名画の中の人喰い蛇

美術館にある名画には蛇の隠し絵がある。その蛇は人間を喰っている。

モネ 「散歩 日傘を差す女性」 世の中の不条理

僕が十代のころ好きだったモネの絵、この絵には草原に春風が吹いているような爽やかさが感じられた。確か妻と息子をモデルにした物だったと思うが、丘の上に立つ婦人が日傘を差してこちらを見ている。逆光の中、背中や尻に当たった光が眩しい。

この絵を一度目に調べた時、婦人の下半身が大きな男性器になっているのを発見してショックを受けた。背景の雲の形にも大蛇の顔などが隠されていてとんでもない絵だと思った。今回はより詳細に丁寧に見直す事にする。

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クロード・モネ 「散歩 日傘を差す女性」 1875年 ワシントン・D.C. ナショナルギャラリー

雲の形と共に、画面下端の草花の表現が不明確で怪しい。他に日傘はなぜこんなに緑が濃いのか、少年の顔が無表情なのは何故か、婦人の尻の辺りの服はどうなっているのか、スカートの下端は裏地が見えているのか、赤い花がそこにあるのか等の事を順に調べて行きたい。

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まず日傘。この中に大蛇が小さな人間をたくさん咥えているのが見えた。一口で10人以上を放射状に咥えている。婦人の顔や身体には小さな人間がたくさん張り付いている。顔のヴェールに見える水色の物は身体を伸ばした人間もしくは蛇であろう。雲の中にも人間を口にする大蛇がいる。

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夫人の身体は数体の人間の積み重ねによって出来ている。スカートの中の人間は一人の背後からもう一人が覆いかぶさって性行為をしているようだが、今の段階でははっきりと見えない。注目したいのはその下端である。四つん這いになった人間(青)が向かって左を頭にして尻を見せているが、スカートの下端でその人間の四肢が切られているように見える。切断面は真っ赤な血の色をしている(上図左の画像は元画像にコントラストを付け色を強調してある)。この人間の背後から覆いかぶさっている人間(青緑)も足が途中で千切れている。右足は太もも辺りで切られているようである。こういう残酷な表現はルネサンス期の絵にも見られたが、近代の印象派の絵の中に頻繁に見られる。マネ・ドガ等の絵にはこのブログでもそんな手足が切断された人間の表現が隠れていた。

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この少年の顔、目ばかり大きく口や鼻が無い。生きているのか死んでいるのか分からない。顔や体の中に小さな人間がおり、それがことごとく蛇に咥えられている。少し大きく見ると少年の身体自体が下から頭をもたげた大蛇になっている。両肩の所に両目があり、下顎を見せている。この大蛇が小さな人間たちや少年の首を呑み込んでいる。

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少年の背後には巨大な蛇が大口を開けて少年を狙っている。雲の中でも赤っぽくなっている部分がそれである。別に真上から降りて来た巨大蛇は少年の頭を既に丸ごと呑み込んでいるようである。

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絵の下端には必ず喰われる人間たちが無数にいる。ここでもそうで、大蛇の形、それに喰われる人間の形がこれだけ見て採れた。所々、喰われながら後背位でセックスしている人間もいくらか見える。

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左が元絵、右が全体図のイラストである。画面中で大蛇が人間を襲って喰っている。スカートの下半分の四つん這いの人間はこんな風に頭を右を右にした形にも見えた。セックスをしているのがうっすらと確認できるが、やはり四肢がその下端で切断されている。草の中にうじゃうじゃいる蛇たちに喰われたのだろうか。

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少し大きく見て、分かり易く色塗りして見た。草の中に大きな蛇がいて人間を喰っている。真ん中の人間は手足を大蛇に喰われながら子供を産んでいる。スカートの上半分の所にいる人間(黄色)は下の人間の上に馬乗りになり、男性器を下に突き出している。これら婦人のスカートの人間たちの背後の空の中にもセックスをする人間が隠れている(緑とピンク)。地上から少年を下から呑み込む大蛇の他に、画面右には鎌首をもたげる大蛇もいる。空からは大きさもまちまちな巨大蛇が降りて来ており、婦人や少年、隠し絵の人間たちを喰っている。重なり合って見難いが一番大きな蛇は婦人を丸ごと呑み込んでいる(青)。

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分かり難いかもしれないが僕にはこう見える。

一種の「春画」だろう。喰って減った分だけ家畜を増産しなければならないので、その性欲を刺激してセックスに励まさせる。美術館でこの絵を鑑賞する人間家畜たちの潜在意識の中にこういう画像を刷り込ませる事を目的としている。

婦人の下半身は以前見たのと同様大きな男性器である。今回これに付いた男の身体も辿れた(青い輪郭)。草の丘と背景の空の中の赤っぽい雲が繋がって男の形を作っている。男が横座りになって尻をこちらに向けている。大きな顔は少年の上に赤い雲が形作っている。右手は腰の上に、左手は大きな男性器を掴んでいる(手先の表現の捉え方には少し自信が無いが・・・)。

この男と重ねて表されている女の形も見える。画面いっぱいに大きな尻を見せている。顔は画面の左上隅にあるのでこの女も横座りである。右手は腰の上で日傘をも兼ねている。左手は婦人の上半身で、大きな女の股の間から出ていて女性器を広げるように片尻を持ち上げている。男の男性器の亀頭部分に女性器がある。少年の顔は尻の穴である。

男性器の先から精液が噴出している。この精液が、逆光の中で日を浴びた美しい表現とも見えた部分である。恐らくこの噴出は女性器の中での事を透かして見せているのだろう。

女性器から、また男の尻からも子供が産まれ出ている(男女の区別が無かった太古の時代の表現?)。

ふざけた性表現で人間を馬鹿にした絵かとも思っていたが、意外と残酷で、意味が深い作品であった。名画は見れば見るほど調べれば調べるほど世の中の不条理の理由が明らかになってくる。