名画の隠し絵

美術館にある名画には隠し絵がある。それは巨大な蛇の形をしており、人間を喰う姿が絵になっている。

ダヴィンチ 「岩窟の聖母」ロンドン版 マリアはUFO に乗って人間を喰いに来る。

レオナルド・ダ・ヴィンチを続ける。今回は次の作品、ロンドン版の「岩窟の聖母」である。ジメジメした薄暗い岩場にいるマリアと言う事で、蛇の遺伝子を強く受け継いでいる者の絵としてはふさわしい場面だ。

ルーブルに同画題の作品があって、先にそれを調べたが、マリア以外の人物は全て生贄の肉体であって、マリアが肉を喰らいに空からやって来ている図であった。

レオナルド・ダ・ヴィンチ 「岩窟の聖母」 1495年~1508年 ロンドン・ナショナル・ギャラリー

ルーブル美術館の物が1483年~1486年とされているから、それが正しいとすればルーヴル版から22年ほど後に描かれた物と言う事になる。

左がルーヴル版・右がロンドン版である。違いはロンドン版の方で人物の色がやたら白っぽく、陽に当たらない生物のような感じがする事であるが、これは写真の撮り方で多少色が変わってしまう事があるので、ここではあまり問わない事にする。

コピーしたような全く同じ絵では無く、全ての個所で微妙な違いがある。どちらが先に描かれたのか分からないが、前の作品を思い出しながら二度目の作画をしたと言うのではない。全く最初から別作品として描き始めていると思う。

大きな違いは、イエスの背に手を当てる天使ガブリエルが洗礼者ヨハネを指ささず、その代わりに視線をその方に向けている事・ヨハネに十字架と毛皮の衣を身に付けさせてより分かり易くしている事である。

ルーヴル版ではマリアの手の下の幼児がイエスかヨハネかよく分からなかったが、右の子が祝福のサインを与え、左の子が感謝のポーズを取る事でヨハネと分からせたかったのだろう。

マリアの顔の白さ、黒目の不明確さから、この人は血が通った人間なのかどうか疑う。可愛らしい幼児を見てもこの無表情さ、冷たい女だ。いや女とは限らない。男にも見える顔である。頬が微かに膨らんでいるように見えないだろうか。何かを口に含んでいるように見えるのだが・・・・。

ルーヴル版を調べたのと同様にしてマリアの身体をイラスト化してみた。両足の所に大蛇の頭がある。その胴体は背後の岩に繋がっているようだ。やはりこいつは蛇の化け物である。蛇型生命体が地球に来て比較的初期に創られた猿人とのハイブリット生命体であろう。巨大な蛇型生命体が地上の人間を喰いに来る時、生贄たちを集めて喰いやすくしておく係である。洗脳しておとなしくさせ、手足を切断して呑み込みやすくしている。

膝の下にこの大蛇に喰われている青い人間が二体ほどいる。腹の所(大蛇の頭の所)にもどこかで捕まえて来た小さな人間を乗せている。

目がうつろな洗礼者ヨハネ。ぷくぷくと良く肥えた子だ。餌をたっぷりやった豚のようだ。

十字架を手と肩の間に挟んでいるように見せているが、よく見ると腕の所で棒が喰い込みすぎている。焼き鳥の串のように腕を串刺しにしている(ラファエロの絵だったか、同じように洗礼者ヨハネの頭を十字架が貫通している絵があった)。

左手の形が崩れて良く分からない。

このヨハネ、上半身と下半身の大きさがアンバランスである。下半身だけこちら側に飛び出ているように大きい。腹の所で切断されているのではないか。頭も上の方が欠けている。マリアに捕まった巨人の子供であり、手・足・首・胴が既に切られて蛇神がすぐに呑み込めるようになっている。

手に持っているのは小さい人間か? 血だらけになった自分の左手か?

イエスの身体も肥えてぶよぶよである。特に下半身はチャーシューかチラガー(沖縄の豚の顔皮)のようである。天使の手がこのぶよぶよの下半身肉襦袢を履かせて支えているように見える。

イエスの手足・首・胴は寸断されているようだ。天使が捕まえて来た生贄だろう。

整った顔立ちの天使ガブリエル。ヨハネを見ているのだろうか。しかしあまり興味が無さそうだ。頬が下の方で少し膨らんでいるので、こいつもマリアの仲間であり、人間を喰う存在であろう。

天使はイエスの身体がばらけないように両手で支えている。ルーヴル版のようにイエスの頭に右手を置き、その手で頭を支えるよりもこっちの方が自然だろう。

こういう片膝を突いたポーズは、「キリストの洗礼」の左側の少年・「受胎告知」の天使と全く同じで、やはり奥側の足が無い。切られて足元に転がっている。天使の翼も良く見れば大蛇であり、天使に噛み付いている。蛇神に食事を用意した彼女(彼?)も結局蛇どもに喰われる運命にある事を説明している。

画面一番下は、岩窟の水たまりの描写らしい。「キリストの洗礼」と同じように水の中に生贄の人間の残骸が溜まっているようだ。それらを喰っている大蛇もたくさんいる。

人間たちを幼児イエスやヨハネや天使がその身体の下に押さえ付けている様子が見られる。まるで食物連鎖のようだ。小さな人間を巨人族が捕まえて喰い、その巨人族も巨大な蛇神に喰われる。

全体図。

マリアは右上に着陸しているUFOから降りて来たものらしい。天使によって用意された生贄の祭壇上ではマリアを始め大蛇たちが小さな人間たちを喰っている。

処女懐胎をしたと言うマリアだが、この絵ではマリアの背後に巨大な男性器が屹立しているように見える。レオナルドはキリスト教その物がまがい物である事を知っていたらしい。

画面を大きく見ると、巨大な蛇神が見えて来る。人物の輪郭・岩の境目・何も考えずに色や線を繋いで行くと、画面上に大きく巨大蛇の姿が見え始める。ただこの「岩窟の聖母」では見えにくい。もう少し研究を深めてからもう一度チャレンジしてみたい。何度も挑戦していればその内突然別の見え方が出来るかもしれない。僕の人生もあと残りがあまりないと思うが少しでも真実を深く探れれば良い。