名画の中の人喰い蛇

美術館にある名画には蛇の隠し絵がある。その蛇は人間を喰っている。

レンブラント 「天使とレスリングするヤコブ」 鑑賞者は誘導されて仮想現実に入り込む

 

この作品は意外と難しかった。最初この絵は男女のセックス画像が描かれていると見えた。しかしそれ以外の物が見えて来ない。

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レンブラント・ファン・レイン 「天使とレスリングをするヤコブ」 1659年 ゲマルデ・ギャラリー(ベルリン)

聖書の中の一説話だが、日本の相撲の始まりを語った話であると聞いたことがある。日本人とユダヤ人は共通の神話を持っているらしい。

二人の身体におかしな所が何か所もある。天使の左手首が太すぎる。右肩の形が尻の割れ目の様だ。右足のふくらはぎの筋肉の付き方が不自然。左足はどこか。ヤコブをまたいでいるのか。ヤコブの尻の所が不明確。ヤコブの両手はどうなっているのか。右肩の形がまた変だ。天使の羽と背景の岩のような物の陰影は何を表しているのか。

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天使は恍惚とした表情をしている。格闘している最中の顔ではない。口から何か赤い物(画像にコントラストを付けるとその赤がはっきりした)が飛び出している。右の下頬が膨らんでいる。

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ヤコブの目は死んでいる。顔全体の色も均一で死体の様だ。口ひげ・顎ひげはそれっぽくない。

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全体図ではこんな風に僕には見えた。ヤコブ(薄赤色)は仰向けに寝ており上体だけを起こしている。天使(薄黄色)がその上に跨ってセックスをしている。天使の左手と見えた手はヤコブの右手であり、天使の右足に見えた足はヤコブの左手である。

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天使は小さな人間を喰っている。喰われた人間は天使の身体を構成している。

ヤコブは小さな人間の塊である。この絵はヤコブの形に固まった小さな人間たちを天使が喰っている図ではないだろうか。餌としての人間たちが寄せ集まってヤコブの形になっていて、それを膝の上に乗せて食事している天使の図ではないか。

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全体図。天使の身体とヤコブの身体の中に、こんな隠し絵が見えた。二組の男女が交接している図である。黄と赤・青緑と青の男女が後背位でそれをしている。

背景の岩のような部分には巨大な化け物(緑色)が大口を開けてこれら交接中の人間を呑み込もうとしている。

 レンブラントの絵の隠し絵は複数重なっていて分かり難い。時間を掛けて見続けても中々それらしい形が見えて来ない。人間の繁殖を促す図像がそれなりに見つかったが、それ以上の物が見えない。

一般人にはそれとは分からないように隠し絵をして、それがいかに巧妙に隠されているかが画家の評価ででもあるかのようである。

この絵が「天使とヤコブレスリング」だと言われればそう見てしまって疑う事をしないのは思考が洗脳されてしまっているからである。よくよく見れば人間の男女の繁殖行為が含まれ、蛇の遺伝子を継いだ天使が小さな人間を喰っている図であるらしい事が見えて来る。

学校で教育されてきた事、テレビのニュースで言っている事、テレビドラマや映画・ゲームの世界は、その表面だけを受け取って全面的に信じてはいけない。全て仮想現実なのだ。

新型コロナウィルスの感染拡大を防ぐためと言う名目で在宅勤務だのテレワークだのが言われているが、これはいつでも仮想世界に移住する事を可能にする準備なのかもしれない。パソコン画面の向こう側にいる人がCGに取って代わられても気付かない。騒動が収束した後、人間の精神は肉体と切り離されて仮想現実の世界にまた一歩入り込むのかもしれない。