名画の隠し絵

美術館にある名画には隠し絵がある。それは巨大な蛇の形をしており、人間を喰う姿が絵になっている。

朱端 「寒江独釣図」 日本人の崇めるもの

年始、大抵の日本人は神社に初詣でに行くようだ。しかしその行為が、地球の支配者に対しての服従を示している事に気付かない。神社の正面にあるしめ縄は大蛇の絡み合った姿であり、その下で一年の祈願をするのは蛇神に我が成長を見せ、良い餌になった事を告げているような物である。他に家の玄関にも藁で編んだ蛇の飾りを掛けたり、蛇が鎌首をもたげているような形の門松をも置く人もいる。いい加減気が付かなければいけない。人は生まれた時から蛇型生命体への服従を教え込まれているのだ。

日本の古い絵を調べようとして「e国宝」を見ているとこんな絵が目に入った。正月そのものとは直接関係ないが、日本人の心のよりどころ、憧憬のような物がこの絵にはある。

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朱端 「寒江独釣図」 16世紀 明時代 東京国立博物館 重要文化財

雄大な中国の河、岸辺の岩の近くで一人小舟に乗って釣りをしている人がいる。岩の上には風の為に傾いた老松がある。岩も松も雪をかぶり、自然の厳しさを伝えている。遠景には川の向こう岸が見えるが遥か遠くである。こんな悠久の自然の中の釣り風景に観る人は引き込まれる。僕自身もこんな絵を傍らに置いて開かず眺め、雄大な古い中国の景色の中に思いをはせるのを老後の楽しみとしていた。漢詩水墨画の世界は日本人の心のよりどころの一つではないか。

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小舟の上で蓑を被り、寒さに耐えながら釣り糸を垂れる。背後には潜り込む為の寝床もこしらえてあるようだ。

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男の異様に白い脚の辺りが小さな人間の形をしていた。他の所を見て行くと蓑も寝床も、あちこちに人間の形が見て採れる。岸辺の小岩のような物の中にも人間が隠れている。草は大蛇の形であり、人間を襲って喰っているように見える。河の中の微妙な明暗の中に何やら蛇の頭や人間の後背位での性行為が見え出してきた。

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画面左下隅。大きく見れば大蛇の頭である。上から下に向かって大蛇が降りて来て小さな人間を口にしている。既に取り込まれた人間も透けて見えている。

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全体の下半分。松の木の中に人間の形が多く見える。こういう多くの人間の集まった所の上には大抵それを食う大蛇の頭が有るはずだが、ここでも多分そうだろう(トレースしながら探り探りしているので途中では分からないことがある)。

左下の飛び出した岩は、先ほど大蛇の頭だと言ったが、同時に大きめの人間にも見える。人間が背中を見せてうつむいている。その背後に直立した男性器を尻に当てているもう一人の人間が見える。

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全体図上半分。木は小さな人間、遠景の向こう岸も横たわった人間の身体であろう。この人間たちを口に当てる巨大蛇が上から降りて来ているのがうっすらと見え出した(画像処理ソフトで画面を明るく調整して、絵を見つめ、5分くらいすると次第に見えて来る。腹を落ち着かせて多角的に見るように頭を使って、目を細めたり首を少し横にしたりして初めて見えて来る)。

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画面全体をイラスト化すると上図右になる。喰われている人間・巨大蛇の後頭部・正面顔がだんだん見えて来た。

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色付けしてはっきりさせた。左側の岩場は上から垂れて来る大蛇ども。その口先には小さな人間がいる。河の中等には巨大蛇の後頭部・正面顔・横顔。やはり人間を咥えている。他にも小さく蛇が隠れているようだが大きく見るとこうなる。

中国明の時代の水墨画でも西洋の油絵・フレスコ画でも描かれている事は全く同じである。すなわち支配者は巨大な蛇であり、人間はその食料で地球は家畜牧場である事を言っている。

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その家畜の繁殖を促す為にこういう隠し絵が施されている。小さい性交図もあるが大きく画面いっぱいに描かれているのはこんな絵である。男(青)が後ろ向きに少し前かがみになっている。男性器を真横に突き出している。女(赤・岩山そのものが女)は尻だけしか見えて無い。尻を男の方に突き出して男性器を受け入れている。男の左手は男性器を掴み、女の両手は女性器を広げている。後背位でセックスしている図である。

面白いのはセックスしている最中にもう子供が生まれ出ている事で、異時同図法というのか、そういう表現が採られている。また男の尻からも子供が生まれているのは、たぶん男女の別が無い時期の繁殖行為を表している為だろう。

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こんな風にも見えた。僕がスケベでその事ばかり考えているから見えるのかもしれないが、横臥した後背位である。岩山が今度は男(青い輪郭)の方で、岩山の上のほうが顔に見える。切れ長の目と鼻が見える。下の突き出た岩は男性器で、それを手で支えている。河が女(赤い輪郭)で尻をこちらに向けて横臥している。女性器に男性器を受け入れているが、ここでも同時に出産している。

(位置的に差し込んでいるのは女性器の所では無く、肛門のように見える。人間の姿をした生命体を初め創った時にはニワトリのように性器と肛門が共用だった?)

牧場の家畜を喰って減ってしまったら、その分繁殖させて増やさなければならない。家畜たちにはこういう絵を見せて増産をマインドコントロールしなければならない。この絵は国立博物館が湿度・温度を一定にし、大事に保管している。日本人の汗水たらして働いて溜めた金を税金として取り上げてそれを持って保管している。頭の良いやり方だ。自分たちに示された指示媒体を自分たちの労働の代価で保管させている。蛇たちは労働することなく見ているだけである。いやそれどころか自分たちを「神」と呼ばせて毎年初めに崇めさせている。