名画の隠し絵

美術館にある名画には隠し絵がある。それは巨大な蛇の形をしており、人間を喰う姿が絵になっている。

ラファエロ 「システィーナの聖母」 なんて不気味な絵なんだろう

何年か前にはこのブログで、畑にいる生き物の事を書いていた。今は絵画芸術の中に生命の秘密が隠れていると日々探っている。人間と言う生き物の鍵を握っているの者の秘密が少し見え始めた所だ。ただその秘密があまりにも辛い現実であることに驚いている。自然の中の生き物の方が真実を教えてくれるのかもしれない。そちらを見ている方が健康的で良いのかもしれない。しかし怖いもの見たさと言うのもあり、自分の得意分野で追及したいと言う気持ちも強く、ひたすら絵画作品を見続けるつもりである。

今年はラファエロ没後500年だと言う。Wikipediaによると1520年4月6日に37歳の生涯を終えたそうだ。

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ラファエロ・サンティ 「システィーナの聖母」 1513年 アルテ・マイスター美術館(ドイツ・ドレスデン

多くの人々を魅了し、ドイツ・ソ連・そしてまたドイツへと移動した曰くつきの絵である。聖母の典型、有名な天使たち、いろいろなことが言われるが、それはどうでも良い。僕は人々とは全く別の見方をしたい。

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幼児イエスは驚いたように目を見開いている。若い聖母マリアは無表情で冷たい目をしている。

マリアの口の右端から何かが出ているようには見えないだろうか。マリアの口からイエスの頬辺りに掛けて黒いモヤッとした物が見える。先の大戦での避難先での損傷と言うよりも元々意図的に描かれた物では無いだろうか。

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下端の二人の天使の顔、頬がふっくらとして確かに可愛いが、上目遣いの目にどこか敵意のような物を感じる。

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そしてこれ。画面左の僧侶の頭の上に描かれた無数の天使たちの顔。何かホラー映画のような気味悪さがある。骸骨が無数に並んだ大量虐殺現場を思い出す光景である。

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聖母の頭の上にも同じような不気味な顔が並んでいる。これらを見て鑑賞者は「祝福する天使ケルビムたちの顔」とでも思っていたのだろうか。

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エスの右足は足首の辺りで切れている。よく見ると足先が無い。左足も異常にねじれているので恐らく切られている。乳首の位置が高すぎる。イラスト化すると上図右のようになった。複数の人体が組み合わさってイエスの身体を作っている。

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下端の天使も複数の小さな人間の身体がで組み立てられている。所々に蛇の形も見え、その蛇が人間を口にする形になっている。

二人の背後の雲は大きな蛇の頭である。こちらを向いて二人に喰い付こうとしている。

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右の女は聖母の信奉者だろうか、しかし聖母の方を見ていない。

身体の中に人間が何体も隠れているが互いに重なり合い、透けて見えるのでイラスト化するのが難しい。マリアへの生贄の人間を衣のように身に纏っているらしい。

分析しにくい部分はそこに何重にも形や意味が積み重ねられているからなのだろう。

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左の僧侶も判読しにくい。手に何も持っていないように見えるが実は小さな人間を押さえ付けて持っている。衣は人間で出来ており、口に小さな人間を咥えている。拡大してみると口に牙が生えているようだ。

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左は元絵、右は全体をイラスト化した物。

蛇神の化身のマリアが地上に人間を喰いに来ている。二人の補助者が餌としての人間を集めて捧げている。足元には生贄の人間が無数に転がっている。背後の天使の顔は過去にマリアが喰った子供たちの顔であろう。

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人間たちの姿は大きく見ると大蛇の形の中に含まれる。マリア以外にも大蛇がたくさんいて、人間を襲っている。下端の天使たちも二人の信奉者も大蛇に巻き付かれ、呑み込まれている。マリア自身も同じようにイエスごと大蛇に巻き付かれ呑まれている。上方左右に開かれたカーテンも空から降りて来た巨大蛇であり、さらに大きな蛇もマリアの後ろにいる。

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同じ絵の中にもう一つの隠し絵があり、それがこれである(上図右)。

マリアの上体の風になびく衣は女性器であり、そこからマリアとイエスが生まれ出ている。背後に大きな女が尻を向けているがその女性器、あるいは子宮内かもしれない。マリアの下半身は男性器であり、女性器に入ろうとしている。聖母子は普通の生殖で生まれたと言っているのかもしれない。左右の信奉者の身体にも男性器・女性器の挿入場面が隠れている。下端の白い雲は女体の尻と背中であろう。二人の天使がその胎内に含まれる。この女体の尻に僧侶の男性器が挿入されようとしている。聖職者の性交場面を隠し込んでいる。

 

過去調べた物をまとめるよりも、こうして一つ一つの絵を丹念に見て行った方が後味が良い。時間と手間がかかるがこの方が性に合っているようだ。トレースと言う手作業の中で見出す発見がある。