名画の中の人喰い蛇

美術館にある名画には蛇の隠し絵がある。その蛇は人間を喰っている。

ゴーギャン 「悪魔の言葉」 イヴの誕生とその使命

前回のゴーギャンのイヴの絵、その8年前にも同じポーズの絵が描かれていた。

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ポール・ゴーギャン 「Words of  the Devil(悪魔の言葉)」 1892年 ワシントン国立美術館

この絵の女は作者はイヴとして描いているのだろう。1900年のイヴは左右を反転している。ここのイヴには背後に大蛇がいる。聖書の記述に中での悪魔によるイヴの誘惑・そそのかしの場面を描いて「Words of the Devil」とした物だろう。イヴと大蛇の間にいる仮面を被った座る人物は悪魔の化身か。

この絵にも秘密の真実が隠されている。

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イヴの指が非常に長い。この指が何かピンク色の物を押さえているように見える。口もわずかに開いていてそこが赤い。

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イラスト化しながら詳細に見ると、やはり小さな人間を手に持ち、口に入れているようだ。顔も体も髪の毛も人間を構成する有機物質の組み立てで出来ているから、別の言い方で言うと人間をいつも喰っているから人間の姿の組み立てで描かれている。

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股間を隠す白い布は小さな人間である。

身体を構成している人間は所々で人間にも蛇にも見えるように描かれていて、それが別の人間に喰い付く形になっている。

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イヴの全身図。この絵では手と足が逆になっていたりせず、小さな人間の積み重ねで描かれていた。

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仮面を被り、その周りに布を当てているらしい。

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この人物も細かい人間の姿の積み重ねになっている。手の指・足の指が異様に長い。特に下半身、後ろに投げ出された右足は大きさも形も不自然で、取って付けたようだ。この仮面の人物は人では無いのだろう。

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この仮面の生き物の手の先には何かオレンジ色のもやもやしたものがある。調べてみるとイラストのような物になった。小さな人間が中心で、所々蛇に襲われている。

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全体図。背後の森もイラスト化しながら見て行くと次第に見えて来た。

イヴは池のような所に立っており、後ろの仮面が何か粘土のような物をこねて水に溶かしている。(人物が岩の上にいるのは生贄の儀式の形だが、岩の色が違うからそれでは無いらしい。)

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背後の森に人型が見えた(青)。尻を上に高く上げた形でうつぶせている。その尻から子供が産まれている。男性器も描かれ、その先から白い精液が放出されイヴの方に飛んでいる。この男の尻の中には別の精液も蓄えられている。

イヴの足元向かって右に別の男性器らしき物があり、それから池に向かってオレンジ色の精液が流れ出ている。これが仮面の生き物の放出する物と混ざる。

イヴはこれら二つの遺伝子を混ぜ合わされて誕生したと言っているのかもしれない。聖書にはイヴはアダムのあばら骨から神によって創られたとか書いてあるが、その様子をこの絵は描いてあるのではないか。すなわち「イヴの誕生」の絵である。

イヴに悪魔の言葉を伝えているのが蛇の化身である仮面の生き物で、その背後には大蛇がいる。

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森の中には巨大な蛇の正面顔が見える。大きく口を開け女を喰おうとしている。

下方にも巨大な蛇がおり、池はその蛇の頭になる。人間を喰うこの巨大蛇の鼻先にイヴが立ち、蛇の食事の手助けをする。仮面は巨大蛇の脳と思えるあたりに座り、あたかも脳神経を通じてイヴに言葉を伝えているようにも見える。イヴの左足だけがオレンジ色をしているのは、悪魔の言葉がここから伝わっている様子を表したのだろう。

アダムの後にイヴと言う女を創り、悪魔は彼女に何の言葉を伝えたのだろう。誘惑? 欲望? 金? 堕落? ・・・・はたまた夢? 楽しみ? 幸福? 繁栄? 希望?