名画の隠し絵

美術館にある名画には隠し絵がある。それは巨大な蛇の形をしており、人間を喰う姿が絵になっている。

ダヴィンチ 「キリストの洗礼」 生贄の少年

この世はまやかしの世界であり、人は生まれた時から洗脳されて育っている。真実は常に隠されるが、時に垣間見れる場合がある。

比較的はっきり見えると思えるところを見ている。

この絵は以前に何回も見て来たが、今回その一部分に注目した。

f:id:curlchigasaki:20201112212815j:plain

レオナルドダヴィンチ(ヴェロッキオとの合作) 「キリストの洗礼」 1472~1475年 フィレンツェウフィツィ美術館

背景にUFOが描かれている事、イエスのチンチンが丸出しである事等を見て来た。イエスと言うまがい物が空からやって来た蛇神の食事に加担している図である。

f:id:curlchigasaki:20201112212828j:plain

今回はこの二人の少年に注目した。さらに詳しく調べてみたい。

手前の少年の方が奥の少年に比べて美形であり、顔に麗しさがあるし、体の線も優雅な曲線を描いているのでダヴィンチの作画であり、奥の少年は師匠のヴェロッキョの作画であると思っていた。誰かの解説でもそう書いてあったと思う。弟子のダヴィンチの作画があまりにも素晴らしいので師匠は以後筆を持たなかったとか。

確かに手前の少年は美しいのだが、おかしな点もいくつか見える。

f:id:curlchigasaki:20201112212843j:plain

少年たちの顔を拡大すると、どうも普通では無い。奥の少年の眼窩にあざがある。はれているのか。口もひん曲がっている。誰かに殴られたような顔である。手前の少年の顔もよく見ると瞼がはれ上がっている。

この二人は暴行を受けているのではないか。そう言えば奥の少年はイエスから顔を背け、手前の少年がイエスを恐れるかのような顔をしているように見えて来る。特に手前の少年の左目には敵意さえ感じられる。

f:id:curlchigasaki:20201112212859j:plain

手前の少年は右足の膝を付き、左足の膝を前に突き出しているようだが、画面を明るくして皺をよく見るとこの左足の形はおかしいではないか。

奥の少年の下半身は全く描かれてない。イエスの衣服の右側にある赤黒い部分はこの少年の下半身では無さそうだ。

f:id:curlchigasaki:20201112212915j:plain

右腕でイエスの衣服を持って洗礼の儀式の手伝いをしているようではあるが、肘が変に平板でうまく描けてない。衣服の先に右手の指先が見えてもよさそうなのに全く見えてない。

奥の少年の左手は水平に描かれているがこの手と腕との繋がりがどうなっているのか。

上腕・下碗の存在が確認できない。

f:id:curlchigasaki:20201112212934j:plain

画面を明るくし、コントラストを強めてあるが、イエスの服の下あたりや手前の少年の左足があると思われる辺りの下が変に赤っぽい。左足の下と思える部分は筋肉組織が露出しているように見える。

f:id:curlchigasaki:20201112212950j:plain

少年たちの身体をトレースしながら細かく見てみたらこんなイラストになった。手前の少年の左足は膝から切れており、その切断面が見えている。両腕も肩から下が無く、手と見える部分には小さな人間が複数張り付いてそれに見せている。

(この少年たちも巨人族であるらしい。聖書の中でネフィリムと言われる者だ。)

奥の少年は手はあるが腕が無く、下半身も無い。胴から真っ赤な血が真下に流れ落ちて川に注がれている。

この少年たちはイエスと言う蛇神の手下に捕まえられた、蛇神の食糧であるらしい。手足をバラバラにされてもその姿勢を保っているのは、時間的な差を同時に描き表しているからだろう。つまり少年たちは後刻喰われることを一つの絵の中に描き込んであると言う事だろう。

f:id:curlchigasaki:20201112213008j:plain

イエスと洗礼者ヨハネの間に見える洞窟の入り口は、実際結構遠くにあるのかもしれない。蛇神が降りて来るまでの間、イエス等神の協力者たちが少年たちをこういう洞窟に閉じ込めておいたのだろう。今そこから引っ張り出されて喰われる所が描かれている。

(洗礼者ヨハネの左手は皮膚がはがされているので、彼は神の協力者であるにしても後に喰われる運命にあるのだろう。)

f:id:curlchigasaki:20201112213027j:plain

この部分を見ていただきたい。イエスの右足の向かって左、少年の持つ服との間に川の中の様子が描かれている。ここに千切れた手が見えると思う(イラストでは黄色くした)。その下には円筒形の、切断された手か足のような物が沈んでいる。

f:id:curlchigasaki:20201112213048j:plain

イエスの足の下には、恐らく奥の少年の下半身と思える物がある。イエスはそれを足で押さえるようにしている。イエスの左足の土踏まずのアーチ曲線と水の中の尻の曲線がぴったり合う。

f:id:curlchigasaki:20201112213106j:plain

さらに目を右側に向けるとそこにも何やら怪しげな物体がいくつも見えて来る。

コントラストを強めたこの部分図では、川の水の色が血のように赤い。この赤色は元々この絵に有った色であり加工は一切してない。

f:id:curlchigasaki:20201112213132j:plain

川の中の様子をイラスト化した。人間の身体がそのまま、あるいはパーツになって沈んでいる。所々に蛇も隠れている。

洗礼者ヨハネの足の下にも人間が押さえ付けられているし、杖の先では切断された足を押さえている。

イエスと洗礼者ヨハネの間に大きな蛇の頭が隠されていた。ヨハネの足の輪郭をそのまま使って表されている。鑑賞者は絵の中の登場人物に気を取られてなかなかこれに気付けない(僕も今回初めて見つけた)。この大きな蛇は少年の足とヨハネの足下の人間の頭を齧っている。

その他イエスの服自体も恐らくコブラの頭であるらしいし、その下の岩も鱗を見せる大蛇であると思うが、今の所はっきりと形を掴めない。いつか時間が経ったらはっきり見えて来るかも知れない。