名画の中の人喰い蛇

美術館にある名画には蛇の隠し絵がある。その蛇は人間を喰っている。

ゴッホ 「プロヴァンスの収穫期」 本当にコーンの収穫風景なのか?

この絵も来日しているそうだ。

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フィンセント・ファン・ゴッホ 「プロヴァンスの収穫期」 1888年 イスラエル美術館

Google Arts&Cultureには「Corn Harvest in Provence」とあるので、スィートコーンの収穫風景と言う事か。

少し異論をはさみたい。コーンにしては向こうに見える未収穫の草丈が低すぎるし、手前の刈られた跡の様子も麦か稲のように密集している。コーンの収穫なら実をもぎ取るだけであり、茎はそのまま刈り取らずに残しておくはずだと思う。この絵は収穫後何日かして茎だけになった残差を片付けている図ではないか。しかもたった一人でやっているのもおかしな光景である。ミレーの「落穂ひろい」のように大人数で作業するのが普通では無いのか。荷車も鎌一本も持ってない男は何をしているのだろうか。茎葉を纏めて乾燥させるにしても随分と雑な仕事に見える。もう少し整然と並べられないのか。

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元絵の画質を変え、コントラストを変え、彩度を下げ、ぼかしを入れ、小さくしてみた。青い空の中に何か怪しげな顔が浮かび上がってくる。画面全体に顔があるように見えて来る。

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青空の中に見えたのは、このイラストのような、ゴジラっぽい顔。他にいくつもの顔が見えたりするが、一番大きく捉えるとこの顔になる。

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下段の収穫風景の中に何が隠れているのかが分かりにくい。茎葉を束ねた物はコントラストを強めると赤色が強く出て来る。恐らく血だらけの生贄の肉だろう。ちょうどゴジラの口の下に位置している。

切り株を表す赤い点線は、その粗密で何かの形を隠しているはずだがまだよく見えて来ない。

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画面中央部に位置し、作者にとって一番主張したい物。捉え難いがイラストのような身を寄せ合った生贄の人間の姿であるようだ。頭は皆ゴジラの口の中に入っていて見えないのか。

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向かって左側のわらの塊。大蛇に喰われる人間たちの図があちこちに表現されているようだ。

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唯一の登場人物は何故か後ろを向いている。男だと思うのだが、やたら下手な描き方である。ゴッホは描こうと思えばもっとうまく描けるのに‥‥これは何だ。左肩は、右手は、頭はどうなっているのか分からない。わらをくるくると束ねている様には見えない事も無いが、それにしても何故後ろ向き? 

イラスト化しながらこの部分図を長い時間見続けた。こんなイラストが描けた。男は背後の蛇神に生贄の人間を捧げているように見えて来た。

f:id:curlchigasaki:20220223191744j:plain全体図での隠し絵はこんな物だろうか。

空の中に神が顔を見せている。地上の人間たちは彼らの食糧として存在している。その証拠に神の口の下に人間の肉体がある。

地上部分はまた別の見方も出来るかもしれない。特に左側のわら束の辺りの判読が難しい。何年か経ってまた見直しをすればよりよく見えて来るものがあるだろう。