名画の隠し絵

美術館にある名画には隠し絵がある。それは巨大な蛇の形をしており、人間を喰う姿が絵になっている。

ルノワール 「ガブリエルとジャン」 食人の光景・糞まみれ画像

ルノワールの絵に「脱糞」の隠し絵がある事を発見したが、その「ピアノに寄る少女たち」の3~4年後にもっと下品な絵を描いているのが見つかった。

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ピエール・オーギュスト・ルノワール 「ガブリエルとジャン」 1895~96年 オランジュリー美術館 

65×54cmの小品ではあるが、小品であるが故に隠し画題も明確である。

メイドのガブリエルがルノワールの次男ジャンを遊ばせている。粘土遊びだろう、メイドは牛を作って子供に見せている。メイドは「モナリザ」のように口角を上げ微笑み、子供は牛を興味深そうに見ている。日常のほほえましい光景を切り取って絵にしている。テーブルの上の粘土の量がやたら多く柔らかいのか固いのか分からない不思議な表現である事以外はおかしな部分は無いと最初思えた。見続けて行くと背後の壁の不明確な表現も気になって来た。

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メイドの顔。やはり髪の毛が小さな人間の集まりであった。左目の上に被さった乱れた髪も人間の身体である。下唇がずれ、のどが膨らんでいる事から何かを噛み、呑み込んでいるらしい事が分かる。口の右側の端(向かって左端)から何か飛び出している。ちょうど不二家のペコちゃんのように舌を出しているように見える。のどの辺りや顔のあちこちに赤い部分がある。

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このメイドの左目はつぶっているように描かれているが、大きく見開いているようにも見える。

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画質を変更すると何かを咀嚼しているらしい口、舌なめずり、膨らんだのど、飛び散った赤い色が良く見える。

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子供の髪の毛も小さな人間の集まりで出来ている。白い服の中にも人間の形が見て取れる。

口から何か飛び出ている。頬が膨らんでいるからこれも何かを食べている表現であろう。口の周り等が赤い。

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二人が手に持つ粘土はこれも小さな人間たちであった。粘土の陰影を細かく見れば見るほどその全てが人体で構成されている事が分かる。子供の手の中に4~5人の人間がいる。女の手の中にはより多くの人間がいる。牛の顔も前脚もすべて人間の身体の部分である。人間の佃煮のようだ。

二人はこれを喰っていたのである。巨人族の女と子供が小さな人間を喰っている。

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画面の下四分の一を見ると、また別の物が見えて来る。小さな人間が集まってより大きな人間の身体が出来ている。左右いっぱいに仰向けになった人間の姿が見えた。女と子供はこの人間の皮や肉を剥がし、小さく千切って喰っているようである。この人体の周りは赤い血でいっぱいである。

蛇族にとっては生で食べるのが常なので、これが日常の食事風景なのかもしれない。人間も肉を食べるが切り刻んで元の形が分らないようにし主に火を通している。材料の家畜には普通接触せず、専門業者に任せているので殺しているという意識はない。残酷な光景ではあるがやっている事はこの絵と同じであろう。ただ同族の人間が喰われていると言う事で見るに堪えない。 f:id:curlchigasaki:20190421105140p:plain

これが元絵。画質を少し変えてある。

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そして今回発見したのは、この糞まみれの絵であった。

二人の背後の壁には尻が幾つも並んでいる(女の頭の左右にある尻が比較的捉えやすい)。後ろ向きの尻であるが、その割れ目から茶色い棒状の物が出ている。女の頭の上の尻、子供の頭の上の尻から出ている物は二人の頭の上で山盛りになっている。これらの糞はすなわち喰われた人間のなれの果てであるとすれば二人の髪も糞である。頭全体にそれを被っている。

女の右の糞は肩を通って下の粘土に繋がっている。つまり生贄となっている人間も糞である。

僕もこんな解説はしたくない。ルノワールの絵が「人間は糞である」との隠し絵を秘めているなどとは。ただ人間とは何かと思い、その答えの一端が名画の中にあると思い、調べて行く途中でこんな結論に出会ってしまっただけである。

この絵は人間にとっては残酷な、蛇神支配の巨人族の食人の光景。またルノワールが家畜である人間をどう思っているかが分かる絵である。

女の背後の壁は尻であると共に同時に女に喰い付く巨大蛇の正面顔をも見せる。今回はこの二人を呑み込む巨大蛇神よりも「糞まみれの絵」のインパクトが強すぎてそれはどうでもよくなった。