名画の中の人喰い蛇

美術館にある名画には蛇の隠し絵がある。その蛇は人間を喰っている。

ロセッティ 「花輪の女性」 蛇に囲まれた女

前回と同じくロセッティの絵を調べる事にした。美女の顔に魅せられたからだが、しかしこの絵は難しかった。ダヴィンチの「モナリザ」のように様々な隠し絵が複雑に重ねられていて簡単には解読できない。

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ダンテ・ゲイブリアル・ロセッティ 「花輪の女性」 1873年 シティ・オブ・ロンドン自治体

花に囲まれた美女がハープを奏でている。上方左右には天使が描かれ、美女の左肩辺りには青い鳥もいる。装飾的・幻想的な絵で、上流階級の居間に飾られるのにふさわしいような絵だ。

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青い瞳・滑らかな白い肌・肉感的な厚い唇・豊かな赤い髪等本当に美しい。

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前回見た絵と同様女の唇には何かが挟まっている。向かって右側にも左側にも何か小さな人間の手足のようにも見える物が飛び出している。目はこの部分図にして見れば何か恐怖を表しているようにも見える。

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前回の絵の髪留めの布の位置にスカーフ様の物が巻き付いており、これは明らかに蛇である。目もはっきり見えている。2~3匹の蛇が絡まってこの形を作っている。その口先には当然のように小さな人間が咥えられている。

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右手の辺り。ハープの上端にある花輪は小さな人間の形で作られた蛇の頭である。蛇の体内に既に取り込まれた人間であり、それが透けて花びらに見えている。花輪の下端の黄色い花はこれから取り込まれる人間である。

女の手の平が異様に膨らんでいるが、そこに人間の背中があるようだ。女は人間を手に持ち上方から降りて来る蛇たちに人間を与えているらしい。

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画面下半分がうまく解読できない。名画の下端には生贄の人間たちが山と積まれている・・・・はずだがどうもうまく形が辿れない。イラストのように人間だか蛇だか不明確なままになってしまった。こういう不明確な表現の場合、作者の意図する隠し絵が複合的になっていると思える。すなわちある部分が蛇の頭であり、人間の身体であり、また同時に小さく見て蛇と人間でもあり、大きく見てまた蛇と人間になっていたりする。ルノワールの「2人の姉妹」を以前見たが、それと似たような印象を受ける。それは画面全体に大蛇がぐるっと取り巻き、手前の籠に人体のパーツが盛られていると言う絵だった。その8年前に描かれたこのロセッティの絵にも似た隠し絵があると思うのだが・・・・もう少し時間をおいてからもう一度見ればもっとよく見えて来るのかもしれない。

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左上の天使、瞳がやたら大きい。まるで死人の様だ。赤い髪に見えるのは顔に巻き付いた大蛇では無いのか。蛇が生首を締めあげて空中に持ち上げているのではないか。

右の天使。翼に見えるのは白蛇であろう。髪も蛇であるらしい。

その下の青い鳥。目が死んでいてくちばしも閉じている。まるで道端に落ちている鳥の死骸の様だ。この部分は見方を変えれば顔をこちらに向け、ニョロっとした胴体を見せる蛇ではないか。

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全体図。蛇っぽい部分を中心にイラスト化してみた。するとそれぞれの蛇の口先には必ず小さな人間の形が見える。左下には人体のパーツである手が転がっているのか。

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全体図を別の見方で見る。巨大な蛇が女を丸ごと呑み込む、下端の人間たちを女の袖の所を頭とする大蛇が咥えると言う図になった。

この画面全体を占める巨大蛇が、この地球を支配する神の中の神だと思う。イエスや仏陀の父とも言う。常に隠し絵で半透明のように描かれているから人間とは次元の違う世界にいるのかもしれない。ただ時々三次元の地上に降りて来てそこの有機生命体を食糧とするのだから次元の移動が出来るのだろう。

 なかなか新しい発見は出来ないものだ。世界中の名画を無作為に調べまわしている内に何かが見つかれば良い。地道な作業の中から少しずつ成果が生まれる。焦ってはいけない。