇が血のように赤く、手前の犬も何かおかしい。眼が異常だ。

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この少女も犬も人間と蛇の組み立てで出来ており、蛇が人間を襲う場面を至る所で表現している。少女の耳の後ろの豊かな髪の部分では、男女が重なって性交しているらしい。子供も産んでいるように見える。

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三人娘を揃えてみた。

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画面の下半分。何の意味があって描かれたのか分からない部分だが、やはり人体と蛇が隠されている。

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全体のイラストにしてみるとより分かってきた。今まで見て来た小さい人間よりも少し大きな人間が少女たちに張り付いている。左右の少女の頭では大蛇が小さな人間を咥えている。真ん中の少女の背から椅子の背に掛けて、大きめの人間が山積みになっている。やはりどの絵でも大抵そうだが、画面手前部分には蛇神に捧げる生贄の人間の山が築かれていた。少女の背に張り付くように乗っている人間・その前に屈曲した人間・赤い上着の中の前屈姿勢の人間・ひざ掛けにも見えた左右のグレー部分も前かがみの人間である。椅子の背の黒い部分も前屈した人間かもしれない。少女の後頭部の方から大蛇が一番目立つ後ろ姿の一人の人間の頭を咥えこんでいる。

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これがおかしな表現だと思う所である。三人の少女は本来の椅子に座る形以外に上図右のイラストのような、別の姿勢が見られる。中央の少女の座る椅子の背に掛けられた上着は左の幼い少女の尻となっている(イラストでは赤・椅子の背を突き抜けている)。真ん中の少女は椅子に座らず尻を見せて立っている(イラストでは黄)。右の少女は椅子に座ってはいるがその足先が二人の少女の腹の下あたりにあるらしい。つまり三人の少女は生贄のように積み重ねられている。これを巨大な蛇神が一呑みにしてしまうと言うのだろうか。

三人の頭部はその身体と微妙にずれている。少し奥まって離れているから恐らく胴体と繋がっていない。

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上図左は蛇を中心に見た物。上から下から蛇が集って来ていて人間に噛み付いている。少女たちの頭にもそれぞれ喰い付く蛇が背景の中にいる。画面下部の暗い所に新たに隠れていた人間を見つけた(イラストで黄色)。画面右下には人間を咥えたままこちらを見つめる大蛇もいる。この蛇はいかにも「人間は俺たちの食糧なのだ」と言いたそうである。

上図右は大きく見た場合の蛇画像。三匹の巨大な蛇が画面の中の全てを呑み込む。左上から窓の手すりと真ん中の少女の髪の結び目を眼にした蛇(青)。右上にも巨大蛇(緑)。下からは三人を下から呑み込む巨大蛇。顎の裏を見せながらぱっくりと開いた大きな口を閉じた所である。まるでシロナガスクジラ海上に飛び上がるような形で呑んでいる(ただここはグレーのひざ掛けの左右全体で一つの巨大蛇の顔にも見え、三人をまとめて口の中に入れているようにも見える。どちらにしても同じ事だ)。

 

初め簡単な残酷表現かと思ったが意外と解析が難しかった。まだ見えて無い所が多くあるようである。

人間が蛇の食糧だなど荒唐無稽で信じられない人がほとんどだろうが、僕が自分の眼で発見した真実を今後も地道に発表して行きたい。

 

クールベ 「もの思うジプシー女」 蛇によってバラバラになって喰われる女

気分を変えて西洋画を調べてみた。

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ギュスターヴ・クールベ 「もの思うジプシー女」 1869年 国立西洋美術館

Google Arts & Cultureでは「Gypsy in Reflection」となっており、髪の長い女と言う事もあり、聖書の「懺悔するマグダラのマリア」を思わせる題材でもあるのだろう。衣服をはだけて(片方の乳首さえ見せて)髪の長い女が物思いにふけっている。身をひさいで生活をせざるを得ないわが身を思い返して何を思っているのだろうか。

画面のそこここに蛇と小さい人間が隠れている。細かい部分から順に調べた方が間違いない。

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女の顔部分。皮膚にしても髪の毛にしても小さな人間にも蛇にも見えるようになっている。蛇が人間を咥えている部分も人間が尻から子供を産んでいる部分も見える。鼻の下や唇が赤いのは人間を喰っているからだろう。鼻の下はイラストのように人間数体にも見えるが一体の蛇の頭にも見え、唇の所にいる赤い人間を喰っているようにも見える。

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左手の先。手自体も髪の毛にも人間の形が見て採れる。それを後ろの茶色い部分にいる蛇が喰いに来ている。或いは女が手に人間を掴んで後ろの大蛇に与えている。

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女の身体は過去に人間を喰っているのでその表面に人間が浮き出て見える。実際には喰った物を構成する有機物質が別の形で女の皮膚を新たに作っているのだろうが、観る者に分かり易く説明的に表現してあると思える。右乳房は小さな人間の後ろ姿で、その尻から生まれ這い出す子供が乳首となっている。

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女の左腕。肘の出っ張りは大蛇に呑まれる人間の頭である。もしくは生まれる子供である。肘の下の赤い血だまりのような部分は逃げないように押さえ付けられた人間たちと思える。

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背景部分にも人間の形が見える。蛇に喰われる人間・出産する人間が見える。

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全体のイラストにすると作者の意図が見えて来た。女の髪の毛・衣服・背景の中等至る所に蛇がいて、人間に噛み付きまた呑み込んで体内に取り入れている。喰われる人間たちは所々で性交し同時に出産している。

女の左手は肘から千切られ血を出しながら大蛇に上から咥えられている。左手も大蛇に上腕を咥えられていて、胴体と繋がっていないようである。女の背後の茶色い柱のような物は恐らくこの女の尻から下の部分だろう。すなわちこの女は両腕と胴が切断されてあたかも生きているかのように組み立てられているだけである。だから左手の下に血だまりが出来ている。横浜の中華街とかに行くと豚の丸焼きが店頭に飾られていたりするが、それと同様に奴らの食材としての人間が美術館に飾られているのだ。

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蛇を主に見て描いたイラストが上図右。蛇が何匹も重なっており判別しにくいが、右腕を咥える大蛇がいる。左手上腕を呑み込んだ大蛇は上から垂れて来て頭だけこちらに向いているのか。背景左下隅に茶色っぽい蛇が人間を横ぐわえしながらこちらを向いている。

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凄惨な食人画ではあるが、唯一の希望は人間の子供がたくさん生まれ出ている事である。生まれた子供だけを緑色にしてみた。女の頭の上にも尻から這い出る大きな赤ん坊がいる。人間を喰った分だけ増産させようとの意図が見られるが、蛇神の目論見以上に人間の繁殖力は強く、地球上に何十億もの数になってしまった現在、その数の力に戦々恐々としているのではないか。人間すべてが真実に気付いてしまう事を恐れているのではないか。

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画面左下隅の蛇は上図右のイラストのようにも見える。この蛇と女は視線が合っている。蛇の眼には睨んだカエルを動けなくするような催眠的な力を持っているらしい。この女も蛇に睨まれて抵抗できなくなり、殺されバラバラにされ喰われる事になったようだ。名画の中に隠された喰われる人間たちは全く抵抗しないのはこの目によってまず催眠術をかけられるからだろう。もし蛇と戦う段になったらこの目をつぶさないといけない。