名画の隠し絵

美術館にある名画には隠し絵がある。それは巨大な蛇の形をしており、人間を喰う姿が絵になっている。

ミレー 「松明での鳥の猟」 監視する目・洗脳する目

美術館に展示されているいわゆる名画の背景に、画面いっぱいに巨大な怪物の顔が描かれている場合が多い。両目が二つ並んでいるので見つけやすい。この目は現代でも、絵画以外でも見受けられる。

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ジャン・フランソワ・ミレー 「松明での鳥の猟」 1874年 フィラデルフィア美術館(アメリカ)

怪物の目は肖像画などでよく見られるがこの絵にも見える。

ミレー没年が1875年であり、この作品はその前年の作。

夜間木にとまって寝ている鳥を、松明で脅かして棒で叩いて捕ると言う、そんな猟の仕方が西洋ではあるらしい。松明を鳥たちに向けて差し出し脅す係、慌てて飛び立つ鳥を空中で叩き落とす係、地面に落ちた鳥を捕まえる係とが描かれている。農民の猟の仕方がよく分かる。

しかし鳥の姿がよく分からない。鳥らしきものは2~3羽くらいで後は黄色いひょろひょろした線が飛び散っているばかりで、飛び立つ鳥と言われればそうかなぁと思える程度の描き方である。夜間逆光の中の農民と素早く飛び立つ鳥、描きにくい主題をよくも描いたものだ。

疑問点としては、向かって左側の棒を振り上げている男、蓑を背負っているのか? おかしな形の蓑だ。右側の男、松明を持つ左手の脇下の形が何か変だ。右足の所で跳ね上がっているのは川の水? 地面で鳥を捕まえようとしているらしい女の手先は隠す必要があるのか? 尻を向けて鳥を捕まえている男の手の中にあるのは本当に鳥か? 松明の先に鳥の大群が止まる木があるのか?等である。

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鳥の大群の表現の中にこんな隠し絵を見つけた。立っている二人の男の背後に巨大な蛇が正面顔を向けて迫って来ている。頭の大きさだけで二人の身長の二倍はありそうな巨大な蛇である。大きさがここまであると人間など抵抗できる訳が無い。実際にこんなのが迫ってきたら、そもそもまずその目に見入られた恐怖で身動きできなくなるだろう。なすすべもなく飲み込まれるだけとなる。

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二人の男のこん棒の上方に蛇の目がある。上図はその左右の目を部分図にした物である。ぼかしを入れて見やすくしたつもりだがどうだろう。飛び立つ鳥の群れが偶然こんな円形の黒丸を創り出すだろうか。これは瞳まで持った目である。

巨大蛇はまずこの目でもって人間を威嚇し、一種の催眠状態にしてから呑み込むようだ。19世紀のミレーの絵の中でこんな風に隠されている目は、今日でも別の形で我々を威嚇している。

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テレビ局・新聞社のロゴマークが目を表しているのは、単に映像を送り出す・社会を観ると言った意味だけでなく、人間を支配している者が人間を見つめて幻惑し洗脳する意味も含まれている。

最近になってスマホが急速に普及したが、スマホは近いうちにより小型化し、手に持たなくても良いようにチップ化され、体内に埋め込まれると僕は見ている。マイナンバーカードもデータとして連携され、ちょうど上図のTBSのロゴのように頭にアンテナを付けてロボット化された「人」を目指していると思われる(目の形では無いが)。

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グーグルクロームのロゴは全体では目の形であり、色を抜いて見ると、「666」の数字を3つ合わせて回転させたものであり、黙示録の獣の刻印を表す数字となっている。

ニフティのロゴは、青い巨大蛇が一つの赤い地球を丸抱えにして巻き付いている形になっている。全体としては目の形に見えなくもない。

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ミレーの絵に戻る。背景の巨大蛇の顔の中にまた別の巨大蛇の顔が現れる。松明を中心にした蛇の顔が見える。また更にその下に別の蛇の正面顔も見える。少なくとも三重くらいに、蛇の顔が隠れている。

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向かって左の男、手足のバランスが悪い。両手が太く、両足が細い。はっきりとは見えて来ないが、逆立ちをしているのではないか。すなわち世の中に見える事は全てでたらめで本当の事は逆になっていると言っているのか。

背負った蓑のような物は自分より少し小さめの人間である。二人くらい背負っているように見える。また上に上げた手にも人間が乗っていて、空に掲げているようである。神への生贄を捧げているらしい。

この男は神の食事の手伝いをしている。

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向かって右の男、やはり体の左右に人間を纏わり付かせているようだ。周りから何匹もの大蛇に喰い付かれている。松明のようにして掲げるのは生贄の人間である。

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地面に這いつくばって鳥を追う二人の男女。定石どおりであるなら、画面下端には生贄の人間で満ちているはずである。どうか。

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向かって右側にある石のような物、これは人間の山積みである。その周りにも人間の形が多く見て採れる。大蛇にその場で喰われている者も表しているらしいが、分かりにくい。

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全体図。農民たちは鳥の猟をしてはいない。巨大蛇の目に威嚇され、洗脳されてボーっとしている人間たちを狩り集め、空から来る蛇神に生贄として捧げているのである。画面下方の鳥を手で持つ男は、地面に転がった人間の手を掴んでいるようにも見える。

 

今日生きていても蛇の目に囲まれている事に気付く。紙幣にも「真実を見つめる目」とか言うのが印刷されているし、大企業のロゴマークの中にも目の形を見つけたりする(例えばトヨタとか)。我々は今でも監視され、洗脳され続けている。