名画の隠し絵

美術館にある名画には隠し絵がある。それは巨大な蛇の形をしており、人間を喰う姿が絵になっている。

ドガ 「ザ・スター」 生贄の現場の絵に気付いてほしいのか

ドガの未調査作品を見る。

ドガと言えばだれでも思い浮かべるのがこのような「バレエの踊り子」の絵だろう。過去に調べた「踊り子」の絵には巨大な化け物蛇が少女たちを襲い、喰う場面が描かれていたが、ここでも同じように少女たちが喰われまくっている。しかも手足をバラバラに千切られて残酷に・・・・。

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エドガー・ドガ 「ザ・スター」 1876~78年 フィラデルフィア美術館

舞台の上でバレエを踊っている少女を俯瞰的に見た構図で絵にしてある。背後にも踊り子の脚が少なくとも四人分くらい見えていて、それぞれ別の動きをしているので、練習中の光景を絵にしたのだろうか。絵の中心は片足を軸にして回転する少女である。その他の踊り子はいい加減に、雑に描かれている。彼女たちの後ろのカーテンか緞帳のような物が垂れているらしいが、不明確で何だかはっきりとは分からない。

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ドガの描く「踊り子」には一つも美しい点が見付けられないだろう。この娘の顔はどうだ。いくら回転に集中しているとはいえ、遠心力で筋肉がゆがんでいるとはいえ、これは無いだろう。眼は白眼になっているし、顔に当たった光が顎を照らして、まるで怪談を聞かせるために懐中電灯を下から当てたようになっている。

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この踊り子の上半身をイラスト化してみた。背後に巨大な蛇がいてそれに喰い付かれている。また別に彼女の左右に少し小さめの蛇が顔を見せている。そいつらが彼女の右腕や、身体に張り付いた小さな人間を喰っているように見える。

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向かって右手奥の、この白いのは大蛇に喰われる人間だろう。一人にも見えるし、二人が重なっているようにも見える。上から降りて来た巨大蛇に頭を呑まれ、地面に這っている大蛇に足を呑まれている。

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右手奥の、バレエダンサーに見えるこの部分は、数体の人間の身体で組み立てられている。僕にはイラストのように見える。顔の周りには蛇が襟巻のように巻き付いているようだ。

この部分図では左側に見える、地面を這う大蛇は、ここでは向きを変えてこの踊り子に喰い付くように見える。ピカソの「アヴィニョンの娘たち」でも背後の大蛇が右向きに見えたり左向きに見えたり、見る人によって自在に見え方を変えていた。それと同じだ。

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少女の左手が持っているのは何だろう? 上方の蛇神に捧げる小さな人間であろうか。この部分、何処をどう捉えたら良いのか分からない。

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床面は生贄の祭壇としての石舞台であるらしい。そこには過去に捧げられた人間たちの残像がうっすらと残っている。血の赤い色も少し見える。

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全体図。バレエを踊っている娘たちの絵では無い。巨大な蛇神に捧げられた家畜としての人間たちが、生贄の祭壇上で切り刻まれ、蛇たちによって奪い合うようにして喰われている阿鼻叫喚の地獄絵である。大きく描かれた踊り子の眼が白眼になっているのも頷ける。

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大きく単純化させて見るとこうなる。上方から巨大な蛇が一匹、床面にも巨大な蛇が一匹いる。上方からのが踊り子たちを喰い、床の奴(よーく見ていただきたい。見続けると巨大蛇の目が左右二つ見えて来ると思う。)は左下に薄く見える黄色い人間を喰っているように見える。

ドガに限らず、名画の中の隠し絵は、「巨大な蛇神による人間の捕食風景」を表しているようだ。「人間は家畜であり、食い物である。」事をこれでもかと示している。普通に育ってきた人間にとってはとても信じられない。ただこんな風に見える人には見えるように描いてあるのは何故か。気付いてほしいからなのかもしれない。